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独自釣法で大当たり!今季最後のアマダイ釣りで48cm、49cmの大物をゲット

2020.04.05

 3月の3連休の真ん中・21日、1月11日以来、今年2回目の釣りに出かけた。この間、何度も計画したが悪天候で断念。なかには船が出た日もあったが、暇たっぷりのリタイアは、雨風強く波の高い日にあえて釣りはしない。もちろん、船上が混む土日休日の釣行も避ける。とはいえこうも間が空くと、釣りがしたくてたまらない。さらにアマダイ釣りは、3月いっぱいくらいでシーズンを終える。3連休初日の20日は強風で出船不可の見通し、21日は午後から風が吹くが午前中は問題なしの予報、21日がアマダイ釣りの今期ラストチャンスかもしれず、混むのは覚悟で港に向かった。

3月21日は好天に恵まれた。

 実は今シーズン中に、どうしてもアマダイ釣りをやりたい理由があった。前回の釣りで、アマダイの釣り方の真髄を極めた気がするのだ。前回はデカアマ(大きなアマダイ)と呼ばれる47cmを含む5匹で船中トップの釣果だった。ちなみに昨年11月のアマダイ釣りでも、デカアマ47cmを釣り上げている。ただし釣果は大小2匹と、数はいまひとつ。この時は釣友・正林さん仕込みの釣り方で、まだ真髄釣法を編み出していない。

 正林さんは数年来の釣友で、昨シーズンまではアマダイ釣りの名人だった。毎回毎回、僕よりも大きなアマダイを釣り、数も僕の比ではない。ある時、まったく釣れない僕を見るに見かねて正林釣法を伝授してくれて、それ以来、僕も多少は釣れるようになった。いわば、僕のアマダイ釣りの師匠だ。

 しかし昨年11月、今年1月と、正林さんの釣果は0に近い。昨年11月は2人とも同じ釣り方だったから、釣果はたまたまの運だろう。だが今年1月は、偶然にも正林釣法とはまったく違う釣り方を試み、釣果に大差をつけた。僕の編み出した斎藤釣法は、釣り雑誌で見る釣法ともかなり異なるが、とにかくよく釣れた。そしてその釣れっぷりに、これぞ真髄ではとときめき、もう一度斎藤釣法を試さねばと思っていたのだ。

江の島を右に眺めながら、城ヶ島沖に向かう。

 というわけで、正林さんとの土曜日釣行と相成った。船宿は昨年11月と同じ葉山はあぶずり港、デカアマ狙いで定評のあるたいぞう丸だ。僕たちの定船宿ながら、今年1月は千葉・勝山の違う船に乗った。魚とは不思議なものでエリアが変われば習性も変わり、Aエリアでの釣り方がBエリアでも通用するとは限らない。斎藤釣法は勝山では大成果だったが、はたして葉山(釣るポイントは城ヶ島沖)ではどうか?

片側3名。お互いの仕掛けが絡む心配のない余裕のスペースだ。

 船は幸運にも土曜日ながら6名乗船、片側3名ずつという大名釣り。しかも晴天、暖かい。好釣果の予感たっぷりだ。僕は右側一番前、正林さんは左側一番前に席を取る。では釣り支度を。「あれ、バッテリーがない!?」。アマダイは水深約100mを狙うので、電動リールを使う。バッテリーを忘れるとは、釣り人生初めてのポカ。嫌な予感が横切りつつ、船長に船備え付けのバッテリーを借りた。

船のバッテリー。極めてシンプルだ。

 7時半にポイントに着き、斎藤釣法発進! 仕掛け投入の度に、アタリがくる。いきなりの連釣モードだ。ただし、トラギス、レンコダイ、ガンゾウヒラメ等、外道ばかり。と思いきや、それまでとは明らかに違う引きがくる。小ぶりながら本命だ。その後、外道の連釣を経て、またしても本命。ただしサイズは、“鼻タレ”と呼んでいる極小サイズなり。たいぞう丸では、この大きさは釣った魚の数に加えない。

30cmには満たない小型サイズ。

20cmにも満たない極小サイズ。ただしリリースはしない。アマダイは水深が浅くなると浮き袋が膨らみ、もはや棲み家たる海底に戻れない。海に放っても鳥の餌になるだけ、ならば小さくても食べるのが供養になる。

 外道は投入の度に釣れる。8時半、ちょっといい引きにアマダイかと期待するが、やや大きめのレンコダイだ。干物が美味しいとされ、このサイズなら干物OKとキープする。続いて、“鼻タレ”。以後も、外道が続く。時計は10時を回る。斎藤釣法、アタリは明確にわかり外道は入れ食い、本命も既に3匹ながらいかんせん小さい。デカアマが釣れれば、本物なのだが……。

本日最大のレンコダイ。10匹以上釣れたが、他はこの7がけくらいのサイズ。

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