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仕事で失敗した人にされると怒りが爆発することTOP3、3位謝らない、2位嘘をつく、1位は?

2020.05.16

仕事に失敗はつきもの。とはいえ、失敗にも様々な種類がある。世のビジネスパーソンたちは日々どんな失敗をし、また、失敗に対してどのような捉え方、アフターフォローをしているのだろうか?

そんな「失敗」に関する意識調査がこのほど、20歳~59歳の男女ビジネスパーソン1,000名を対象として行われたので、その結果を紹介していきたい。

失敗は良いこと?悪いこと? 「良いことだと思う」ビジネスパーソンの5割強、20代では6割以上

全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソン1,000名(全回答者)を対象に、仕事での“失敗”について、どのように考えているか尋ねる調査が行われた。

まず、仕事で失敗をすることは、良いことだと思うか、悪いことだと思うか尋ねる調査が行われたところ、「良いことだと思う」と回答した人は全体の11.6%、「どちらかといえば良いことだと思う」は40.6%で、合計した『良いことだと思う(計)』は52.2%となった。

一方、「悪いことだと思う」と回答した人は全体の10.2%、「どちらかといえば悪いことだと思う」は37.6%で、合計した『悪いことだと思う(計)』は47.8%となった。

性年代別にみると、『良いことだと思う(計)』と回答した人の割合は、男女とも若い年代ほど高い傾向がみられ、20代(男性64.8%、女性60.8%)では6割以上となった。

では、どのような理由から、仕事での失敗を“良いこと”だと考えているのだろうか。

仕事で失敗をすることは“良いこと”だと思うと回答した人(522名)を対象に、そのように考える理由を尋ねる調査が行われたところ、1位「成長できるから」、2位「同じ失敗を繰り返さないようになるから」、3位「学びになるから」となった。たとえ失敗しても、失敗から得られた学びを次の仕事に活かし、自身の成長につなげられると考えている人が多いようだ。

失敗”に対する考え 「仕事での失敗は成長のもと」同意率8割半、「失敗は誰もが通る道」同意率約9割

全回答者(1,000名)を対象に、仕事での失敗に対する意見を提示し、それぞれどの程度同意するか尋ねる調査が行われた。

≪仕事での失敗は成長のもと≫については、「そう思う」と回答した人は全体の35.1%、「どちらかといえばそう思う」は51.1%で、合計した『そう思う(計)』は86.2%となった。

仮に仕事で失敗をしてしまっても、自身の成長へつながる糧になると考えている人が多数派のようだ。また、≪仕事での失敗は誰もが通る道≫については、『そう思う(計)』は88.4%となった。

他方、仕事で失敗したときの意識についても尋ねる調査が行われたところ、≪仕事での失敗は恥ずかしい≫では『そう思う(計)』が74.3%、≪仕事での失敗は誰にも知られたくない≫では61.2%となった。

仕事でミスをしてしまうと、恥ずかしさを感じたり、できれば周囲に知られずにやり過ごしたいと思ったりする人は多いようだ。そのほか、≪仕事で失敗をすると申し訳ない≫では『そう思う(計)』は88.8%と、大半の人が自身のした失敗に対し申し訳なさを感じていることがわかった。

“失敗”を成長につなげるために必要なことは?

全回答者(1,000名)を対象に、仕事での失敗を自身の成長につなげるためには、どのようなことが必要だと思うか尋ねる調査が行われたところ、「失敗したことを素直に認める」(46.3%)が最も高く、次いで、「失敗の原因を突き止める」(45.1%)、「失敗を人のせいにしない」(34.3%)、「いつまでも落ち込まない」(33.5%)、「チャレンジを続ける」(24.1%)となった。

失敗は失敗として認めることや、失敗の原因を追究すること、前向きに取り組むことを徹底することで、一まわり成長できると考えている人が多いようだ。

役職別にみると、「失敗の原因を突き止める」(管理職53.0%、非管理職43.9%)と「自信をなくさない」(管理職28.4%、非管理職20.1%)では、非管理職と比べて管理職のほうが約10ポイント高くなった。管理職として働いている人の中には、なぜ失敗したのかをしっかりと考え、失敗をしても自信をなくさずに仕事に取り組んできたという人が多いのではないだろうか。

仕事で失敗をする頻度 「多いほうだと思う」3割半、「少ないほうだと思う」6割半

仕事での“失敗”の経験について尋ねる調査が行われた。

全回答者(1,000名)を対象に、仕事で失敗をする頻度は、多いほうだと思うか、少ないほうだと思うか尋ねる調査が行われたところ、「多いほうだと思う」と回答した人は全体の10.5%、「どちらかといえば多いほうだと思う」は25.5%で、合計した『多いほうだと思う(計)』は36.0%となった。

