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呼吸器科、皮膚科、小児科、耳鼻咽喉科、花粉症の人はどの診療科に行くべきか?

2020.02.23

「花粉が多い季節は市販薬で乗り切る」という方も少なくないが、実は医療機関を受診する方が自分の症状に合った治療が受けられることも多い。

本記事では、今まで花粉症ではなかったものの症状が出始めた方、すでに花粉症の方が医療機関に行くメリットを紹介する。

そもそも花粉症の人は医療機関に行くべき?

花粉症の症状や重症度は人それぞれ異なっている。花粉症の市販薬もたくさん販売されているが、医療機関に行くことで自分の症状に合った治療方法を相談できるメリットがある。また、自分の症状やライフスタイルに合ったセルフケアをアドバイスしてくれることもある。

まずはアレルギー検査を受けてみる

花粉症の方もそうでない方も、アレルギーの原因物質を特定する血液検査を受けてみるのもいいだろう。花粉症の方は「スギ・ヒノキなど、どの花粉がアレルギーを起こす原因か」を知ることもできる。

今まで花粉症でなかった方も、くしゃみや鼻づまりなど花粉症のような症状が出始めたら「花粉症か花粉症でないか」を確認するために、一度検査を受けてみてはどうだろうか。

また、医療機関では血液検査だけでなく、鼻水の状況を顕微鏡で確認する「鼻汁好酸球検査(びじゅうこうさんきゅうけんさ)」が行われることもある。

すでに花粉症の人が受診するタイミングは?

症状を軽くするためには、花粉が飛散するピークの時期を迎える前に受診するのが理想的とされている。花粉が飛び始める前から治療を始めることを「初期療法」と言い、受診日は花粉飛散開始日から約2週間前が良いと言われる。

もし、花粉が飛散し始める2週間前の時期を逃しても、症状が出始めたら重症化する前に早めに受診するのがおすすめだ。

費用はどれくらいかかる?

医療機関や処方される薬により花粉症治療にかかる費用は異なるが、これから受診予定の方はどれくらいの費用が必要になるか確認しておくと良い。

花粉症に限らず、初めてもしくは久々に受診する場合には「初診料(大病院や診療所など医療機関や紹介状の有無でも異なる)」がかかる。初診料や診療費それに加え、アレルギー血液検査約5,000円、鼻汁好酸球検査で500円程度の検査費用が別途必要で、そこに処方薬や調剤料金が加わる。

検査や薬の内容も異なるので、明確に○○円かかるとは言えないが、医療機関を受診し2週間分のが処方された場合には、処方薬料金を含めて2,000円〜3,000円程度(健康保険3割負担の場合)の費用が必要になる。検査を行なう場合は、各検査料金が加算される。

花粉症は何科を受診すればいい?

まず、診療科がたくさんある「大学病院や大規模総合病院」を紹介状なしで受診することは、夜間救急外来など特殊な場合を除くと基本的には出来ないと考えておきたい。大きな病院は待ち時間も長くなりやすいため、まずは、かかりつけ医などの医療機関(診療所やクリニックなど)を受診したい。

では、花粉症の症状が出始めたり、すでに花粉症の方は何科を受診すればいいのだろうか。
池袋さくらクリニック院長の倉田大輔氏によれば、
「花粉症を含むアレルギー疾患の治療は呼吸器科(喘息)、皮膚科(薬物アレルギー・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹)、小児科(小児喘息)、耳鼻咽喉科(アレルギー性鼻炎<花粉症含む>)、眼科(アレルギー性結膜炎<花粉症含む>)と多岐にわたります。『花粉症』は、基本的に 診療科目に関わらず診察・治療する病気 です。

私自身が花粉症治療を受けるなら耳鼻咽喉科に行きたいです。医学部での花粉症講義を主に担当するのが耳鼻咽喉科であることが最大の理由です。ただ、耳鼻咽喉科医は医師数が少ないので、内科(医師数が多い)よりも受診しにくいことが悩ましいです。花粉症で目の症状が中心の方は、様々な効果や種類の目薬に(他の科の医師に比べ)詳しい眼科医を受診すると良いでしょう。

医師の専門分野が異なると、同じ病気である花粉症への治療(どの症状改善に主眼を置くか)も変わります。ご自分の症状に応じて医療機関を探してみるのも良いかもしれません。

仕事で忙しい人の中には診察や受診する時間を出来るだけ節約したいと考える方も多いと思います。医師の専門が違えば治療方針や得意分野も異なります。『花粉症治療を得意とする医師を新たに探して受診する』よりは、他に治療中の病気の有無、薬の飲み合わせも考慮して、『まずは、かかりつけ医(内科・耳鼻科・眼科など科を問わず)に相談する』ことを私自身はお勧めします」

耳鼻科/耳鼻咽喉科

鼻腔内観察・鼻汁検査・アレルギー検査を行うなら、耳鼻科・耳鼻咽喉科が適している。花粉症だけでなく「副鼻腔炎(蓄膿症)」を合併するケースもあるため、鼻水やくしゃみの症状に悩まされている方は耳鼻科を受診するのが良いだろう。

小児科

子供に花粉症の症状が現れたら、小児科を受診してみよう。「本当に花粉症なのか?小児特有の感染症や他の病気の可能性」を調べて治療することは小児科医である。

内科

内科も、花粉症治療を行っている。「風邪か花粉症かわからない」場合、まず内科(総合診療科など)を受診してみるのも良いだろう。

飲み薬(漢方薬含む)に加え、点眼薬・点鼻薬の処方、「舌下免疫療法」を行う医療機関もある。

眼科

特に目のかゆみや充血の症状が目立つ場合には、眼科を受診するのも良い。眼科では、結膜(白目の部分)充血など目の症状を診察できるを観察する「細隙灯顕微鏡検査(さいげきとうけんびきょうけんさ)」は、眼科医以外は検査出来ない。

アレルギー専門の医療機関

花粉症の症状は、言うまでもなく体のアレルギー反応の一つ。もし、アレルギー専門の医療機関が近くあれば、受診するのも良いが、「アレルギー専門(アレルギー疾患だけを診察治療する)」医療機関は、非常に少ない。

気管支喘息やアトピー性皮膚炎など、他のアレルギー疾患がある方はアレルギー専門の医療機関を探してみるのもいいかもしれない。

ペットの花粉症は動物病院へ

実は、猫にも花粉症があると言われている。猫の場合、人間と違い皮膚に症状が現れることが多く、外耳炎を引き起こすこともあるようだ。重症化する前に、まずは動物病院を訪れてみよう。

文/oki

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