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充電や収納の方法を工夫するだけでイヤホンの寿命が伸びるって本当?

2020.03.08

イヤホンは何年くらいで寿命を迎えてしまうのだろうか? その原因や対処法も含めてご紹介する。買い替えのタイミングや、お気に入りのイヤホンを長く使うための参考にして欲しい。

【参考】ケース別に解説!イヤホンから音が聞こえない時の原因と対処法

片方聞こえない時はどうする?覚えておきたいイヤホンのトラブル対処法

イヤホンの寿命は何年? 寿命をむかえる原因は?

まずイヤホンは何年くらいで寿命をむかえるのか、また寿命を迎えてしまう原因について解説しよう。

有線とワイヤレスのイヤホンはそれぞれ何年くらいで寿命になるのか

イヤホンが何年くらいもつのかは使い方や種類によって左右されるので、一概にはいえない面もあるが、有線のイヤホンとワイヤレスのイヤホンのおおよその寿命は以下の通りだ。

有線のイヤホンは1年程度で寿命をむかえるケースが多い

有線のイヤホンの場合、ヘッドホンよりも細いケーブルが断線しやすい。ケーブル以外の部品は、故障しにくいので、寿命になる原因の多くがケーブルの断線だ。断線した場合、音が途切れるようになったり、ノイズが入ったりする。

ほかにもイヤホンを接続する端子部分が汚れているときに、同じような症状が起こりやすい。この場合、端子部分の汚れを拭き取ると解消できるケースもある。ケーブルの断線が起こる頻度は、使い方によってかなり異なる。だいたい一般的には1年から1年半くらいで断線することが多いようだ。

ワイヤレスイヤホンは3年もたずに寿命になる?

ワイヤレスのイヤホンの場合、ケーブルが断線する危険性はほとんどない。特に左右のイヤホンも無線で接続されている、完全ワイヤレスイヤホンやフルワイヤレスイヤホンと呼ばれる製品の場合、断線する危険性は0だ。

しかし、断線をしないからといって、ワイヤレスイヤホンは長寿命なのかというと、そうではない。ワイヤレスイヤホンは内蔵バッテリーで動作しており、これに寿命があるからだ。一般的に2年程度でバッテリーが寿命を迎えて、作動時間が短くなることが多くなる。ワイヤレスイヤホンの寿命は2年程度と考えておこう。

【参考】イヤホンのプロが音、使用感、装着感を検証!完全ワイヤレスイヤホンの機能別おすすめ10選

リケーブル対応のイヤホンなら寿命はない?

上記の通り、有線のイヤホンの場合は、ケーブルの断線が主な寿命の原因だ。断線したケーブルを交換できれば、寿命が延ばせることになる。

ケーブルを交換することをリケーブルといい、リケーブル対応のイヤホンも販売されている。お気に入りのイヤホンを長く使いたい人におすすめだ。

ただし、ケーブルが交換できても、ケーブルを刺す端子部分に不具合が出たりする場合があるので、リケーブル対応だからといって、半永久的に利用できるわけではない。

フルワイヤレスイヤホンの寿命はバッテリー次第

ワイヤレスイヤホンの寿命は、ほぼバッテリーの寿命といっていい。どのくらいで寿命を迎えるのか、詳しく見てみよう。

完全ワイヤレスイヤホンのバッテリーの寿命は充電回数で決まる

ワイヤレスイヤホンに多く使用されているリチウムイオンバッテリーの場合、一般的には放電と充電を500回程度繰り返すと、充電容量が60%以下に低下するとされている。満充電状態でも、新品のときの半分程度の時間しか使えなくなる。

すぐにイヤホンとして使えなくなるわけではないが、バッテリーの劣化は更に進んでいく上、使い勝手がかなり悪くなるので、このくらいで寿命になると判断していいだろう。

500回というのは、毎日充電すれば1年半弱、2日に1回の充電で2年半強ということになるから、一般的に2年程度でワイヤレスイヤホンが寿命を迎えるということだ。

高級イヤホンなら寿命は長いのか?

結論からいえば、高級なイヤホンだからといって極端に寿命が長いということはない。ただし、高級なイヤホンには、安価なイヤホンよりも良い素材が使われているので、有線のイヤホンなら断線の可能性が多少は減ると考えられる。

また、ワイヤレスイヤホンの場合、バッテリーの容量が安価なイヤホンよりも大きいので、頻繁に充電をする必要がない。充電頻度を減らせるので、バッテリーの寿命が長くなることが考えられる。こればかりは、使う頻度などにもよるので、参考程度としてほしい。

寿命をむかえたイヤホンはどうなる? 音質に変化は?

有線のイヤホンやワイヤレスイヤホンともに寿命が近づくと音質に変化はあるのだろうか? ここからは、イヤホンの寿命と音質の関係を紹介していく。

イヤホンが寿命をむかえると音質にも変化があるのか?

結論からいうと、イヤホンが寿命をむかえても、音質には目立った変化はない場合が多い。なぜなら、イヤホンが寿命になる原因は主に断線やバッテリーであって、音質に影響があるドライバーユニットなどの部品は数年程度では劣化しないからだ。

有線式イヤホン、ワイヤレスイヤホンの寿命を延ばす方法

最後にイヤホンの寿命を延ばす方法について解説しよう。まず、有線のイヤホンの場合、ケーブルの断線を防ぐことが寿命を延ばすことになる。ケーブルに負担をかけないように、持ち運ぶ際にはコードリールやイヤホンケースを使用するといい。

プラグとケーブルが繋がっている部分は特に断線しやすいので、スマホやプレーヤーから外すときは、ケーブルではなくプラグ部分を持って引く抜くことを徹底しよう。

ワイヤレスイヤホンの場合は、バッテリーの劣化を防ぐことが寿命を延ばすことに繋がる。リチウムイオン電池の場合、継ぎ足し充電をしても劣化が早まることはないとされている。
むしろ充電量が100%や0%のときに劣化が早いとされているので、常に満充電にしたり電池残量ゼロになってから充電したりするより、適度に使って適度に充電することがバッテリーを長持ちさせる。また、リチウムイオン電池は、高温の環境に置くと劣化が早まるので、夏場に自動車の車内に放置するのは避けた方がいい。

イヤホンが寿命をむかえるのは避けられない面もあるが、大事に使えば寿命を延ばすことにつながる。この記事の内容も参考にして、お気に入りのイヤホンを少しでも長く使って欲しい。

※データは2020年2月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品・サービスの御利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/ねこリセット

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