一度は行きたい 絶景の有名温泉地
入浴剤に使われるほど有名な温泉地の中には、絶景を味わえる温泉地も少なくありません。雄大な自然に触れながら、日常の疲れを癒やしましょう。
夜には湯畑をライトアップ 草津温泉
群馬県にある『草津温泉』は、古くから日本を代表する名湯の一つとして広く知られています。
温泉街のシンボル的な存在で観光名所なのが、『湯畑』です。湯畑は常に温泉が湧き出ているため、湯煙が舞い上がっています。昼間は湯煙の中、湯畑の周りに敷き詰められた瓦の歩道を散策するのが人気です。湯畑に注ぎ込まれる湯滝は、美しいブルーグリーンで、夜にはライトアップがされ、神秘的な雰囲気を堪能できます。
『熱乃湯』で行われる『湯もみショー』も人気で、実際に湯もみを体験できます。
河川敷には混浴の噴泉地 下呂温泉
岐阜県にある『下呂温泉』は、1000年以上の歴史がある日本三名湯の一つです。無色透明のお湯はスベスベの肌触りが特徴で、『美人の湯』とも呼ばれています。
河川敷にある『噴泉池』と呼ばれる、無料の混浴が有名です。水着の着用が義務付けられているため、女性でも安心して利用できます。開放感のある温泉で、夜空を眺めながらゆったりするのも思い出になるでしょう。
古風な宿からリゾート型のホテルまで数多くの宿泊施設があるため、自分の希望通りの宿泊施設でくつろげます。また、『下呂温泉合掌村』や『下呂発温泉博物館』など観光名所もあります。
間欠泉や地獄谷もある景勝地 登別温泉
『登別温泉』は、北海道を代表する日本有数の温泉地です。温泉街の人気の観光名所の一つは『地獄谷』で、火山の噴火でできた小さい火口から温泉が吹き出す独特の景色を遊歩道から眺められます。また、『鉄泉池』や『泉源公園』では、地獄谷から流れる温泉が煮えたぎる様子や勢いよく吹き出す間欠泉も見られます。
北海道の大自然を感じながら温泉に入り、漁港が近いため新鮮な海の幸も堪能できるのが魅力です。また、近くには『のぼりべつクマ牧場』や『登別伊達時代村』などテーマパークや観光地があり、飽きることなく過ごせるでしょう。
女性のひとり旅の注意点
思い出に残る楽しいひとり旅にするためには、注意しておきたいポイントもあります。どのような点に注意すればよいのか見ていきます。
SNSは控えよう
近年はSNSが身近なため、特に何も考えずに投稿してしまうことも珍しくないでしょう。しかし、旅行中のSNSは注意が必要です。
「〇〇なう」や「これから〇〇へ行きます」「〇〇ホテルの温泉が最高!」などと投稿してしまうと、あなたの居場所が特定されてしまうリスクがあるためです。場所が特定されないように気を付けていても、土地勘のある人なら背景から場所を特定できることもあります。
また、スマホで撮る写真にも注意が必要です。位置情報がオンになったままでは、撮影した画像に位置情報の記録が残ります。そのままSNSに投稿してしまうと、居場所が特定される可能性があるのです。スマホのカメラを使う際には、位置情報をオフにしておきましょう。
油断は禁物
海外旅行と違い、「国内旅行は安全だ」と油断してしまいがちです。油断が隙を生み、思わぬトラブルへと発展することもあります。
例えば、電車やバスの中で『スリや置き引き』の被害に遭う人は少なくありません。移動中の居眠りに注意し、棚に貴重品の入ったバッグなどを置かないようにしましょう。
構成/編集部