イヤホンは多種多様な種類があり、それぞれ違った魅力がある。新しいイヤホンの購入を検討している人の中には、どのタイプが自分に合うのか悩む人もいるのではないだろうか。今回は、イヤホンの種類とその特徴、おすすめの商品を紹介していこう。
イヤホンは大きく3種類に分けられる
イヤホンはカナル型・インナーイヤー型・耳かけ型の3種類に分けられる。まずはそれぞれの特徴やメリットを解説していこう。
【イヤホンの種類】現在の主流カナル型とは?旧世代の主流インナーイヤー型も紹介!
カナル型は、イヤホンの中で最もメジャーなイヤホンだ。イヤホンの先端部分のイヤーピースを耳穴に付けて聴くタイプで、雑音を遮断しやすい。そして音漏れもしにくい。
カナル型が普及する以前に主流だったインナーイヤー型は、耳の穴のふち部分にはめるイヤホンだ。本体の尖っている部分を耳穴に添えるタイプで、密着しないぶん耳への負担も少ない。
【イヤホンの種類】耳かけ型は運動中でもずれにくい!
耳かけ型は、その名前の通り耳にかけるタイプのイヤホンだ。耳から外れにくいため、運動しながら使う時に向いている。
イヤホンは種類に加えてワイヤレスイヤホンか有線かで選ぼう
イヤホンを選ぶ時は、前述の3種類からさらに「ワイヤレスイヤホン」と「有線タイプ」に分けて検討しよう。
ワイヤレスイヤホンは、Wi-Fi接続やBluetooth接続で再生するので、音楽再生端末と有線でつなぐ必要がない。コードがカバンの中で絡まる心配などもないが、通信状態によって画面と音声がズレることもある。
一方、有線タイプはコードを音楽再生端末のイヤホンジャックに、差し込んで使うイヤホンだ。ネット環境がなくとも使えて、音ズレの心配もない。
すぐわかる!ワイヤレスイヤホンの基本的な使い方
ワイヤレスイヤホンのほとんどは、Bluetoothと接続して使用されるため、ここではワイヤレスイヤホンとBluetoothの接続方法を解説していこう。
・スマホのBluetooth機能を「ON」
・イヤホンのスイッチを長押しして「ペアリングモード」にする
・スマホのBluetooth設定画面に機器の名前が表示されたら完了
この手順でだいたいのワイヤレスイヤホンは使える。メーカーによってはイヤホンの電源をONにするだけでBluetoothにつながる商品もある。商品説明にしたがって操作しよう。
【参考】なぜかペアリングできない!そんな時に役立つBluetoothイヤホンの接続トラブル解消法
王道はこれ!カナル型イヤホンのおすすめ商品
カナル型のイヤホンの中でも、フィット感や音質にこだわった商品を2つ紹介していく。
カナル型イヤホンが苦手な人でも安心!フィット感が魅力のイヤホン
音響学に基づいて制作されたカナル型イヤホン。音の空間や位置などが伝わってくるため、バイノーラルやAMSRといった音源を聴くのにおすすめだ。イヤーピースは耳の形にフィットしやすい「スウィングフィット機構」で、サイズも5種類から選べる。
重低音もしっかりキャッチ!有線タイプのカナル型イヤホン
【参照】Amazon JVC HA-FX3X-B XXシリーズ カナル型イヤホン ステルスブラック
有線タイプのカナル型イヤホン。重低音をクリアに響かせてくれる「カーボン振動版」を使用している。耳にはめ込む部分は音筒部になじみやすい構造になっており、安定感抜群の付け心地が味わえる。
機能性やデザインが抜群!通販サイトで人気のワイヤレスイヤホン6選
ここではAmazonや商品紹介メディアで人気なワイヤレスイヤホンを6つ紹介しよう。
【ソニーのワイヤレスイヤホン】ハイレゾ相当の高音質が楽しめる!
【参照】Amazon ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM3B
CDスペックを超えるデータ量「ハイレゾ」に相当する高音質が特徴のワイヤレスイヤホンノイズキャンセイリング機能で雑音をシャットアウトしてくれるだけでなく、周囲の音を拾ってくれる「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」も搭載している
【BOSEのワイヤレスイヤホン】軽量で外れにくい!
【参照】Amazon Bose SoundSport Free wireless headphones 完全ワイヤレスイヤホン ミッドナイトブルー/イエローシトロン
オリジナル開発のイヤーチップ「StayHear+ Sportチップ」は軽くてフィット感抜群。撥水性のあるメッシュ素材を使用しているため、雨や汗にも強い。Bose Connectアプリで紛失した場所を特定できるため、なくした時も安心だ。
【AKIKIJPのワイヤレスイヤホン】安いのに120時間連続再生可能!
【参照】Amazon AKIKI Bluetoothイヤホン
相場5000~10,000円のワイヤレスイヤホンの中で、3000円前後という低価格が魅力の商品。120時間連続再生可能。「両耳モード」「片耳モード」も使用できるため、家族や友人と同時に音楽や動画が楽しめる。
【Gaosaのワイヤレスイヤホン】充電器が大容量!スマホにも使える
転送速度が速い「Bluetooth 5.0」を使用したワイヤレスイヤホン。連続駆動480時間、8000mAh容量バッテリーの充電器付き。充電器はスマホにも使えるのも便利なポイントだ。
【Bang & Olufsenのワイヤレスイヤホン】ロゴとケースがおしゃれ
【参照】Amazon Bang & Olufsen 完全ワイヤレスイヤホン Beoplay E8 2.0
通販サイト「価格.com」の「プロダクトアワード2019」でオーディオ部門大賞を受賞した商品。イヤホン表面の「B & O」のロゴは手描き感があっておしゃれ。充電器の表面はレザー素材。上品かつ高級感あふれる仕上がりになっている。
Amazonでの人気は?Appleの純正ワイヤレスイヤホン
【参照】Amazon Apple AirPods with Charging Case
純正品の AirPods の中でも、Amazonの売れ筋ランキングで上位にランクインしたワイヤレスイヤホン。耳に装着しただけで自動的に稼働し、耳から外すと停止する。充電器に15分指すだけで3時間の再生できる。
【参考】買うならどっち?使ってわかった完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro」と「AirPods」の違い
イヤホンだけじゃない! ヘッドホンだって魅力的
ヘッドホンはイヤホンよりも耳との距離がある分、音楽のスケール感が大きく感じられる。ここではヘッドホンの使い道やメリットを解説していこう。
ゲーム用のヘッドホンはイヤホンでは味わえない迫力!
ゲーム用のヘッドホンの「ゲーミングヘッドセット」は軽量タイプが多く、頭部への負担も少なめ。ゲーム内の効果音やBGMのバランスがよく、遠くの音は小さく近くの音は大きく聞こえるため、臨場感を演出してくれる。
ヘッドホンはイヤホンよりも耳穴が痛くなりにくい
ヘッドホンとイヤホンは、どちらも音量に注意しなければ耳に負担がかかる。しかし、装着時の負担に関しては、ヘッドホンの方が直接耳に装着しない分、耳穴が痛くなりにくい。ただ、重い商品は頭部への負担がかかるため、なるべく軽量タイプを選ぼう。
動画配信サービスやデジタル音源が一般化している近年。イヤホンやヘッドホンは私たちの生活の中で、はずせない存在になりつつある。音質だけでなく、フィット感や機能性に注目して、あなたにぴったりの商品を選んでほしい。
※データは2020年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット