家にいるときや通勤通学、ランニング中など、毎日イヤホンを使っている人は多いはず。「毎日使うものだからこそ良いものが欲しい」「できれば高コスパのものがいい」と思っている人もいるのではないだろうか。そこで今回は、高コスパイヤホンの選び方とおすすめの商品を紹介していく。
使い方を考えて選ぶ! コスパがいいイヤホンの選び方
高価格の製品なら多彩な機能が詰め込まれているが、コスパを重視すると搭載機能は限られる。音質を重視したいのか、ワイヤレスにしたいのか、スポーツ時に使いたいのか、自分にとって必要な機能を絞り込んで製品を探そう。
音質を重視したイヤホンの選び方
イヤホンを買う際には、コーデックとハイレゾ対応の有無を確認しておきたい。コーデックは、ワイヤレスイヤホンのデータを圧縮する際の規格のことで、標準はSBCだ。SBCよりも音質がよく、音の遅延も少ない規格として、AACとaptXがある。
AACはiPhoneに採用されている規格で、aptXはAndroidで採用されている。ワイヤレスイヤホンを購入する際には、AACあるいはaptXに対応しているかを必ずチェックし、スマホ本体の対応コーデックも確認しておこう。
ハイレゾは、「CDを越える音質のデジタル音源」を意味しており、従来のものよりも情報量が多い。ハイレゾ対応の再生機器とイヤホンを使えば、より臨場感のある音楽が楽しめるはずだ。
コスパの良いBluetoothイヤホンのおすすめメーカーは?
具体的な製品を紹介する前に、おすすめのメーカーを紹介しておこう。ただし、ここに挙げるメーカー以外からも魅力的な製品は多数販売されているので、参考記事もぜひ見て欲しい。
【参考】遅延の少ないBluetoothイヤホンの選び方と音ズレの直し方
Bluetoothイヤホンでおすすめのメーカー
SONYは、製品のラインナップが豊富で、コスパが良いモデルも多い。ほかには、ANKERやJVCもコスパが良いイヤホンを販売している。具体的な製品についてはのちほど紹介する。
重低音に強くコスパの良いBluetoothイヤホンを販売するメーカー
【参照】ATH-CKS5TW(audio-technica公式ホームページ)
コスパが良く重低音に強いメーカーとしては、audio-technicaをおすすめする。ATH-CKS5TWは、1万円以上の価格設定ではあるが、完全ワイヤレスイヤホンで15時間連続再生、重低音にこだわった性能を考えれば、決してコスパは悪くない。
コスパ重視で選ぶ!Bluetoothイヤホンのおすすめ製品
ここからは、高コスパなイヤホンの具体的な製品を紹介していく。価格はすべて2020年1月中旬現在のAmazonでの販売価格だ。まずはコードが邪魔にならず快適に使える、Bluetooth接続のイヤホンから紹介していこう。
【参考】コスパ最強モデルはどれ?スマホの機種、スポーツ用、ノイズキャンセリング、高音質Bluetoothイヤホンの選び方
左右独立型! 完全ワイヤレスなコスパの良いBluetoothイヤホン
Bluetoothイヤホンには、2種類がある。左右のイヤホンを繋ぐコードがなく独立している「完全ワイヤレスイヤホン」と呼ばれるタイプと、再生機器とはワイヤレスで接続するが、左右のイヤホンはコードで接続されているタイプだ。コードのわずらわしさから完全に開放されたいなら、完全ワイヤレスを選ぼう。おすすめの製品は、ANKERの【第2世代】Soundcore Liberty Neoだ。
【参考】Amazon 【第2世代】Anker Soundcore Liberty Neo
4999円で迫力のある重低音再生、IPX7と高い防水性能も実現している。
分離型にはない安心感! 高コスパBluetoothイヤホン
完全ワイヤレスイヤホンだと、耳から外れて失くしてしまわないか心配な人は、左右のイヤホンが繋がっているタイプのBluetoothイヤホンをおすすめしたい。
JVCのHA-FX37BTは、大容量バッテリー搭載で連続約14時間の再生ができる。価格は2680円となっている。
