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読み手に正しく伝わる秘訣は?研修のレポートや感想文を上手に書くテクニック

2020.05.20

研修レポートの感想文は、単なる自分の感想まとめではなく、読み手を意識したものが求められます。ビジネスシーンにおける感想文を理解した上で、必要なポイントを網羅しましょう。コツを掴んで効率よく作成することは、読み手の評価を高めることにもつながります。

研修レポートはただの感想文ではダメ

研修で感じたことを書くだけでは、研修レポートとはいえません。研修レポートの目的を理解すると同時に、読み手を意識して作成することが重要です。伝えたいことが正しく伝わるように、ボリュームにも気を付けましょう。

レポートの目的は読み手に内容を伝えること

研修の目的は、会社の業績を上げるために社員をスキルアップさせることです。そのため、研修での『成果』をレポートにまとめて、会社や上司、同僚に報告する必要があります。

「興味深かった」「勉強になった」と感想を述べるだけでは、研修で何を得たのか読み手に伝わりません。研修に参加していない上司にも内容や成果が伝わるように、要点を押さえて書くことが大切です。

複数の読み手に正しく伝わる必要がある

研修レポートは会社や上司だけでなく、同じプロジェクトに携わるメンバーや顧客と共有するケースもあります。社内外問わず、誰もが理解できるような内容を心掛けましょう。

やりがちな失敗は、あれもこれもと情報を盛り込んでしまうことです。一つの事項に対して長く書き連ねると、混乱を招きやすくなります。わかりやすさを重視して、要点をコンパクトにまとめましょう。

研修レポートに求められる感想とは

仕事によっては、感想文を作成する機会が多々あります。研修レポートでもビジネスシーンに適した感想文を作成して、差を付けましょう。感想ばかりに気を取られず、研修内容との兼ね合いにも注意が必要です。

業務に生かせるポイントが明確

研究レポートでは、ビジネスシーンにふさわしい『所感』が求められます。所感とは、心に感じたことや感想のことです。研修レポートをはじめとする報告書だけでなく、議事録などの書類にも所感の記載が必要になる場合もあります。

ビジネスシーンにおける所感は、業務に生かせる内容かどうかが肝心です。研修レポートの所感では、研修の成果が仕事にどのような影響をもたらしてくれるのかを明確に記しましょう。

数字や事例など研修内容にひも付いている

読み手が『追体験』できるような所感であることも大事です。研修を体験していない人も内容をイメージできるように、所感に具体性を持たせましょう。

ポイントは、研修の事例と数字を交えることです。たとえば面積を表現したいとき「圧倒的な広さ」というより「10万平方メートル」や「東京ドーム2個分」などと具体的な数字で示したほうが、自然とイメージが湧きます。研修中は受講内容だけでなく、数字もこまめにメモを取るとよいでしょう。

研修の内容と感想が一貫している

研修内容の報告と所感はワンセットです。どちらか一方が不足しているだけで、説得力がグンと落ちます。所感のクオリティが高くても、内容の報告が十分でないと所感も薄っぺらく感じてしまうでしょう。

内容の報告と所感に矛盾点がないかも確認したいポイントです。矛盾点が一つでもあると、所感にも疑問を抱いてしまいます。所感に具体性を持たせつつも、食い違いが生じないように気を付けましょう。

評価される研修レポートを書くコツ

研修レポートで高い評価を得るには、下準備が肝心です。研修レポートに必要な事項と感想文の構成を明らかにしておくことで、読み手はもちろん書き手である自分自身にも大きなメリットがもたらされます。

レポートの必要事項を網羅する

やみくもに書き始めると、まとまりがなかったり情報が不足したりして、評価が下がる原因になります。研修レポートに必要な事項を理解しておけば、何を書けばよいか迷うこともありません。

研修の内容や感想以外に、研修の基本情報も必要です。研修の名称・主催者・日時を忘れずに記載しましょう。同じ研修でも時間帯によって内容が変わる場合は、その都度スケジュールと内容を書きます。

研修の内容は配布された資料だけを基にせず、自分の記憶やメモも取り入れることも評価される秘訣です。

テンプレートの活用がおすすめ

今後も研修がある場合は、必要事項を記載したテンプレートを作成しておくとよいでしょう。テンプレートがあれば、レイアウトに従って入力するだけでレポートが完成します。作成もスムーズになり、期限にも余裕を持って間に合わせることが可能です。

ほしい情報がどこにあるか一目でわかるため、読みやすさにもつながります。自分自身が受講内容を思い出したいときにも役立つでしょう。

感想は結論から先に書く

研修レポートでは、冒頭に結論を書くのが基本です。結論から話を広げることで内容にブレが生じにくくなり、一貫性が保たれます。結論には重要なポイントが集約されており、伝えたいこともストレートに届くでしょう。

前置きが長いと読み手が途中で飽きやすくなるため、注意が必要です。要点もぼやけてしまい「何がいいたいのかわからない」と感じる原因にもなります。

構成/編集部

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