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放置すると思わぬ健康トラブルに!エアコンのカビ発生を防ぐメンテナンス方法

2020.07.14

エアコンは、寒暖をコントロールし快適な暮らしに欠かせない物ですが、エアコンのイヤな臭いに悩んでいる人は少なくありません。イヤな臭いの原因の一つは、カビです。エアコンにカビが繁殖する原因や除去する方法、メンテナンスの方法などを紹介します。

なぜエアコンからイヤな臭いがするの?

「エアコンをつけるとイヤな臭いがする…」と感じたことはありませんか?臭いの原因や起こり得るトラブルを紹介します。

臭いの大半はカビやホコリが原因

エアコンをつけたときのイヤな臭いの原因は、一つではありません。しかし多くの場合は、エアコン内部に繁殖したカビや、たまったホコリといわれています。

エアコンは手が届きにくい高い場所に設置されていることが多く、部屋やバス・トイレなどのように頻繁に掃除をする人は多くないでしょう。そのため、気付かないうちにカビが繁殖したり、ホコリがたまったりしてしまうのです。

エアコンをつけると、内部にたまったカビやホコリを通った空気が一気に吹き出し口から出てくるため、イヤな臭いを発するのです。

カビによる健康トラブルも無視できない

前述の通り、エアコンをつけたときのイヤな臭いはカビやホコリによるものが大半です。つまり、イヤな臭いがするということは、カビやホコリがたまっているということになります。

その状態でエアコンをつけると、吹き出し口から風に乗ってカビやホコリの粒子が出てきます。場合によっては、大量のカビによって咳ぜんそくやアレルギー、肺炎などを引き起こし、健康を害するリスクもあります。

特に刺激に弱い赤ちゃんや子ども、アトピーやアレルギー体質の家族がいる家庭は、注意が必要と言われています。

故障の原因になる場合も

エアコン内部にホコリやカビがたまっていると、目詰まりを引き起こし、駆動部分などの内部機構に想定以上の負担がかかります。その結果、故障の原因になることもあります。

また、通常のエアコンには、設定温度に達すると、自動で一時停止する機能が付いています。しかし、エアコンの内部にホコリやカビがたまっていると、適切に温度を計測しなかったり、風量が弱くなったりして、快適な温度になりにくいケースが出てきます。

これは、エアコンの寿命を縮める原因になります。さらに、エアコンの使用時間が増えることで、電気代がかさむというデメリットもあります。

エアコンにカビが繁殖する理由

「エアコンに自動お掃除機能が付いているのに、イヤな臭いがする」「定期的に掃除しているのにカビが生える」ということは、珍しくありません。エアコンにカビが繁殖しやすい原因を紹介します。

カビにとって快適な環境

エアコンにカビが繁殖する大きな原因は、エアコンが置かれている環境です。エアコンは、暑さや寒さを調整し、私たちの生活環境を快適にしてくれます。しかし、それはカビにとっても繁殖しやすい快適な環境なのです。

カビが繁殖する条件は、温度と湿度と関係しています。カビが繁殖しやすい温度は20~35℃で、多くの人が設定するエアコンの温度と重なっています。また、カビが発生しやすい湿度は80%と高めですが、エアコンの構造上、内部は多湿な状態になります。

このような状況下で、エアコンにホコリや汚れがたまっていると、それらがカビのエサとなり、繁殖してしまうのです。

内部に生えやすいので気付きにくい

カビが繁殖しやすいのは、エアコンの内部です。エアコンの外部には、ほとんどカビが生えないため、気付きにくいのもカビが繁殖しやすい理由です。

また、普段、部屋を掃除する際に、エアコンの外部のホコリや汚れを掃除しても、内部まで掃除する人が少ないのも理由でしょう。内部にどんどんホコリや汚れがたまり、カビの繁殖が進んでしまうのです。

なお、カビはエアコンの内部から広がっていきます。つまり、冷房の吹き出し口のフィンに、黒いポツポツとしたカビを発見したときには、既に内部にカビが繁殖している状態です。

特にカビが発生しやすい場所

エアコン内部でカビが繁殖しやすい場所は、『ドレンパン』『送風ファン』『フィン』の3カ所です。

エアコンのカビの発生源は、ドレンパンのことが多いです。エアコンには、空気の温度を変える熱交換器が付いています。熱交換器によって結露ができ、水滴に変わります。

この水滴はホースで外に出されますが、水滴の受け皿の役割がドレンパンです。ドレンパンは、ぬれた状態が続くため、カビが繁殖しやすくなります。

また、カビは、エアコンから出る風が常に接触する送風ファンにも広がります。さらに、徐々に吹き出し口のフィンへと繁殖を広げるのです。

ロボット掃除式のエアコンも内部の洗浄は必要?|@DIME アットダイム

カビの発生を防ぐエアコンのメンテナンス方法

カビが大量繁殖してしまうと、自分では対処できないこともあります。そのため、日頃からカビを繁殖させないメンテナンスを行うことが大切です。具体的な方法を紹介します。

こまめにフィルターを掃除する

自宅で簡単にできるカビ予防は、エアコン内のフィルターをこまめに掃除することです。フィルターの掃除は、2~4週間に1回を心がけましょう。

通常、フィルターは本体から取り外せるので、取り外して掃除するのがおすすめです。お手入れ方法は簡単で、掃除機でホコリを吸い取るだけです。ただし、掃除機で取り切れないほどホコリがたまっているときは、水洗いをしましょう。