一方、「少ないほうだと思う」と回答した人は全体の20.1%、「どちらかといえば少ないほうだと思う」は43.9%で、合計した『少ないほうだと思う(計)』は64.0%となった。

性年代別にみると、『多いほうだと思う(計)』と回答した人の割合は、20代男性(59.2%)が最も高く、半数を超えた。

失敗が少ない人ほど「仕事内容を作業開始前に理解」を徹底

ビジネスパーソンは、普段の仕事の中で、どのような工夫をして失敗しないように気をつけているのだろうか。

全回答者(1,000名)を対象に、仕事で失敗をしないために、どのようなことをしているか尋ねる調査が行われたところ、「見直すことを習慣づける」(33.9%)が最も高く、次いで、「事前の準備をしっかりする」(31.0%)、「仕事の内容を理解してから作業を開始する」(29.8%)、「些細なことでもメモをする」(28.4%)、「やるべき仕事をリスト化する」(26.8%)となった。

失敗を避けるため、見直しの習慣化のほか、事前の準備やリスト・メモの活用などを実践している人が多いとわかった。

仕事で失敗をする頻度別でみると、「仕事の内容を理解してから作業を開始する」では、失敗が少ない人は32.8%と、失敗が多い人(24.4%)と比べて10ポイント近く高くなった。作業に取り組む前にしっかりと内容を確認・理解することが、失敗の頻度を減らすことにつながっているようだ。

ビジネスパーソンが仕事でやってしまった恥ずかしい失敗 「“遅出”と“早出”を間違えて出勤」

ビジネスパーソンは、普段どのような失敗をしているのだろうか。

全回答者(1,000名)を対象に、仕事でやってしまった“恥ずかしい失敗”を尋ねる調査が行われたところ、「相手方の上司の名前を間違えていた」や「お客さんの名前を間違ったまま最後まで対応していた」といった名前に関する失敗、「“遅出”と“早出”を間違えて出勤した」や「納品日を間違えてそのまま納品していた」といった日程や時間に関する失敗が多く挙げられた。

そのほか、「相手の名前の漢字を間違えて送っていた」や「『失礼しました』を『失恋しました』と打ち間違えていた」といったメールに関する失敗、「電話番号を聞き取り間違え、全く違う人に電話をかけた」といった電話に関する失敗についての回答もみられた。

続いて、全回答者(1,000名)を対象に、仕事のメールでやってしまった“誤変換”について尋ねる調査が行われたところ、「“返信”を“変身”」や「“ご入金”を“誤入金”」、「“検討”を“健闘”」、「“拝啓”を“背景”」、「“自身”を“自信”」といった、同音異義語へ誤変換してしまったという経験をしている人が多くみられた。

また、「“問題ないよう”を“問題内容”」や「“お食事券”を“汚職事件”」、「“扶養家族”を“不要家族”」、「“確認”を“角煮ン”」といった、目にした人が驚いてしまうような誤変換の回答もみられた。

ビジネスパーソンがこれまでにやらかした大失敗 「大切な書類をシュレッダー」「発注ミスで多額の損害」

さらに、これまでにやってしまった仕事での失敗の中で、“最もやらかしてしまったと思う大失敗”についても尋ねる調査が行われた。

結果をみると、「大切な書類をシュレッダーにかけた」や「高額な機材を壊した」といった、不注意により重要書類の廃棄や機材の毀損をしてしまったという経験、「発注ミスで多額の損害を出した」や「ゼロの数を2つ間違えて発注した」といった、発注ミスにより損失・損害を出してしまったという経験が多くみられた。

また、「金額を1桁多く送金した」「振込みをする相手を間違えた」といったお金に関する失敗、「BCCで送るべきメールをCCで一斉送信した」「一般社員に送るはずのメールを会社の上層部に送っていた」といったメールに関する失敗を経験した人が多いこともわかった。

そのほか、「誤ってすべてのデータを削除した」「漏らしてはいけない情報を漏らした」「来客中とは知らず、上司の悪口を言い合っていた」といった回答もみられた。

失敗してしまったとき、先輩や上司にしてもらって嬉しかったフォローとは?

仕事で失敗をしてしまい、落ち込んでいたときに、先輩や上司からのフォローに助けられたというビジネスパーソンは多いのではないだろうか。先輩や上司からしてもらって嬉しかったフォローについて質問が行われた。

全回答者(1,000名)を対象に、仕事で失敗をしてしまったときに、先輩や上司にしてもらって嬉しかったフォローについて尋ねる調査が行われたところ、「リカバリーを手伝ってくれた」(18.9%)が最も高く、以降、「『大丈夫』と不安を払拭してくれた」(17.6%)、「『よくあること』と笑い飛ばしてくれた」(17.5%)、「改善策を教えてくれた」(17.3%)、「原因を一緒に突き止めてくれた」(13.4%)が続いた。挽回する方法や改善する方法を教えてくれることのほか、失敗をしたことを気遣ってくれるといったフォローに救われたという人が多いようだ。

