全方位型ベラベラジジイの恐怖
前からこの銭湯のサウナ室ではちょくちょく出くわしていた、いっつもしゃべりまくってるジジイなんだけどさ。オマエ、入口に『会話厳禁』って書いてあったの読んでないのかね?
まぁ読んでも「知ったこっちゃねェ」とか「オレは大丈夫!」とか思ってる輩なんでしょうよ。
銭湯でコロナ感染の危険性があるっていったら脱衣所かサウナ室っていわれてる。
でも脱衣所での感染の危険があるのは、ロッカーの手すりだのなんだのに感染者の飛沫がくっついてて、それをを触って感染するみたいなパターンだから、気をつければ防げる。ちゃんとこの銭湯には消毒スプレーが置いてあるから、脱衣前と風呂上がりの脱衣所を出る前に手を消毒するだけで、感染リスクはかなり軽減できる。
だが問題は、サウナ室でベラベラしゃべるジジイである。
ただ普通に考えると、ちょっとくらい会話しても、サウナ室のベンチってみんな同じ方向向いてるから直接飛沫が他の人に飛んでくることと少ないと思うんですよ。小さな声でさ、下向いて話すくらいなら問題ないと思うの。
エアロゾル感染のリスクも捨てきれないけと、同じ方向向いてて、サウナ室の換気も最近はかなり気にしてるみたいだから、それほどビクビクすることもないんじゃないか? という気もする。
しかし、ベラベラ馬鹿ジジイをみくびってはいけない。
そういうバカジジイってのは、自分の話を人に聞いてもらいたいもんだから、横向いたり後向いたり、とにかく首をグルングルン回して話しまくるのだ!
360度ツバ吐きマシンみたいな状態になっているのだ!!
これにはまいった!
サウナ室の入口に小さく『会話厳禁』って書くくらいじゃダメだよ。
オレ自身が視力悪いからわかるんだゅと、ジジイっていったらやっぱり老眼だよ。ましてや風呂では眼鏡外してることもおおいから、そんな文字見れてないっていう可能性もある。
じゃあどうすりゃいいのかっていうと、無粋かもしれないけどサウナ室内にでっかく『会話禁止』って、紙じゃダメだろうから、木の板かなんかにペンキででっかく書いて立てかけとくしかないと思う。いやいや、そんなんじゃ効かないかもしれない。