「転勤がきっかけで結婚した」転妻の14%、「転勤を繰り返して夫との絆が強まった」38%
転妻(500名)を対象に、夫の転勤による生活への影響について、経験があるか尋ねる調査が行われた。
【(現在の夫の)転勤がきっかけで結婚をした】では、「経験した」が14.2%と、7人に1人の割合になりました。転勤でパートナーと離れ離れになることを避けたいという思いから、結婚に至ったという人がいるようだ。
【転勤を繰り返したことで、夫との絆が強まった】では、「経験した」が38.2%と4割近くになった。夫婦で助け合って、住環境や人間関係の変化に対応する中で、絆が深まったという人が少なくないようだ。【転勤によって嫁姑問題が解決した】では、「経験した」が16.8%と、6人に1人の割合になった。
単身赴任を避けるために夫が絶対に言わないようにしているセリフ 2位「一人で大丈夫だよ」、1位は?
転勤が決まったとき、妻に快くついて来てもらうために、夫は妻に対して、どのような言葉を言わないように注意する必要があるのだろうか。
転勤経験のある既婚男性(500名)を対象に、転勤をする際、単身赴任を避けるために、絶対に言わないようにしているセリフを尋ねる調査が行われたところ、1位は「一人で行くよ」、2位は「一人で大丈夫だよ / 頑張るよ」、3位は「ついて来て」「一人のほうがいいよ / 気楽だよ」となった。妻がいなくても大丈夫だと思わせるような言葉は、言わないようにしている人が多いようだ。
また、転妻(500名)を対象に、夫の転勤の際、これを言われたら絶対についていくのをやめると思うセリフを尋ねる調査が行われたところ、1位は「来なくていいよ」、2位は「ついて来るのが当たり前でしょ」となった。
1位の「来なくていいよ」という言葉には、寂しさを感じてしまう転妻が多いのではないだろうか。また、2位の「ついてくるのが当たり前でしょ」という言葉には、転勤による妻の負担を軽視しているように感じてしまう転妻が多いと考えられる。
転勤先ランキング 北海道が「住みやすさ」「食べ物のおいしさ」で2冠
転勤によって新たな土地で生活を始めることは、その地域ならではの魅力や楽しみを見つけるきっかけになる。
全回答者(1,000名)を対象に、これまでに転勤で行ったことがある都道府県の中で、「住みやすい」、「食べ物がおいしい」、「美男美女が多い」と思う都道府県はどこか尋ねる調査が行われた。
これまでに転勤で行った都道府県の中で、住みやすいと思った都道府県を尋ねる調査が行われたところ、1位は「北海道」(70.4%)、2位は「福岡県」(66.0%)となった。気候が冷涼で、首都圏と比べて家賃や生活費を抑えられるイメージがある北海道が、住みやすさでトップとなった。
次に、これまでに転勤で行った都道府県の中で、食べ物がおいしいと思った都道府県を尋ねる調査が行われたところ、1位は「北海道」(89.8%)、2位は「福岡県」(73.4%)となった。海の幸や山の幸が豊富な北海道が、食べ物のおいしさで高く評価されているようだ。
また、これまでに転勤で行った都道府県の中で、美男美女が多いと思った都道府県を尋ねる調査が行われたところ、1位は「福岡県」(46.8%)、2位は「北海道」(38.8%)となった。
昨年(2019年)の調査では、福岡県が「住みやすさ」「美男美女の多さ」で2冠となったが、今年の調査では、北海道が「住みやすさ」「食べ物のおいしさ」で2冠を達成した。
転勤先でのくらしをどのように楽しんでいる? 1位「観光スポット巡り」2位「ご当地グルメ巡り」
転勤で新しい土地に引越しをすることは、今まで経験できなかったことを経験できる貴重な機会といえる。どのような楽しみ方をしている人が多いのだろうか。
