iPhoneに登録したクレジットカードで支払いをする
Apple IDに登録したクレジットカードは、App StoreやiTunes Store、Appleの公式サイトで買いものをする際に選ぶことで支払いができます。
Apple Storeアプリでは、Apple Payで支払えるほか、「ご注文手続きへ」をタップすると、Apple IDに登録したクレジットカードを選択して支払いできます。
Walletアプリに登録したクレジットカードは、コンビニなどで電子決済サービスの「iD」や「QUICPay」として、iPhoneをかざして支払いができるほか、Apple Payに対応しているWebサイトやアプリ内でクレジットカードを選んで支払いが可能です。ただし、Webサイトやアプリ内では、Visaブランドのクレジットカードは選択できません。
iPhoneに登録したクレジットカードで支払いできない理由
iPhoneに登録したクレジットカードで支払いができない原因は、以下のようなことが考えられます。
クレジットカードの有効期限が切れている可能性があります。Apple IDでログインして、クレジットカード情報を更新してみてください。
クレジットカードの利用上限額を超えた場合、カードが使えなくなります。利用上限額をチェックしてみましょう。
クレジットカードの利用料金をきちんと支払っていない場合、カードの利用が停止されます。きちんと引き落とされるように、引き落とし銀行の残高は常にチェックしましょう。滞納がある場合は、できるだけ早く返済しましょう。
また、Apple Payでアプリ内課金やSuicaアプリのチャージ、Webサイトで決済する場合は、Visaブランドのクレジットカードを選択できません。Walletアプリに他のブランドのクレジットカードを登録しましょう。
iPhoneに登録できるクレジットカードがない場合、課金するには?
学生でクレジットカードを持てない、クレジットカードの登録に抵抗があるなどで、iPhoneにクレジットカードを登録できない場合、アプリの購入や課金にはほかに2つの方法があります。
1つは「App Store & iTunes ギフトカード」、通称iTunesカードを購入して登録する方法です。iTunesカードはコンビニで購入することができます。カード背面のスクラッチをコインなどで軽くこすると、Xで始まる16桁のコードが確認できますので、それを自分のApple IDに登録すると、購入した金額分がチャージされて買いものに利用できます。
App Storeアプリを開き、画面右上のプロフィールアイコンをタップ。「ギフトカードまたはコードを使う」をタップするとこの画面になるので、16桁のコードをカメラで読み取って入力します。
iTunesカードのほかに、ドコモ、au、ソフトバンクのユーザーは「キャリア決済」も利用できます(2020年8月下旬現在)。年齢などによって1か月に支払える上限額が決められているので、使いすぎを防げます。
iPhoneにクレジットカードを登録することをためらう人がいるかもしれませんが、Appleはプライバシーやセキュリティを重視する企業です。指紋認証のTouch IDや顔認証のFace IDで守られるので、もしかしたらお財布の中にカードを入れて持ち歩くより安全といえるかもしれません。しかも、サクッと買いものができて快適です!
※データは2020年8月下旬時点での編集部調べ。
※本記事はカードの利用を推奨する目的はありません。あくまで自己責任にてお願いします。
文/房野麻子