職場で「一番ストレスを感じたセリフ」と「一番癒されたセリフ」
ビジネスパーソンがこころの健康を害する原因の一つとして「職場の人間関係によるストレス」を挙げられるが、多くの人はどんなタイプの人にストレスを感じているのだろう。
今回大和ネクスト銀行が全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソン1000人に、“こんな人が職場にいたらストレスが溜まってしまう”と思う人について聞いたところ、「すぐにキレる人」(51.1%)が最も高く、次いで、「いつもイライラしている人」(48.8%)、「自己中心的な人」(47.2%)、「噂や悪口ばかり言っている人」(46.8%)、「嫌味を言ってくる人」(45.6%)となった。
すぐにキレる、イライラするなど、ネガティブな気持ちを態度に出すような人に対し、ストレスを感じる人が多いようだ。
男女別にみると、「いつもイライラしている人」(男性38.0%、女性59.6%)は、男性と比べて女性のほうが21.6ポイント高くなった。
年代別にみると、50代では「自己中心的な人」(54.8%)、「不平不満ばかり言っている人」(54.0%)、「口だけ達者で仕事ができない人」(48.8%)が、他の年代と比べて高くなった。50代ビジネスパーソンは、周囲への気配りができない人や、口だけで行動が伴っていないような人に対して、ストレスを感じるようだ。
また、職場では、同僚のどのような言葉がストレスの原因となってしまうのか。
全回答者(1,000名)に、同僚から言われて一番ストレスを感じたセリフを聞いたところ、1位「まだできないの?」(34件)、2位「仕事が遅いね」(12件)、3位「使えないね」(10件)となった。
仕事をせかされたり、仕事のスピードについて指摘されたりすると、気持ちが焦り、精神的な負担につながってしまうのではないだろうか。
では、同僚のどのような言葉に“癒された”と感じるのか。
全回答者(1,000名)に、同僚から言われて一番癒されたセリフを聞いたところ、「ありがとう」(101件)がダントツとなり、以降、2位「頑張っているね」(34件)、3位「大丈夫だよ」(18件)が続いた。
ビジネスパーソンの多くが、同僚からの感謝の言葉に癒されているようだ。また、仕事での頑張りを認めてもらえたり、「大丈夫」と心強い言葉をかけてもらえたりすると、気持ちが安らぐ人が多いことがわかった。
もし周りに疲れている人がいたら、癒しの言葉を投げかけてみては?
構成/ino.