NGな服装とは
近年では足元が整備されたバーベキュー場も増えてきていますが、バーベキューはあくまでもアウトドアです。その場にふさわしくないコーデでは、怪我をしてしまう可能性もあります。せっかくのバーベキューを台無しにしないよう、NGな服装も知っておきましょう。
露出度が高い服
屋外でのバーベキューは、普段より開放的な気持ちになりやすく、夏場に川や海で行うバーベキューでは、「水着や露出度の高い服装をしたい」と思うかもしれません。しかし、『露出度の高い服はバーベキューに向いていない』ため注意しましょう。
メンバーに男性がいる場合には目のやり場に困らせてしまったり、日焼けや虫刺されで肌が赤くなってしまったり、火の粉が当たりやけどしてしまったりする可能性もあります。
露出度が高めの服装を楽しみたい場合でも、まずは安全を最優先に考えて服装を選ぶことが大切です。
きれいめな服装
きちんと感のあるきれいめなファッションが好きな場合でも、バーベキューのときにはカジュアルなテイストを選びましょう。
ふんわりとしたブラウスやスカートでは、準備や調理を手伝おうと思っても、ブラウスの裾やスカートの裾が気になり、立ったり座ったりなどが思うように動けないことがあります。
焼いている肉の脂はねや、炭の汚れ・砂・雨など汚れやすいバーベキューでは、『きれいめな服装は避けるのが無難』と言えます。
汚れが目立ちやすい服
カジュアルな服装でも、白や淡い色など『汚れが目立ちやすい服』はバーベキューには向いていません。自分でどれだけ気を付けていたとしても、後から見ると汚れが付着していることもあるでしょう。
白や淡い色の服を着ていると、自分では気にしていなくても、周りが気を使ってしまうこともあります。一緒に楽しむメンバーに余計な気を使わせないためにも、白は避けるのが無難です。
汚れる危険性が高いバーベキューでは、汚れが目立ちにくい柄物や濃い色のアイテムを選ぶのが良いでしょう。
その他の注意点
バーベキューを満喫するためには、服装以外にも注意しておくと良いポイントがあります。快適に楽しい時間を過ごすために、ポイントを押さえた事前準備をしましょう。
日焼け対策をしよう
日焼け対策をしないでいると、後から痛みや赤みが出たり、髪が傷んだりすることがあります。そのため、事前の日焼け対策が大切です。
まずは日焼け止めを準備しましょう。小まめに塗り直す手間を考えると、乳液タイプよりもスプレータイプがおすすめです。スプレータイプのものには肌だけでなく髪にも使える商品もあります。
顔や手足はもちろん、忘れやすい首元にもつけましょう。サンダルを履いているときには、足の甲にもつけます。唇の日焼け対策には、UVカットのリップクリームを使用すると便利です。
日焼け止めだけではなく、帽子・サングラス・アームカバー・カーディガンなどでもUV対策のものを使いましょう。どれか一つではなく、合わせて使うことで万全の対策ができます。
虫刺されに気を付けて
虫刺され対策も重要なポイントです。バーベキューにぴったりのシーズンは、虫が増える季節でもあります。そのため、水辺や草の中に、蚊やブヨなどが潜んでいることも多いでしょう。
そのような虫に刺されて痛い・かゆいといった不快な思いをしないためにも、『虫よけや虫刺されの薬』は欠かせません。
オーソドックスなスプレータイプの虫よけはもちろん、リングタイプやシールタイプなどもあるため、うまく併用して虫刺され予防をしましょう。
事前に当日の天気をチェック
屋外のバーベキューの場合、快適に楽しめるかどうかは天候に大きく左右されます。事前に天気予報をチェックして、当日の持ち物を決定しましょう。
晴れて気温が高くなる予報なら、暑さ対策をすると快適に過ごしやすくなります。通気性の良い素材の服を選んだり、冷感スプレーを用意したりするのも良いかもしれません。
雨の確率が高いときには、レインコート・レインシューズ・雨対策用のテントなどを用意しておくと安心です。雨に伴い気温も下がりそうなら、羽織やブランケットなどが役立ちます。
「急な天候の変化で楽しめなかった…」ということがないよう、事前にしっかりと天気予報を確認しましょう。
構成/編集部