2019年3月。Googleは、ほかのURL短縮サービスが増えたことなどを理由に、URLの短縮サービス「goo.gl」を終了した。これにより、今までgoo.glを利用して、URLを短縮していた人はほかのURL短縮サービスを使わざるを得なくなった。しかし、どのサイトが良いのかいまいちわからないという人もいるだろう。そこで今回は、goo.glに変わるURL短縮サービスなどを紹介していこう。
Google検索結果のURLを短縮するサイトやツールはある?
goo.gl の終了に伴い、Googleは代用サービスとして「Firebase Dynamic Links(FDL)」への移行を薦めていた。しかし、Firebase Dynamic Links(FDL)以外にもインターネット上には、様々なURL短縮サービスが提供されている。例えば、「ux.nu」は無料で利用できる、シンプルなデザインで使いやすいURL短縮サイトだ。このように、自分にあったURL短縮サービスをインターネット上で探してみよう。
2019年春に終了したGoogleのURL短縮サービス「Google URL Shorter」とは?
Google URL Shorterとは、上記で紹介した「goo.gl」の別名だ。サービスの開始は2009年12月。サービスの終了は2019年3月だ。
GoogleマップのURLは短縮できる?
「URX.NU」は、住所を入力するだけでGoogleマップの短縮URLを作成してくれる、URL短縮サービスの1つだ。もちろん、通常のウェブサイトのURLも短縮できる。有効期限なども設定できる上に、短縮作成したURLをワンクリックでコピーできる点も魅力の1つだ。
作成したGoogleフォームのURLはどうやって短縮するの?
Googleフォームとは、Googleアカウントを所有していれば、誰でも利用できるアンケート用のサービスだ。通常、URLを共有する場合、URLはとても長くなってしまう。しかし、画面右上の「送信」から「リンクボタン(上図参照)」をクリック。最後に「URLを短縮」にチェックを入れると、共有用URLが短縮されて表示される。
URLが短縮できるスマホアプリは?
続いては、スマホでURLを短縮したい時に使えるアプリを紹介していこう。
iPhoneで使えるURL短縮アプリはある?
【参照】Short URL Maker
Short URL Makerは日本語対応のURL短縮アプリだ。まず、短縮したいURLをコピーし、次にアプリを起動して画面最上部の枠内にURLを貼り付け。最後に「短いURLを取得」をタップすれば、短いURLが自動的に作成される。
Androidで使えるURL短縮アプリはある?
URL ShortenerはGoogle Playストアから提供されているURL短縮アプリだ。画面上部の枠内に元サイトのURLを貼り付け、「URLを短縮」をタップすれば、わずかな時間であっという間に短縮URLを生成してくれる。
あのサービスのURL短縮方法は?
ここまではgoo.glの代わりとなる、URL短縮サービスやアプリを紹介してきた。ここから、インターネットを利用している人の多くが利用している、2つのウェブサイトのURL短縮方法や、その仕組みを見ていこう。
Twitterで画像を添付してツイートするとURLが短縮されるのはなぜ? 仕組みは?
Twitterでウェブサイトを共有する時、自動的にURLが短縮される。なぜ自動的にURLが短縮されるのか? その理由はTwitterのヘルプセンターから確認できる。曰く、1回でツイートできる文字数の限界は140字となっており、そのままURLを共有してしまうと、文字数制限を超えてしまう可能性があるためなのだとか。また、短縮されたURLへのアクセス解析も行われているようで、ユーザーにとって関連性が深かったり、興味深いと思われるツイートを表示するためにも使われているとのこと。
【参照】Twitter ヘルプセンター
Amazonの商品URLを短縮する方法
大手通販サイトAmazonで商品のURLなどを共有したい時は、「シェアする」をクリックしてみよう。自動的に短いURLが生成されるはずだ。
※データは2020年1月中旬時点での編集部調べ。
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文/髙見沢 洸