イヤホン/ヘッドホンはともに装着の形式や機能の種類、音質の違いなどそれぞれ特徴がある製品だ。本記事では、イヤホンとヘッドホンの違いやおすすめの商品を紹介する。
イヤホンとヘッドホンの違いって何?
イヤホンは耳の穴に差し込んだり、はめたりする小さなオーディオ機器だ。耳に差し込むカナル型、耳の穴のふちにはめこむインナーイヤー型、耳に掛ける耳掛け型の3タイプが主となる。
一方ヘッドホンは耳を覆う形で装着し、イヤホンより大型だ。耳をすっぽり覆うオーバーイヤー型と耳に乗せるオンイヤー型の2種類がある。
長時間つけても疲れないイヤホンとヘッドホンの選び方
耳の穴に入れるイヤホンは、長時間使うと耳が痛くなりやすい。オーバーイヤータイプのヘッドホンなら、耳を圧迫しにくいので比較的負担が軽い。また、骨に振動を伝えて音を聞く仕組みの骨伝導イヤホン/ヘッドホンは、音量を抑えても聴きやすいため、比較的疲れにくい。
【参考】難聴リスクが心配な人におすすめ!耳を塞がずに聴ける世界初の完全ワイヤレス骨伝導イヤホン「earsopen PEACE」
コスパの良いイヤホンとヘッドホンの選び方
主に屋外で使用するならワイヤレスが便利だが、比較的安価な有線のほうが安定して接続でき、バッテリー残量も気にせずに済む。また、イヤホンの場合はカナル型がその構造上、遮音性に優れている。
イヤホンとヘッドホンのおすすめメーカーを紹介
イヤホン/ヘッドホンを販売しているメーカーは数多い。高音から低音までのバランスが良い、低音が魅力的、デザイン性に優れているなど、メーカーによって個性は様々だ。性能の良さは最低条件だが、それに加えて何を重視するかで選ぼう。
【参考】人気ブランドごとに特徴を解説!自分の好みの音を楽しめるヘッドホンの選び方
イヤホン/ヘッドホンのおすすめメーカー1:日本が誇る「ソニー(SONY)」
ソニーは言わずと知れた日本を代表するメーカー。特にAV機器では世界屈指と言われており、多くの人に愛されている。2008年には、世界初のデジタルノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホンを販売。SONYのヘッドホンは低価格のものから高級なものまでラインナップが豊富なのも特徴の1つだ。
イヤホン/ヘッドホンのおすすめメーカー2:ヒップホップと相性のいい「Beats by Dr.Dre」
Beatsは、レディー・ガガを輩出したレコード会社「インタースコープ・レコード」の社長ジミー・アイオヴィンと、ヒップホップ界で有名なドクター・ドレーによって設立されたメーカーだ。重低音にこだわった音質は、ヒップホップやロックを楽しむのに向いている。また、ファッション性の高いデザインも魅力。
イヤホン/ヘッドホンのおすすめメーカー3:音質にこだわるなら「BOSE」
BOSEは、アメリカの音響機器メーカー。ノイズキャンセリングの技術を開発したのもBOSE。音質の良さを重視した商品が続々と販売されている。
使えばわかる高音質! おすすめイヤホン・ヘッドホン
いい音を聴くために、イヤホン・ヘッドホンは慎重に選びたい。ここからは、人気商品の中から特に評価の高いイヤホン・ヘッドホンを紹介する。
おすすめイヤホン/ヘッドホン1:ハイレゾ級の音質のソニー「WF-1000XM3」
ソニーの「WF-1000XM3」は、ワイヤレスのノイズキャンセリングイヤホン。完全ワイヤレス向けに独自開発した「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1e」を採用し、あらゆる種類のノイズを低減する。MP3などの圧縮音源の高音域を補完する技術で、ハイレゾ並みの高音質が楽しめる。
【参考】ソニー製品詳細ページ
おすすめイヤホン/ヘッドホン2:ノイズを遮断するBeats by Dr. Dre「Studio3 Wireless」
Beats by Dr. Dreの「Studio3 Wireless」は、ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホン。ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)機能で、騒がしい場所でもクリアに音が聞こえる。フル充電でノイズキャンセリング機能をオンにして最長22時間、オフにすれば最長40時間もの再生が可能。シンプルでおしゃれなデザインも人気だ。
おすすめイヤホン/ヘッドホン3:付け心地が快適! BOSE「QuietComfort 35 wireless headphones II」
BOSEの「QuietComfort 35 wireless headphones II」は、業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を持つヘッドホン。ノイズキャンセリングのレベルは3段階で切り替えが可能。低音を強調しつつもバランスのとれた音が楽しめる。音声アシスタント機能搭載で、簡単に検索やスケジュール管理などもできる。
【参考】BOSE製品詳細ページ
イヤホンやヘッドホンを使うと、難聴になるリスクが高くなる?
WHO(世界保健機関)は、80dbの音を1週間に40時間以上聞き続けると難聴のリスクがあるとしている(子供は75db)。80dbとは、地下鉄の車内にいる時程度の大きさだ。イヤホンやヘッドホンは耳に直接音が入るため、大きな音で聴くと短時間でも難聴になりやすい。
イヤホン/ヘッドホンを使用する際は、次のことを気を付けよう。
■最大音量の60%以下に音量を下げる
■使用を1日1時間未満にする
■周囲が騒がしい場所ではノイズキャンセリング機能のついたイヤホン/ヘッドホンを使う
現在市場に出回っているイヤホン/ヘッドホンは、音質にこだわった商品からコスパ重視の商品までバラエティ豊かで、消費者の選択肢が広がっている。その中から使用場面や好みに合わせて、最適なイヤホン/ヘッドホンを選ぼう。
※データは2020年4月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット