■連載/ムッシュ・フジタの5分でできるおつまみレシピ
今回は照り焼きポテトのご紹介です。ある意味、ちょい足しレシピの一種と言えるかも知れません。市販の冷凍フレンチフライを通常通り揚げて、そこに照り焼きの味付けを施します。照り焼きといえば肉や魚にというイメージがあるかと思いますが、野菜はもちろんこういった加工品への味付けとしても楽しめるんですよ。オーソドックスな調味料を煮詰めながら和えるだけですので、ぜひお試しいただければと思います。
用意する主な材料はコチラ!
照り焼きポテト
-材料- 原価
・冷凍フレンチフライ 150g(100円)
・サラダ油 適量
・料理酒 20cc
・みりん 20cc
・しょう油 20cc
・鷹の爪 1本
・砂糖 5g
・酢 10cc
(材料費 約100円。調味料等は材料費に含めず)
それでは、お料理タイムアタック、スタート!
【0:00スタート】
1、フライパンにサラダ油を鍋底2cmほどまで入れて火にかけ、フレンチフライを揚げる。
★POINT
「揚げ物っていつまで揚げればいいのかわからない」という方も多いと思います。今回のフレンチフライに関しては生物ではないので生焼けという心配はありませんが、それでもしっかり揚げるということは重要です。そこで、揚げ上りを確認するためのポイントを2つご紹介したいと思います。
1つ目は、揚げてる最中の泡を見ること。画像にあるように、序盤は大きな泡がたくさん出ていますが揚がってくると徐々に泡が少なく、小さくなってきます。揚げるという調理方法は食材に火を通す事と同時に、材料の中の水分を高温の油によって蒸発させてカラッとさせることでもあります。ちなみにこの泡は材料の中に含まれる水分が蒸発している様子。ですのでこの泡が少なくなれば揚げ上りが近いという指標になります。ただ、泡が一切消えてしまうほどまで揚げてしまうと揚げ過ぎです。水分を失った食材はカスカスになってしまうので揚げ過ぎには注意しましょう。
2つ目は、菜箸で触った感触で確かめる方法です。フレンチフライだとわかりやすいのですが、序盤は素材を菜箸で触った感触が生っぽいパサパサした感触に感じます。そこからしばらく揚げていると、表面が硬くなってきてカサカサと乾いたような触り心地になってくると思います。これを感じたあたりでまず表面には火が入っているなと認識し、そこから中心部まで火を通し切るにはあとどれぐらいかな? とイメージをするのです。素材の大きさによってそこからは違いが出てくるので、小さなものから順番に上げていくと揚げむらも無く全て綺麗に揚げることができるでしょう。