【3:00経過】
3、フライパンを火にかけて温め、サラダ油を薄く引いてパインを両面ソテーする。
★POINT
糖分が高いので焦げやすいです。火加減と焼き過ぎに注意しましょう。
【4:00経過】
4、焼いたパインにきゅうり、生ハムを巻いて出来上がり。仕上げに少しブラックペッパーも振りかけましょう。
★POINT
ブラックペッパーのスパイス感で味が少し締ります。パインの産地や熟し具合によって甘さや酸味が大きく変わると思うので、もし酸味が強すぎるようであればハチミツを足してみるのもいいでしょう。
【5:00経過】
いかがでしょうか。ちょっとしたカクテルパーティーに並んでそうな一品ですね。果物とは甘いことが正義のように思われると思いますが、料理に使うときは甘さよりも酸味が大切。なので熟れきったパインでなくても結構です。そのほうが塩味の強い生ハムといい食べ合わせになりますよ。カクテルや白ワイン、シャンパン等と一緒に頂きたいですね。それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~パイン? パインアップル? パイナップル?~
皆さんは、パイナップルのことをなんと呼ぶだろうか? なんでもいいと思うだろうか? 実はここに、大きな落とし穴があるのだ。英語ではPineapple。これをストレートにカタカナ英語にするとパインアップル。そこからさらに日本人が呼びやすくしたものがパイナップルというところまでは想定がつくと思う。ただ、Pineappleという名前の意味としてはリンゴのような甘い芳香があるからappleという名がついているのと同時に、Pineというのは植物の“松”という意味なのだ(松の木はPine tree。パイナップルは松ぼっくりのような見た目なのでPineがついているとのこと)。なので、日本でパイナップルのことをパインと呼んでいるが、それでは外国では伝わらず松という意味になってしまうので注意が必要だ。
文/ムッシュ・フジタ