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いつでもどこでもイイ音が楽しめるハイレゾ対応イヤホンの選び方

2020.06.23

ハイレゾ対応のスマホが普及してきた昨今では、外出先や移動中でもハイレゾ音源を聴く人が増えている。その際に必要なのが、ハイレゾ音源に対応したイヤホンだ。本記事では、ハイレゾ音源の基礎知識からハイレゾ対応イヤホンの選び方までを紹介する。

ハイレゾ対応イヤホンの「ハイレゾ」とは?

ハイレゾとは、ハイレゾリューションオーディオ(High – Resolution Audio)の略で、従来のCDを上回る情報量を持つ高音質の音楽データのことだ。映像がハイビジョンから8Kへと高解像度化が進むように、音楽でも情報量が増えると臨場感や楽器の音色の艶など、より細かな表現が感じられるようになる。

従来のイヤホンとハイレゾ対応イヤホンの違い

ハイレゾはCD(44.1kHz/16bit)の約6.5倍(192kHz/24bit)の情報量を持っているため、音質が高いとされる。ただし、ハイレゾ対応のイヤホン(40kHz以上の高域を再生できるもの)でなければ、高音質の状態で音楽を楽しめないので注意しよう。通常のイヤホンでも聴くこと自体は可能だが、音質は通常通りとなる。

ハイレゾ対応イヤホンの価格はどのくらい?

ハイレゾ対応のイヤホンは、従来のイヤホンよりも高価な傾向にある。2000円程度で買える製品もあるが、主流は1万~2万円程度。音にこだわるなら3万~10万円程度見積もっておこう。

ハイレゾ対応の重低音イヤホンの選び方

ロックなどで迫力ある重低音を楽しみたい時には、重低音イヤホンがおすすめ。形状は、耳の穴により深く差し込む「カナル型」を選べば、密閉感が増してより臨場感が味わえる。

音を鳴らす機構であるドライバーユニットは、バランスド・アーマチュア型ではなく、ダイナミック型を選ぶのが良いだろう。バランスド・アーマチュア型が中音域~高音域の再生に優れているのに対して、ダイナミック型は低音域の再生に優れているからだ。

【参考】イヤホンで重低音を楽しみたい人におすすめのブランドは?

ハイレゾ対応ワイヤレスイヤホンならこれがおすすめ!

ワイヤレスのBluetoothイヤホンは、音楽のデータを圧縮して伝送する形式をとっており、ハイレゾ音源の音質に対応するのが難しい。そうした理由から、ハイレゾ対応ワイヤレスイヤホンは有線タイプと比べてラインナップが少ないが、今回はおすすめの商品を2つ紹介する。

【参考】ワイヤレスイヤホンでも繊細な音を再現できるのはなぜ?

ソニー(Sony)のハイレゾ対応ノイズキャンセリング機能搭載イヤホン「WI-1000XM2」

ソニー「WI-1000XM2」は、ネックバンド型のワイヤレスイヤホン。MP3などの圧縮音源で失われがちな高音域を再現して、ハイレゾ級の高音質で再生する「DSEE HX」が搭載されている(※)。ノイズキャンセリング機能は業界最高クラス(※※)で、ヘッドホン並みに外音を抑えてくれる。周囲の音が全く聞こえないと困るという状況では、アンビエントサウンド(外音取り込み)モードに切り替えが可能。シリコン素材でできているため柔軟性があり、コンパクトに持ち運びできる。

※再生機器の仕様によっては圧縮音源をLDACで伝送する場合でもDSEE HXが無効になる場合がある。また、有線接続時は無効。
※※2019年9月5日時点、ソニー調べ。JEITA基準に則る。ネックバンド型ノイズキャンセリングヘッドホン市場において。

【参考】ソニー公式サイト製品詳細ページ

有線接続でハイレゾ対応に! オーディオテクニカのワイヤレスイヤホン「ATH-ANC400BT」

オーディオテクニカの「ATH-ANC400BT」はネックバンド型のワイヤレスイヤホンで、1回の充電で最大約20時間のノイズキャンセリング再生ができる。専用アプリ「Connect」に対応し、航空機内用、外出時の車や話し声などの騒音用、オフィスや図書館など静かな場所用と、環境に応じて3種類の中からノイズキャンセリング機能を選択可能。駅や空港のアナウンスなどが聞きたい時は、クイックヒアスルーのスイッチを使えば音楽再生中でも瞬時に周囲の音を確認できる。ケーブルを繋いで有線接続にすれば、ハイレゾ音源にも対応する。

【参考】オーディオテクニカ公式サイト製品詳細ページ

有線タイプのハイレゾ対応イヤホンならこれがおすすめ!

有線タイプのイヤホンは、使用中や収納時にコードが煩わしく感じることもあるが、ワイヤレスよりも接続が安定するというメリットがある。また、ワイヤレスイヤホンのように音源データを圧縮せず、プレイヤーからデータを再生できるため、音質を落とすことなく聴けるのも魅力だ。ここでは、有線タイプのハイレゾ対応イヤホンの中からおすすめの商品を紹介する。

低価格でおすすめの有線ハイレゾ対応イヤホン「エレコム EHP-RH1000A」

エレコムの「EHP-RH1000A」は、ハイレゾ対応でありながらAmazonなどのインターネットショップでは2000円前後という低価格で購入可能。音域のバランスが良く、幅広いジャンルの音楽を楽しめる。イヤーキャップは密閉性が高く、遮音性も良好。イヤーキャップはS/M/Lの3サイズが付属し、フィット感を選べる。

【参考】エレコム公式サイト製品詳細ページ

しなやかなサウンドが魅力のおすすめの有線ハイレゾ対応イヤホン「Victor HA-FW1500」

「VGP2020」でライフスタイル分科会金賞を受賞した、Victor(ビクター)の「HA-FW1500」。ウッドドームカーボン振動板を使用した深みのある低音域が特徴で、中音域~高音域は芳醇でクリアなサウンド。ジャズ、クラシック、アコースティックなど、どんなジャンルにも合う。本体もケースも、高級感のある美しいデザインだ。

【参考】ビクター公式サイト製品詳細ページ

ロック/ポップス好きにおすすめの有線ハイレゾ対応イヤホン「radius HP-NX100」

radiusの「HP-NX100」は、パワフルでありながら優れた空間表現と広い音域を実現する「RAF構造ドライバー」搭載のイヤホン。従来のドライバーより音の再現性が高い。独自開発の「ディープマウントイヤーピース」によりフィット感もアップ。パワフルな低音再生が可能となった。迫力のある音は、特にロックやポップスをよく聴く人におすすめだ。

【参考】radius公式サイト製品詳細ページ

ハイレゾ音源を楽しむためのイヤホンを選びたい場合、ワイヤレスイヤホンにもラインナップがあるが、有線タイプのほうが選択肢は豊富。価格もピンキリなので、何を優先するかで自分に合ったイヤホンを選びたい。好みのハイレゾ対応のイヤホンを手に入れて、臨場感のある高音質サウンドを楽しんでほしい。

※データは2020年5月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
※Bluetoothは米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。

文/ねこリセット

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