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会員数が7万人を突破したオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」に人が集まる理由

2020.10.24


西野亮廣さん

お笑い芸人の枠を超え、絵本作家、オンラインサロンの運営者、経営者として、日々数多くのプロジェクトを運営し、成功させている西野亮廣さん。サロン集客、チーム運営、サロンを軸とした循環型発想など、大胆だが緻密なその手法に迫る。

誰にでもわかる内容をマメに更新し続ける

 日本最大の会員数を誇るオンラインサロンといえば、西野亮廣さんが主宰する「西野亮廣エンタメ研究所」だ。内容も充実しており、タレント・作家という枠を超えて動き続ける西野さんの最新情報がわかる。主宰者との距離感が近いのも特徴だ。また、サロンを中心に多くのプロジェクトが進行しており、メンバーもその運営に携わることができる。

「多数の事業が同時進行しています。僕が最初に作るのは、シナジーマップです。各プロジェクトと、理念の広がりと、広告とお金の流れを矢印で示しています。重要性が高いものは大きく描き、一目でわかるように交通整理をしていく。時代の空気に合わせ2~3か月に1回は描き直しています」

 そう話しながら、下の地図の画像を見せてくれた。

 この世界の中心に絵本がある。

「絵本から大陸が広がっていて、一番大きな大陸は、オンラインサロン。一番重要なので、そこに僕は時間も労力も注いでいます」

 サロンメンバーは専用記事が読める。非会員向けのブログや音声メディア「Voicy」、YouTubeなど複数の発信場所があるが、情報の深さと新しさは、会員向けコンテンツが圧倒している。特筆すべきは今年の年末公開予定の『映画 えんとつ町のプペル』の製作情報だろう。製作統括者としての信条や次々と考案される仕掛けをリアルに語っている。平易な文体でわかりやすいからこそ、胸を打つ。

「横文字や難しい言葉を使わないことが大切。サロンのメンバーは、地方に住む80代の方もいれば、子育て中の人もいる。(情報は)人に届かなければ意味がありません。それを考えれば、選ぶ言葉も変わってきます」

 サロンの会費も月1000円と、ハードルが低い。それでも運営の難しさを痛感するという。

「月額課金なので、継続か退会かは毎月判断されます。会員を減らさないためには、こまめに発信をし続ける必要があって、そのために僕はインプットし続けなくてはいけない。安定した仕事に時間を割いてしまうと、インプットの量が減るから、サロンを回せないんです。だから厳しい状況のところに自分から飛び込んでいきます」

 インプットとアウトプットは、プロジェクトを通して行なわれる。

「これは分が悪いな、どうすればいいんだという仕事に挑むとなると、大急ぎで吸収し、突破しなければなりません。その過程は、ネタの宝庫。例えば新型コロナウイルス感染拡大が連日ニュースになっていた頃、僕は〝サロンメンバー全員を守る〟と決めました。飲食店経営者のメンバーが窮地に立たされていたので、そのエリアの飲食店を徹底的に調べ、どうすれば守れるかを調べて。そうすると、インプットだらけなんです」

西野さん手書きのシナジーマップ

西野さん手書きのシナジーマップ。プロジェクトは〝大陸〟のように描かれ、大きいものは優先順位が高い。理念を広めること、広告効果、お金の動きは矢印で表記され、一目でわかる。手書きの美しさに、スタッフのモチベーションも上がる。

サロンメンバーがスタッフになることも

 現在「天才万博」「スナックCANDY」「プペルバス」「美術館プロジェクト」「スラム街支援」「被災地支援」など、複数のプロジェクトが進行している。サロンメンバーがスタッフになっているものも多い。

「去年、エッフェル塔のギャラリーで『えんとつ町のプペル』の絵画展を開催したのですが、途中からインターン生に任せました」

 この決断の背景には、代表が動かないと回らないチームは小さいままで終わる、という考えがある。それでは今、西野さん本人が取り組んでいるプロジェクトは何なのか聞いてみた。

「エンタメを止めないことです。そのために、トイレットペーパー、食器用洗剤、使い捨てカイロの開発に取り組んでいます。必要不可欠なモノやインフラを押さえ、インフラの利益でエンタメを作れば、エンタメが止まることはないなと」

 一見すると突飛なようだが根本を押さえた発想と実行力。そしてメイキングの発信力で、サロンの会員は増え続けている。

「理詰めで考え、確実に勝つ。奇をてらう、逆張りとかはもってのほかです。オンラインサロンには、発信を続ける根気が必要。自分だけの〝エモさ〟や〝偏愛〟がある文章は、読み手が反応します。あとは人に会うこと。美術館をつくる計画が進んでいますが、これには地元の方の応援が必要です。住民説明会をしても仕方がない。一番効率がいい進め方は飲み会なんです。お子さんとかの話を聞いたりして。むっちゃ仲良くなります」

 多くの人に会い続け、彼らの顔を想像しながら情報発信を続けている。その情報には、この〝ドブ板営業〟のような行動から生まれる〝血が通っている感じ〟とリアリティーがある。これがオンラインでの情報発信において、最も人の心を打つものなのかもしれない。

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