比較的安定したイメージのある電力・ガス業界だが、中でも「ホワイト度」が高い企業はどこなのか。今回キャリコネは、電力・ガス業界に属する企業をピックアップし、ユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。
電力・ガス業界の”ホワイト度が高い企業”ランキング
京阪神を中心に事業を展開する「大阪ガス」は、1897年(明治30年)に設立され、1905年にガス供給を開始した。2000年に電力小売自由化がスタートしてからは電力事業にも進出。完全自由化となった2016年からは一般家庭にも電力の販売を始めている。
社員のワークライフバランスに関しては、最長で子どもが満3歳になるまで取得できる育児休業、小3まで利用できる短時間勤務、在宅勤務など、さまざまなサポート体制を整備。出産や育児によるブランクが今後のキャリアパスに影響しないよう、職場復帰プログラムも用意されている。
また、女性の採用比率や管理職比率のアップにも積極的に取り組んでいます。「くるみんマーク」を取得したり、「なでしこ銘柄」に選定されたりと、こうした取り組みは外部からも評価されている。
長時間労働削減への取り組みに関しては、ノー残業デーや退館時間のルールの設定、会議の短縮化などを行っている。2019年3月期の有価証券報告書によれば、平均年間給与は約667万円となっている。
「電力・ガス業界の”ホワイト度が高い企業”ランキング」
調査対象:『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「電力・ガス」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業
調査内容:企業別にキャリコネユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値を算出(5点満点)
構成/ino