男女別にみると、男性回答では1位「リカバリーを手伝ってくれた」(17.2%)、2位「改善策を教えてくれた」(14.8%)となった。仕事の失敗を挽回するための手助けや情報をもらえて嬉しかったというビジネスマンが多いようだ。

他方、女性回答では1位「『大丈夫』と不安を払拭してくれた」(22.6%)、2位「『よくあること』と笑い飛ばしてくれた」(21.4%)となった。包容力がある言葉や安心感を与える態度に接して嬉しく感じたビジネスウーマンが多いことがわかった。

失敗をした人にされると怒りが爆発すると思うことは?

仕事で失敗をした人に、どのようなことをされると、許せないと思うのだろうか。

全回答者(1,000名)を対象に、仕事で失敗をした人にされると、怒りが爆発すると思うことについて尋ねる調査が行われたところ、1位「人のせいにする」(36.6%)、2位「嘘をつく」(31.7%)、3位「謝らない」(26.6%)、4位「逆ギレする」(23.2%)、5位「言い訳をする」(22.3%)となった。すぐ他人のせいにしたり、素直に認めないような姿勢を取られたりすると、絶対に許せないという人が多いようだ。

役職別にみると、「嘘をつく」では管理職は39.6%と、非管理職(30.5%)と比べて約10ポイント高くなった。管理職として働いている人の中には、正直に本当のことを言ってもらえないと、取り返しのつかないことになってしまう危険性を認識している人が多いのではないだろうか。

部下の失敗を完璧にリカバリーする上司のイメージがある男性芸能人、1位は「明石家さんま」

“失敗”をテーマに、イメージに合う芸能人やアニメキャラについて尋ねる調査が行われた。

全回答者(1,000名)を対象に、部下の失敗を完璧にリカバリーする上司のイメージに合う芸能人について尋ねる調査が行われたところ、男性芸能人では1位「明石家さんま」、2位「所ジョージ」、3位「堺雅人」とった。「明石家さんま」のような人が上司だったら、たとえ失敗をしても、明るい人柄と秀逸なトークで失敗を挽回してもらえるとイメージしている人が多いようだ。

他方、女性芸能人では「天海祐希」が大差をつけて1位、2位「米倉涼子」、3位「真矢ミキ」「和田アキ子」となった。

仕事で失敗したときに“ドンマイ”と優しく励ましてくれる同僚のイメージに合う芸能人について尋ねる調査が行われたところ、1位「明石家さんま」、2位「大泉洋」、3位「ムロツヨシ」「中居正広」となった。“失敗を完璧にリカバリーする上司”と合わせて「明石家さんま」が二冠となった。

男女別にみると、男性回答では1位「明石家さんま」、2位「ビートたけし」「出川哲朗」「松岡修造」「木村拓哉」、女性回答では1位「ムロツヨシ」、2位「大泉洋」、3位「田中圭」「明石家さんま」だった。

“失敗知らずの同僚”のイメージなら、このキャラ!

全回答者(1,000名)を対象に、職場にいたら失敗知らずで頼りになる同僚になりそうなイメージのアニメキャラについて尋ねる調査が行われたところ、1位は「ドラえもん(ドラえもん)」となった。

秘密道具の助けを借りて失敗を乗り切りたいという人が多いようだ。以降、2位は「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」、3位は「江戸川コナン(名探偵コナン)」となった。そのほか、「出木杉英才(ドラえもん)」や「シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム)」なども上位にランクインした。

最後に、全回答者(1,000名)を対象に、失敗できない仕事の前に聴きたい勝負ソングや、失敗で落ち込んだときに聴くと元気になれる曲について尋ねる調査が行われた。

絶対に失敗できない仕事の前に聴きたい勝負ソングでは、1位が「負けないで(ZARD)」、2位は「栄光の架橋(ゆず)」、3位は「ガッツだぜ!!(ウルフルズ)」だった。

また、仕事の失敗で落ち込んだときに聞くと元気になれる曲では1位が「負けないで(ZARD)」、2位は「ガッツだぜ!!(ウルフルズ)」、3位は「世界に一つだけの花(SMAP)」と、「負けないで(ZARD)」がダントツだった。

「負けないで」を聴くと、“困難や試練に立ち向かう勇気を持つことができる”、“再び夢や目標に向かって挑戦する気持ちになれる”と感じている人が多いのではないだろうか。

※英会話のGaba調べ

<調査概要>
◆調査タイトル :ビジネスパーソンの「失敗」に関する調査2020
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソン
◆調査期間 :2020年2月28日~3月2日
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル(有効回答から各性年代が均等になるように抽出)
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社

出典元:株式会社GABA

構成/こじへい

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