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好きな人とうまく付き合うことができない「蛙化現象」が起こる原因と解決策

2020.10.03

こんな女性は蛙化現象に注意   

蛙化現象が起きやすい女性には、どのような傾向があるのでしょうか。その特徴をチェックしていきましょう。もし当てはまるものが多い場合は、注意が必要です。

片思い状態が楽しい   

片思い中は、相手のよいところばかりに目がいくものです。例えば、少し気遣ってくれただけで「優しい人だな」、大人数の中で盛り上げている様子を見たら「面白い人だな」「かっこいい」と思うのではないでしょうか。

このように、好きな人を見てドキドキワクワクしている状態は、片思いだとしても楽しく感じるでしょう。友人との恋バナも片思いの方が妄想が膨らむため、盛り上がるものです。

「彼のことをもっと知りたい」という気持ちより、「見ているだけで十分」「今の状態が楽しい」と思うようであれば、蛙化現象が起きやすいタイプかもしれません。

冷たいと言われることがある   

以前付き合っていた異性に「冷たくなった」と言われたことはありませんか? もしその経験があるとしたら、すでにそのとき蛙化現象が起きていた可能性があります。

彼氏に対して嫌悪感まではないものの、そっけない態度を取ったり、LINEの返信をあえて遅くしたり、冷たい態度を取っていたのかもしれません。そのような行動の裏には「気持ち悪い」「避けたい」という気持ちがあったのではないでしょうか。

付き合った途端に前ほどの気持ちが湧かなくなると、無意識にこのような行動を取ってしまうケースは少なくありません。

付き合った後に後悔しがち   

本来は好きな人と付き合えたらうれしいはずですが、付き合って早々に「付き合わなきゃよかった」「失敗した」と思ってしまう経験が多い女性は、蛙化現象を引き起こしがちな傾向があります。

その原因は人それぞれですが、男性や恋愛に対して理想が高い人ほど後悔しやすいようです。心の準備ができていないまま付き合うことを決めてしまった場合も、このパターンに当てはまるでしょう。

スキンシップを避けたい

一般的に、付き合うと手をつないだりキスをしたり、2人の関係性を深めるためにもスキンシップは取るものです。好きな相手に対して「触れ合いたい」という感情が湧くのはごく自然なことです。

しかし付き合っても「スキンシップは避けたい」と強く思うようなら、それは蛙化現象の兆候があるかもしれません。

ただし、恋愛経験が少なく単に心の準備ができていないだけなら、そのことを相手に素直に伝えることで解決策は生まれます。

そのまま放置するとどんな問題が起こる?   

蛙化現象をそのまま放置した場合、どのような問題が起こるのでしょうか。蛙化現象によって起きがちなケースを二つ紹介します。

恋愛関係が長続きしない   

好きな人と両思いになったとしても、付き合った途端に気持ちが冷めてしまうため、恋愛関係が長続きしないでしょう。そのような恋愛を繰り返していれば、周りからは『軽い女』というレッテルを貼られる可能性もあります。

さらに、異性から好かれることに喜びが見いだせないため、恋愛自体に臆病になってしまうことも考えられます。蛙化現象が起きると、本人も気持ちの変化に追いつかず辛い思いをするケースが多いのです。

恋人を傷つけてしまう

両思いだと思っていたのに、突然冷たい態度を取られたり避けられたりすれば、恋人は傷つくでしょう。あまりの急展開にショックを隠しきれない人も多いです。

その理由をきちんと伝えなければ、恋人は「自分のせいだ」と勘違いしてしまうかもしれません。相手に辛い恋愛経験を味わわせたりトラウマを残させてしまったりする可能性があるのです。

異性との付き合い方に悩んだら、自分と向き合うことが大切   

異性と付き合う上で、一度も悩んだことがない人はいないでしょう。性別の違いはもちろん、恋愛経験や考え方などすべてにおいて違うため仕方がないことなのです。

何か問題にぶつかったときは、自分と向き合うチャンスと捉えることが大切です。自分との向き合い方について見ていきましょう。

自分を好きになり自己肯定感を高める   

一般的に、蛙化現象は自己肯定感が低い女性ほど陥りやすいといわれています。自己肯定感とは、自分の存在や価値を認め、どのような自分でも受け入れられる感覚のことです。

自己肯定感が低いと、せっかく好きな人と両思いになっても「本当に私でいいのか」「私を好きになるなんて相手も変わっているのかもしれない」と不安や疑問が湧いてきてしまいます。

自分のことを認めて好きになることで、このような心理状態に陥ることが少なくなってくるでしょう。「私が選んだ人だから大丈夫」と自信が持てるようになるからです。

過去のトラウマを克服する

過去に辛い恋愛経験をしていると、新しい恋をしたとしても「きっとこの人も裏切るだろう」と考えてしまいます。辛かった思い出がフラッシュバックして、どうしてもネガティブな思考になってしまうのです。その結果、蛙化現象のような心理状態に陥るわけです。

このトラウマには「もう傷つきたくない」「恋愛するのが怖い」という気持ちが隠れています。無意識のうちに恐怖を感じている自分に気付き、少しずつ癒していきましょう。

恋愛に対するイメージが変われば、新しい異性と出会ってもポジティブに考えられるはずです。

蛙化現象を乗り越えるコツ   

蛙化現象を経験すると「こんな気持ちになるくらいなら、もう恋愛はしたくない」と思ってしまうのではないでしょうか。極端な感情の変化に、自分自身も戸惑い疲れてしまうからです。

どうすれば蛙化現象を乗り越えられるのでしょうか。そのコツについて解説します。

理想の恋愛を求め過ぎない   

女性は、気になる人のことを自分の理想と重ね合わせる傾向があります。「きっと、こんな人だろう」「こういうことをしてくれるだろう」と期待し求めてしまうのです。

その期待が大きければ大きいほど、応えてもらえなかったときの落ち込みも大きいでしょう。そして、気持ちが冷めるなど蛙化現象が起きてしまうわけです。

最初から理想の恋愛を求め過ぎないよう意識しておくだけで、このような心理状態になることは防げます。

相手を理解する努力をする   

付き合ってすぐにスキンシップを取らなければいけないわけではありません。気持ちが追いつかない場合は、正直に伝えた上で、まずは相手のことを理解する努力をしましょう。

お互いを理解するには『話す』ことです。自分の趣味や仕事のことを話したり、相手に質問したりして、会話のキャッチボールを楽しんではいかがでしょうか。

相手の内面に触れることで安心感が得られるため、少しずつ気持ちにも変化が生じるはずです。

相手に気持ちを共有する   

付き合う前に、自分が蛙化現象に陥りやすいタイプであることを相手に伝えておくことも大切です。真剣に付き合いたいと考えてくれている人なら、正直に伝えても離れていくことはないでしょう。きちんと向き合ってくれるはずです。

ただし、蛙化現象という言葉自体知らない男性も多いです。その場合は、分かりやすく説明してあげると同時に、実際に起きた場合の対策などを2人で話し合っておくとよいかもしれません。

自分を改善する気持ちを持つ

自分がどうして蛙化現象に陥ってしまうのか、その原因が分からないとモヤモヤするものです。反対に、原因が分かるだけで気持ちはスッキリして、前向きになれます。

好きな異性に対して嫌悪感を抱いたときのシチュエーション、過去の恋愛で傷ついた出来事など、原因になりそうなことを紙に書き出してみましょう。自己分析すると、蛙化現象に陥らないための対策が見えてきそうです。

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