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ロック好きなら一度は聞くべし!60年~70年代のレコード〝マト1〟コレクションの魅力を解説

2020.03.15

 5年ほど前から始めた“趣味”が、60~70年代ロックのレコード=“マト1”収集だ。マト1とは何たるかは、この記事を参照されたい。簡単に言えば、もっとも音がいいレコードだ。マト1比較試聴記事も、@DIMEにかなりアップされているので、読んでいただければ幸いだ。

 さてそのマト1、現役時代に相当数購入したが、リタイア後は、①欲しいものはだいたい手に入れた、②経済上自重せねば、という理由であまり買わなくなった。だがこの3月、久しぶりに火が付いた。というのも後述するが2か月に1回、レコードの比較試聴会を開いている。次回のメイン・アーチストは、クイーンだ。『オペラ座の夜』は当時の日本盤、UK盤マト1、名匠によるリマスタ-盤、そのリマスタ-を音源にした驚愕音質の12インチ45回転シングル「ボヘミアンラプソディ」と、存分に比較できるだけのレコードを持っている。だが他の作品は『イニュエンドゥ』等のCD時代のアナログ盤、そしてデビュー作『戦慄の王女』と『JAZZ』のUK盤マト1しか所有していない。そこで試聴会用にと『戦慄の王女』の日本盤、『シアー・ハートアタック』のUK盤マト1と日本盤を買った。値段は順に、2450円、1791円、1000円と高くはない(送料含まず)。

『戦慄の王女』(女王の誤植に非ず、もちろん帯も)と『シアー・ハートアタック』の日本盤。

 マト1の購入先は、日米のオークションサイトたるヤフオクとebay、レコード売買サイトDiscogs、そしてディスクユニオン等のリアル店だ。特にebayと Discogsが多い。なにせ世界中から出品されるので、ヤフオクやリアル店とは比べものにならない、というより比べようがない出品数なのだ。だからアイテムを探し出すと、はまる、時を忘れる、欲しくなる。ある意味禁断のサイトだが、クイーン探しでこの木の実の味を思い出してしまった。

 まずはまったのは、レッド・ツェッペリンの『永遠の詩』だ。ツェッペリンのスタジオ盤はすべてマト1を所有するが、この2枚組ライブのマト1は持っていない。リアル店でよく見かけ、価格も5000円ほどで、いつでも買えると思っていた。だがebayに約17000円の出品がある。なんでこんなに高いの? と調べた。

 マト1と言っても、作品によっては“マト1”とされる数字が複数に及ぶものがある。なぜ複数あるのか僕にはわからず説明できないが、たとえばマト1,2,3,4,5までは“マト1”とされることもあるのだ。

 『永遠の詩』は2枚組なので4面あり、すべての面がマト1なら1枚目表裏、2枚目表裏の順に“1111”となるが、これは存在しないようだ。実際は“1112”“2332”“1321”等が、マト1とされる。“1112”と“1321”があるなら“1111”が存在するはずと思うのだが、そうとはならないのが、この世界の深淵なところだ。

所蔵する『永遠の詩』は、2007年にアメリカで発売された4枚組のリマスタ-盤。オリジナル盤に入っていない6曲が加わった垂涎盤で購入。しかし2018年にジミー・ペイジがリマスタ-した同曲収録の4枚組が登場し、ありがたみが失せた。

 “1112”は数字を合計すると5で、合計4がない以上一番小さい合計数となる。よって稀少とされ高いのだろうと、勝手に推測した。マト1の世界、稀少性には心が動く。ましてや最愛のツェッペリンだ。17000円でも買う気になったが、商品説明を読むとやや針飛びするとある。となれば躊躇し、他に“1112”はないかとサイトを探しまくる。小1時間かかり目がショボショボしたが、見つかれば報われる。だが出品数は多いものの、ない。

 しかし! “1113”で2400円という掘り出し物を見つけて購入! 状態も概ね良しと評されている。ただし、状態ばかりは手に入れないとわからない。それでも、“なんてお買いもの上手”という高揚感が湧いてきて、次なる掘り出し物を見つけたくなる。

 それがピンク・フロイドの『ザ・ウォール』だった。2月に来日したトリビュートバンド、ブリット・フロイドの『ザ・ウォール』40周年記念ツアーを見て、欲しくなっていた。こちらも2枚組、そして『永遠の詩』以上に、“2232”“3312”“2332”“2413”“2342”他、マト1とされるものが多い。価格は状態概ね良しレベルで約5000円からと、高くはない。

 そんな中からDiscogsで、“2312”という合計数が小さい盤7500円也を見つけて買おうとした。しかし約200枚ある出品盤の説明を読むと、多くに“NO STICKER”という文字がある。何のことかと調べると、“バンド名とアルバム名を描いた同梱のステッカーは紛失”という意味だとわかった。そういえば『狂気』にも、ポスターとステッカーが2枚ずつ付いている。

『狂気』UK盤マト1。

『狂気』に同梱のポスター2枚。

『狂気』に同梱のステッカー2枚と、レコード。ラベルの青い三角は“ブルートライアングル”と呼ばれる、UK盤マト1の証。

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