上手に付き合うコツ
自分の身近なところにかまってちゃんがいる場合、行動や発言に悩まされることがあります。身勝手な振る舞いに、怒りを感じることもあるかもしれません。
どのようにすれば、上手にかまってちゃんと付き合えるのでしょうか?コツを知るおくことで、うまくかわしたり、疲れない距離感を保ったりできるようになりましょう。
相手のペースに巻き込まれない
強引な行動や発言で自分に注目を集めようとするかまってちゃんは、周りのペースを自分のペースに巻き込む力が強い傾向があります。上手に付き合っていくためには、『巻き込まれない』ことを意識しましょう。1度巻き込まれると、そのペースにはまってしまい、いつも同じパターンになりやすくなるからです。
まずは、かまってちゃんのペースに持ち込まれないことを意識しましょう。1対1でいるとかまってちゃんのうそがエスカレートしたり、どこまでも一緒に付いてきたりするのであれば、まずは1対1でいるのをやめるのです。1人で対応するのが大変な場合は、困っていることを伝えて他の人に協力してもらうと、うまく対応できる可能性があります。
適度な距離を保つ
ペースに巻き込まれないことと同時に、『適度な距離を保つ』ことも大切です。
会社の同僚であれば、あくまでもビジネスの仲間としてドライに接してもよいでしょう。仕事上必要なやり取りや意思表示をしっかりとして、その他の部分では線を引くことも可能です。
仲が良い相手であれば、注意したり相手をしたりしながら付き合うのがよいでしょう。しかし、近づき過ぎると、かまってちゃんに振り回される可能性があるので要注意です。
適度な距離は、かまってちゃんとの関係性によります。自分なりの快適な距離感を探ることで、無理なく付き合えるようになるはずです。
無視するのは逆効果
かまってちゃんのペースに巻き込まれないことや、適度な距離感を探ることは、上手に付き合う上で役に立ちます。しかし、『無視は逆効果』につながるため注意しましょう。
愚痴を言っている時に相手から何も反応が返ってこないと、いきなり怒り出すことがあります。怒ったかまってちゃんは、相手を悪者呼ばわりして自分に都合よく周りに悪口を言いふらすことがあるのです。
より面倒な事態に巻き込まれる可能性があるため、無理のない範囲で相づちや返事をすることを意識しましょう。
彼氏・彼女がかまってちゃんだった場合の対処法
もしも恋人がかまってちゃんだった場合、どのように対処すればよいでしょうか?同僚や友人よりも深い関係だからこそ、違った対処方法で関わっていく必要があるかもしれません。
問題を指摘し、改善を促す
まずは、恋人の行動や言動で困っている部分を指摘し、改善してもらえないか話してみましょう。
例えば、1日に何通もメッセージが送られてきて困っているなら、そのことを伝えます。大量のメッセージ全てに返信できないことや、見落とすこともあると伝え、メッセージを送る数を減らしてもらうことや、全てに返信をしなくても文句を言わないように頼むのです。
1人で考えたり行動したりさせる
人に依存しがちなかまってちゃんが恋人なら、1人で考えることや行動することに挑戦するよう、促してみるのも一つの方法です。挑戦といっても、小さなことで構いません。例えば、ショッピング中に2種類の服で迷っているとき、恋人が自分で選ぶよう促すのです。
小さなことから始めることで、少しずつ自分で考え行動できるようになっていきます。自立して行動できれば、自分に自信が持てるようになることも期待できるかもしれません。次第に、注目や関心を集めるための困った行動や発言が減っていくこともあるでしょう。
構成/編集部