コーデックAACに対応したコスパが良いBluetoothイヤホン
SOUNDPEATSのTRUEFREE+は、AACに対応した高音質の完全ワイヤレスイヤホンながら、3980円という高コスパモデルだ。
この価格でプロ仕様のREALTEKチップセットを採用し、Bluetooth5.0に対応している。
【参考】Amazon SOUNDPEATS TRUEFREE+
高音質のハイレゾ対応! 高コスパなBluetoothイヤホン
Bluetoothイヤホンはハイレゾ対応機種が少なく、対応している場合もかなり高価になるケースが多い。その中でも高コスパで買えるのが、SONYのSBH90Cだ。
SBH90Cは、USBオーディオとワイヤレスの2way方式で、USB(Type-C)での接続時にはハイレゾサウンドが楽しめる。価格は1万5131円だ。
重低音再生を重視したコスパの良いBluetoothイヤホン
ELECOMはパソコン関連機器で有名だが、コスパの良いイヤホンも多数販売している。
Ground Bassは、その名の通りダイナミックでキレのある重低音が特徴のシリーズだ。価格は3434円。
【参考】LBT-GB11BK(ELECOM公式ホームページ)
Amazon エレコム GrandBass GB11 ブラック LBT-GB11BK
スポーツしている時に使いたい高コスパのBluetoothイヤホン
JVCのHA-ET900BTは上下動に強い縦型で、ランニングの際にもおすすめだ。
IPX5と防水性も高いので雨や汗に強く、軽くなら水洗いもできる。価格は、8,694円だ。
コスパ重視なら有線式のイヤホンも要チェック! おすすめ製品はコレ
同程度の価格帯なら、ワイヤレスより有線式の方が音質等に優れたものが多い。コスパを重視してイヤホンを選ぶなら、有線式もチェックしておきたい。
有線式ならハイレゾ対応イヤホンもコスパの良い商品が手に入る
有線式ならハイレゾ対応でも安価な製品が多い。PioneerのSE-CH3Tは、ハイレゾ対応イヤホンのエントリーモデル。2961円と非常にコスパが良い。
ワイヤレスじゃなくても接続可能! iPhone対応でコスパの良いイヤホン
iPhone7以降はイヤホン端子が廃止されたiPhoneだが、Lightningコネクタが付いていれば、有線式でも接続できる。
BeatsのurBeats3は、Lightningコネクタ付きのタイプもある。Beatsは、現在はAppleの傘下に入っており、iPhoneとの相性もいい。価格は6335円だ。
一度使ったらやめられない!iPhoneユーザーにおすすめのBluetoothイヤホン
5000円以下のおすすめ有線式イヤホン
最後は価格帯別におすすめの有線式イヤホンを紹介しよう。まずは、5000円以下から。
【参考】Amazon 碧-SORA Light-2019Edition
有線式の場合、5000円もあれば、かなり高音質のイヤホンも手に入る。intimeの碧-SORA Light-2019Editionは、Amazon実勢価格4073円で、ハイレゾ対応。低価格でも音質を追求したい人におすすめだ。
3000円以下で安い! おすすめの有線式イヤホン
3000円以下のおすすめ製品は、SONYのSTH32だ。オープンイヤータイプで、耳にイヤーピースを差し込むカナル型のイヤホンが好みではない人におすすめだ。価格は、2472円。
1000円以下の有線式おすすめイヤホン
最後は1000円以下のイヤホンを紹介する。
RP-HJE150は、大手メーカーのPanasonic製で、Amazonのレビューでも高評価を得ている。価格は、684円だ。
【参考】Amazon Panasonic RP-HJE150
以上、コスパの良いイヤホンを紹介してきた。高コスパなイヤホンの中でも、様々な特徴を持った製品がある。この記事を参考に、ぜひ自分のお気に入りのイヤホンを安く手に入れて欲しい。
※データは2020年1月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/ねこリセット