水洗いした後は、しっかり乾かすことが大切なポイントです。湿ったままだと、再びカビの繁殖につながる可能性があるためです。

電源を切る前に送風運転を行う

エアコンをつけると、内部が高温多湿になり、カビが繁殖しやすい環境になります。従って、カビ対策は、エアコン内部を乾燥させることが大切です。

冷房や除湿運転をすると、エアコン内部に結露による水滴が発生し、湿った状態になります。エアコン内部の温度と湿度を下げるには、電源を切る前の『送風運転』が効果的です。30分~1時間程度、送風運転をすることで、エアコン内部が乾燥し、カビの繁殖を防げます。

冷房中も換気を行う

エアコン内部だけでなく、部屋全体をカビが繁殖しにくい環境にするのもおすすめです。簡単にできる方法は『換気』です。

室内には、調理や入浴時の湯気・洗濯物の部屋干しなど、湿気の原因が多々あります。そのままにしていると湿気がたまり、カビの原因になります。従って、定期的に換気をして、たまった湿気を外に出すことが大切なのです。

通常、冷房中は窓を閉めきったままで使用しますが、最初の10分程度は換気を行いながら使用するのがおすすめです。そうすることで、室内にたまった湿った空気が外に出て、カビ予防につながります。

プロが解説!試運転、お手入れの方法、暑い夏が来る前に始めたいエアコンの準備|@DIME アットダイム

エアコンのカビを取り除く方法

エアコンにカビを発見すると、除去の仕方が分からず、戸惑う人も少なくありません。カビが繁殖している場所により、適した掃除方法が異なります。エアコンの外部と内部の掃除に分けて紹介します。

目に見える範囲は拭き掃除

エアコンの吹き出し口のフィンなど、目に見える外部の掃除は、『拭き掃除』が適しています。一般的に、カビの除去には塩素系のカビ取り剤が効果的ですが、エアコンのカビには不向きです。塩素系のカビ取り剤は、エアコン内部のアルミ部分などの金属を腐食させる可能性があり、薬剤が残ってしまった場合にも、エアコンによって塩素が空気に拡散することも考えられるためです。

エアコンのカビ取りには、中性洗剤がおすすめです。水で薄めた中性洗剤を浸した布で、カビを拭き取りましょう。カビが除去できたら、水を浸した布で洗剤を拭き取ります。

なお、洗剤がフィンに残ったままだと、それが汚れとなり、カビのエサになる可能性があります。そのため、洗剤はしっかり拭き取りましょう。

カビはアルコールに弱いため、アルコールの除菌スプレーやシートを使用して掃除するのもおすすめです。

内部のカビはスプレーを活用

家庭では、エアコンの内部を分解して、カビの除去をするのが難しいですよね。近年は、分解せずに掃除できる便利な『エアコン洗浄スプレー』が販売されています。

洗浄スプレーは、フィンのカビを除去してくれます。また、防カビ効果があるのも、うれしいポイントです。

まず、エアコン内部のフィルターを取り外しましょう。フィルターの後部にある金属板に、スプレーを吹き掛けます。まんべんなく吹き付けると、吹き掛けた液はフィンを通して排水管から外に流れて行くので、液ダレして部屋を汚してしまうこともありません。

エアコンの掃除はプロに頼むのもおすすめ

家庭では、エアコンの隅々までしっかり掃除するのは、簡単ではありません。また、間違ったやり方で、故障につながる場合もあります。従って、定期的にプロに掃除の依頼をするのも、おすすめです。

素人では難しく時間がかかる

エアコンは、複雑な精密機械であるため、家庭できる掃除には限界があります。

具体的には、フィルターを取り外してホコリを取る、エアコン洗浄スプレーを吹き掛ける、フィンの汚れを拭き取るに限られます。しかし、電子部分をぬらしてしまうなど、間違ったやり方をして、故障を引き起こすリスクもあります。

また、どれも手軽にできる掃除とは言い難く、脚立や部屋を汚さないための養生などの準備を含めると時間も掛かります。慣れていない人は、フィルターを取り外すだけでも四苦八苦してしまうこともあるでしょう。

分解しないと解決しない場合も

家庭でできる範囲で掃除をしても、イヤな臭いが消えないことも珍しくありません。これは、家庭では掃除しきれないエアコンの内部に、カビが繁殖している証拠です。このような場合は、エアコンを分解して掃除をする必要があります。

しかし、エアコンは精密機器のため、知識のない素人が行うと、故障の原因になり兼ねません。従って、プロに掃除を依頼するのが基本です。

プロのクリーニングは、業務用の特殊な洗剤や優れた技術で、エアコン内部の隅々までしっかり洗浄してくれます。

プロに依頼すると安心

プロにエアコンの掃除を依頼する大きなメリットは、安心感です。自分でエアコンのような精密機器を掃除するのは、「壊してしまったらどうしよう」と心配になります。しかし、プロに頼めば故障の心配は、まずありません。

また、業務用の洗剤や用具もそろっているため、自分で掃除するよりも、はるかにきれいに仕上がります。抗菌剤や防カビ剤を塗布してもらえば、カビ予防にもなります。

エアコンクリーニングの料金は、エアコンの種類により異なります。壁掛けタイプは1万3000円前後、お掃除機能付き壁掛けタイプは2万円前後です。また、天井埋め込みタイプは3万円前後で、お掃除付き天井埋め込みタイプは4万4000円前後になります。

構成/編集部

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