冷やし中華におすすめのたれ
上記では市販のたれに調味料を加えてアレンジしましたが、一から作れる自家製たれを紹介します。どれも短時間で簡単にできるので、気軽にトライしてみましょう。
材料は全て1人用ですが、ちょっと多めに作っておくと、サラダのドレッシングや肉・魚類の下味付けなどにも活用できそうです。
さっぱりとした中華だれ
さっぱりしていながら、まろやかな風味の中華だれです。各分量は目安であり、好みで味を調整できるのが自家製の良い点と言えます。
鍋に砂糖大さじ1・酒大さじ1を入れて火にかけ、沸騰前に火から下ろします。別の器で酢大さじ2・しょうゆ大さじ2・ごま油大さじ1・白ごま小さじ1をよく混ぜておき、鍋の材料が冷めたら全てを混ぜ合わせて完成です。
酢は米酢のほか、リンゴ酢や黒酢などを使うとさらにアレンジの幅が広がります。レモン汁・鶏がらスープの素・生姜・ラー油・七味唐辛子などを加えても良いでしょう。
濃厚なごまだれ
さわやかな生姜の香りと香ばしい煎りごまがアクセントのたれです。両方とも食べる直前に加えると、より風味が引き立ちます。
まずは白ごまを煎ります。しょうゆ大さじ1・酢大さじ1・砂糖大さじ1・ごま油小さじ2分の1・鶏がらスープの素少々をよく混ぜ、食べる直前に生姜少々と白ごま小さじ1を加えて出来上がりです。
練りごまを足すと、よりコクが増すでしょう。
マイルドな味わいの豆乳だれ
ごまだれベースに豆乳を加え、マイルドでまろやかな味わいにしました。白すりごま大さじ2・マヨネーズ大さじ1・みそ大さじ1・しょうゆ小さじ1を混ぜ合わせ、調製豆乳1カップを少しずつ加えて混ぜるだけです。
隠し味としてきな粉を入れると、とろみが出て、麺にたれが絡みやすくなります。ごまだれにもバリエーションを持たせたいときには、トライしてみましょう。
マヨネーズやレモン汁をトッピング
「市販の冷やし中華セットには、せっかくたれが付いているから活用したい」という人には、たれをかけた麺の上からさらに調味料をトッピングする方法もおすすめです。
しょうゆだれの酸味を抑えたいときは、オリーブ油・マヨネーズ・ナッツを加えるとマイルドな味わいになります。逆にもっと酸っぱい味が好みなら、レモン汁をたらしてさっぱり仕上げましょう。
ごまだれをさらにマイルドにしたいときには、先ほどの豆乳やきな粉がおすすめです。逆にごまだれに酸味を加えたいときには、酢はもちろん、レモン汁・柑橘ジュースを足してもさわやかな味わいになります。
冷やし中華の簡単なアレンジレシピ
最後に、もはや冷やし中華とは思えないほど大胆に変身したレシピアイデアを紹介します。見た目のゴージャスさとは裏腹に、作り方は切る・混ぜる・レンチンする・のせるだけと、意外と簡単です。
彼女や友達に作ってあげると、一気にあなたの評価がアップするかもしれません。
肉をのせてボリューミーに
たれの代わりに肉みそを使った和え麺アレンジです。
材料は、鶏ひき肉100g・酒大さじ2分の1・しょうゆ小さじ1.5・みそ小さじ1・みりん小さじ1・すりごま小さじ1・豆板醤(とうばんじゃん)と甜面醤(てんめんじゃん)各少々、長ネギ・生姜・ニンニクは好みの量です。
長ネギ・生姜・ニンニクはそれぞれみじん切りにし、ほかの材料全てと混ぜ合わせます。ふわっとラップをして電子レンジ600wで3分加熱します。いったん取り出し、混ぜながらひき肉をほぐします。
さらに1分加熱して取り出し混ぜる作業を繰り返し、肉に完全に火が通れば完成です。トマトやゴーヤと一緒に麺の上にのせます。好みでキムチや温玉もトッピングすると、さらに贅沢です。
お洒落な洋風冷やし中華
冷やし中華をお洒落に楽しみたい人は、たれにバジルドレッシングを使った、見た目も華やかなイタリアンをおすすめします。おうちデートで彼女と一緒に作るのにもピッタリです。
たれは、バジルドレッシング大さじ2と水大さじ2.5を混ぜるだけでできます。トッピングも、生ハム・トマト・アボカド・モッツァレラチーズなど、イタリアンにこだわりましょう。
仕上げにブラックペッパーを振ったり、バジルの葉を飾ったりすれば、さらに本格的に見えます。生ハムの代わりにスモークサーモンを使っても豪華です。
構成/編集部