コロナ禍で、在宅勤務が日常になってきた今日この頃。パソコンの画面越しに会議や打ち合わせをする機会も増えてきているが、自宅だからと気を抜いている瞬間を部下は意外と見ているかもしれない。
そんなオンライン会議の実態がこのほど、株式会社マンダムが実施した「オンライン会議での上司に関する調査」によって明らかになった。
なお本調査は、40才以上の男性上司を持つ20~30代男女440名を対象にして実施されている。
オンライン会議での上司の見られ方、「服装がラフになる」は支持率1位、「髪型が乱れている」は残念率1位!
オンライン会議での上司の身だしなみにおいて、対面時との違いについてどう感じるか聞いたところ、「髪型が乱れている」は残念度合い( 「とても残念」「残念」の合計)が43.0%と一番高く、支持率( 「とてもいい」「いい」の合計)を上回っていた。
しかし、「髪型がナチュラルになる」は残念度合いが15.5%で、支持率は71.6%と好印象ととらえる部下が大半となっていた。カッチリとキメる必要はないようだが、ヘアスタイルの乱れは要注意のようだ。また、支持率1位は「服装がラフになる」で78.9%にも上り、適度なリラックス感は印象がいいようだ。
あなたの上司はどのタイプ? 部下が選んだ在宅時の上司タイプは、「在宅カジュアル上司」が最多に
上司タイプで一番多いのは、「在宅カジュアル上司」で他のタイプと大きく差をつけて42.7%を占めていた。
続いて、「どこにいても全く同じ安定上司」が15.5%、「在宅時もオフィスもキメてる上司」が13.9%、となっており、「髪など乱れている寝起き型上司」も10.9%いるようだ。
前述のとおり、オンライン会議での髪の乱れは残念度№1。部下に残念に思われないために、在宅勤務時でも寝癖などは整えてオンライン会議に備えたいところだ。
オンライン会議での上司について、「ほっこりしたこと」エピソードを紹介!
オフィスとは違った上司の一面が見えたというエピソードが多数寄せられた。こういったオンライン会議ならではの出来事をきっかけに、心の距離が近づくこともありそうだ。
今後もさらに身近な存在に!?オンライン会議、今より増えると感じる人が最多!
オンライン会議をしたことをある人に、今後の想定実施頻度を聞いたところ、「働き方改革が進み実施頻度は増える」と答えた人が35.2%と最も多くなっている。
また、「今と変わらない頻度で実施」と答えた人が26.6%と次いで多く、計6割以上の人が今以上の頻度で実施されると認識しており、今後オンライン会議は多くの人にとってより身近な存在となりそうだ。
前述のエピソードなどを踏まえると、直接会わないオンライン会議でも、部下は案外上司のことをしっかり見ているのかもしれない。
<調査概要>
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査時期:2020年5月実施
・調査対象:: 40才以上の男性上司とオンライン会議を実施したことのある20~34才男女 440名(マンダム調べ)
出典元:(株)マンダム
構成/こじへい