全回答者(1,000名)を対象に、転勤先でのくらしを楽しむために、どのようなことをしたか尋ねる調査が行われたところ、「観光スポット巡り」(38.5%)が最も高く、次いで、「ご当地グルメ巡り」(32.9%)、「近場に旅行」(25.5%)となった。名所観光を楽しんだ人が多い結果となった。
転勤経験のある既婚男性と転妻の回答を比較すると、「友達作り」(転勤経験のある既婚男性9.4%、転妻24.4%)や「習い事」(転勤経験のある既婚男性2.6%、転妻18.6%)は、転妻のほうが15ポイント以上高くなった。
転妻には、夫の転勤先で友達を作ったり習い事をしたりと、日常生活の充実につながる行動をした人が多いようだ。
転勤経験のある既婚男性が“転勤してよかった”と思うこと 1位「心機一転仕事を頑張れた」
転勤経験のある既婚男性(500名)を対象に、転勤をしてよかったと感じることを尋ねる調査が行われたところ、「心機一転仕事を頑張れた」(33.2%)が最も高く、次いで、「仕事上の人脈が広がった」(27.4%)、「転勤先のおいしいものを食べられた」(21.4%)となった。転勤経験のある既婚男性の多くが、仕事の面でプラスの影響があったと感じていることが明らかに。
転妻(500名)を対象に、夫が転勤をしてよかったと感じることを尋ねる調査が行われたところ、「転勤先の観光スポットに行けた」(38.2%)が最も高く、次いで、「転勤先のおいしいものを食べられた」(30.8%)、「家を片付ける機会になった」(26.8%)となった。転妻には、夫の転勤先で、観光スポットやグルメを楽しみながら過ごしている人が多いようだ。
どんな環境でもすぐに溶け込めるイメージの女性有名人 1位「イモトアヤコ」2位「綾瀬はるか」
最後に、全回答者(1,000名)を対象に、「転勤」をテーマに、イメージに合う有名人を尋ねる調査が行われた。
まず、どんな環境でもすぐに溶け込めるイメージの女性有名人を尋ねる調査が行われたところ、1位は「イモトアヤコ」、2位は「綾瀬はるか」、3位は「久本雅美」となった。テレビ番組で世界各地を訪れ、過酷なロケにチャレンジしているイモトアヤコがトップとなった。転勤経験のある既婚男性(500名)の回答では、「綾瀬はるか」が1位となった。
次に、転勤先で出会いたい理想的なママ友のイメージに合う女性有名人を尋ねる調査が行われたところ、1位は「小倉優子」、2位は「杏」、3位は「木村佳乃」となった。転妻(500名)の回答では、気さくなイメージのある「木村佳乃」が1位に。
全回答者(1,000名)を対象に、この人と一緒ならどこへ転勤しても不安を感じない、理想のパートナーのイメージに合う有名人を尋ねる調査が行われたところ、転勤経験のある既婚男性(500名)の回答では、1位「綾瀬はるか」、2位「天海祐希」、3位「杏」「広瀬すず」となった。そばにいてくれると癒されそうな綾瀬はるかが1位、転勤先での困難を難なく乗り越えそうな、強い女性のイメージがある天海祐希が2位となった。
また、転妻(500名)の回答では、1位「福山雅治」、2位「西島秀俊」、3位「向井理」となった。どんなことがあっても落ち着いた笑顔で不安を和らげてくれそうな、大人の余裕を感じる男性芸能人が上位となった。
※東急住宅リース・東急社宅マネジメント調べ
<調査概要>
◆調査タイトル :ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査2020
◆調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする
転勤を経験した既婚男性ビジネスパーソンと、
夫の転勤に伴い一緒に引越しをした経験のある既婚女性
◆調査期間 :2020年1月21日~1月24日の4日間
◆調査方法 :インターネット調査
◆調査地域 :全国
◆有効回答数 :1,000サンプル
◆実施機関 :ネットエイジア株式会社
出典元:東急住宅リース株式会社
東急社宅マネジメント株式会社
構成/こじへい