働き方改革の目指す「柔軟な働き方」の一つとして、かねてより注目を集めていたテレワーク。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、最近になって取り組み始めたという人も多いに違いない。
テレワーク実施による効果は高い
Q.テレワークを実施して良かったことは何ですか?
出典:中小企業の「テレワーク」実態調査―『人事のミカタ』アンケート―
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/18689.html
コロナウイルスの影響を受ける前からテレワークを実施していた企業の調査では、テレワーク実施の結果として「通勤困難社員が継続して働くことが可能になった」「業務効率(生産性)の向上に繋がった」など生産性向上と労働者の増加に繋がっているほか、社員の満足度も高くなっている。また残業時間やオフィス維持で発生するコストの軽減にも繋がっており効果が出ていると言える。
働き改革の一環としてコロナウイルス終息後も、テレワークは働き方のひとつとして普及していくと予測される。今回コロナウイルスの影響で急遽テレワークを実施しなければならず、準備不足のままテレワークに踏み切った企業も多いと考えられる。
そこで新たに出てくるのが「テレワークの課題」。この課題をいかに乗り越えるかが各企業の新たな課題となり今後の成長や働き方改善の結果を左右するのではないだろうか。
テレワークで見えてくる課題と不安の理由は?
Q.テレワーク導入の上で難しかったことは何ですか?(テレワーク導入済み企業が対象)
出典:中小企業の「テレワーク」実態調査―『人事のミカタ』アンケート―
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/18689.html
実際にテレワークの導入で難しい点は、社内ルールの構築に基づく理由が多いという結果に。この結果から企業や社員に合わせたルールや条件、勤怠管理の仕組みを作ることができればテレワークの良い効果を得られると考えられる。
テレワーク未導入企業の懸念点での調査
Q.「テレワークで働いたことはないが、今後もテレワークで働きたくない」と回答した理由は?
出典:1万人が回答!「テレワーク」実態調査―『エン転職』ユーザーアンケート―
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2019/17284.html
仕事とプライベートのメリハリ、評価、勤怠管理、情報共有に対する不安がテレワーク導入に前向きではない大きな理由として挙げられている。
テレワークは物理的に距離が生まれるため、個人の動きが見えにくくなり、社員同士が何をしているのか分からない、成果が上司からどう見られ、評価されるのかという不安を感じやすくなる。また、仕事とプライベートの切り分けができないと、長時間労働に繋がるとも言える。
徹底した勤怠管理や各社員の業務や評価において透明性があればこのような不安は生まれず、テレワークに移行したとしても大きな問題にはならないはずだ。
出典元:レッドフォックス株式会社
構成/こじへい
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