今までのファンタと飲み比べてみた
ターゲット層ど真ん中、30代半ばの筆者も早速ファンタ プレミアグレープを試してみることに。せっかくなので、比較するため従来のファンタも用意した。
ファンタ プレミアグレープのパッケージデザインにはゴールドを取り入れ、今までのファンタよりも高級感がある。写真で見てわかるように、ピューレが下に沈殿しているため、ボトル下部は色が濃く、上部は薄くなっている。
グラスに入れてみると、その違いは一目瞭然。従来のファンタはクリアなのに対し、プレミアグレープはピューレによる”濁り”がある。
飲み比べてみると、まず香りの違いに驚く。河野さんが言っていたように、香りを楽しむためにもワイングラスなどで楽しむのはありかもしれない。従来のファンタは「ジュース感」があり、甘味・炭酸も強めだ。一方、プレミアグレープは生のぶどうに近い味わいで、ほんのりと”渋み”も感じる。たしかに、比較してみると従来のファンタよりも”大人の味わい”であることは間違いない。
周囲の数名にも実際に飲んでもらったところ、「従来のファンタのようなジュースっぽさがもう少しほしいかも」「炭酸がもう少し強いほうが好み」など、意見はさまざまだったが概ね高評価のようだ。従来のファンタ派か、プレミアグレープ派か、ぜひその味わいの違いを比較してみてほしい。
■製品名:ファンタ プレミアグレープ
■品名:13%ぶどう果汁入り飲料(炭酸ガス入り)
■原材料名 : ぶどう、果糖ぶどう糖液糖、食塩/炭酸、香料、酸味料、着色料(カラメル、アントシアン)
■栄養成分表示(100ml当たり): エネルギー 44kcal、たんぱく質 0g、脂質 0g、炭水化物 11g、食塩相当量 0.01g
■パッケージ/メーカー希望小売価格(消費税別): 380ml PET/150円
取材・文/久我裕紀