DIME2020年5月号の付録は『超望遠12倍レンズ』。昨年好評だった『超望遠8倍スマホ用レンズ』がさらにスケールアップし、12倍の超望遠レンズになって帰ってきたのだ! 使い方はまず、レンズを覆わないように注意しながら、付属のクリップをスマホに固定。次にクリップのリングに『超望遠12倍レンズ』をねじ込んで装着すればセッティングは完了だ。
レンズがひとつだけのスマホなら装着の際に迷うことはないが、最近はダブルカメラ、トリプルカメラ、クアッドカメラなど、複数のレンズを搭載するスマホも増えている。所有するスマホに複数のレンズがある場合は〝メインのレンズ〟に装着するのがおすすめ。どれがメインかわからない時は、カメラを起動して「1倍(標準)」の状態で、背面のレンズを1つずつ指で押さえてみよう。カメラアプリの画面が真っ黒で何も映らなくなったら、その時に押さえているのがメインレンズだ。
例えば、トリプルレンズを搭載する『iPhone 11 Pro』『iPhone 11 Pro Max』では、一番上のレンズがメインレンズとなる。
同じくトリプルレンズを搭載する『Galaxy S10』『Galaxy S10+』では、3つ並んだ真ん中のレンズがメインレンズだ。
このほか、ダブルレンズを搭載する『Google Pixel 4』の場合は、向かって左側のレンズがメインレンズとなっている。
いずれもクリップでスマホを挟んでメインレンズの位置にリングを合わせ、動かないように指で押さえながら、付録の『超望遠12倍レンズ』をゆっくり回して取り付けるのがコツ。装着できたらカメラを起動し、画面に〝ケラレ〟と呼ばれるレンズの陰が出ていないかチェックしよう。もし〝ケラレ〟が出ている場合は、陰が最小限になるようにレンズの位置を微調整する。
なお、レンズの構造上、スマホのカメラの形状によっては、どうしても画面の隅にケラレが出てしまうケースもある。その場合はピンチアウト操作でスマホカメラをほんの少しだけズームすると、陰が消えてきれいに撮影できるので試してみよう。
カメラを起動して装着に問題がなければ、早速遠くの被写体にレンズを向けてみよう。ピントが合っていない場合は、レンズのフォーカスリングを回して調整できる。フォーカスリングを回す時はクリップをしっかり押さえて、せっかく調整したレンズの位置がずれないように注意したい。
『超望遠12倍レンズ』を装着した状態でカメラの画面をピンチアウトすれば、さらに被写体にズームすることもできる。ただし、スマホによっては、ズームする過程で『超望遠12倍レンズ』を装着しているメインレンズから、装着していない望遠レンズへと切り替わってしまうこともある。その当たりを注意しつつ、様々なシーンで試しながら、超望遠写真の撮影を楽しんでほしい。
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取材・文・写真/太田百合子