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iPhoneを2台持ちするメリットと同期させる方法

2024.02.08

格安SIMの登場などにより、iPhoneを2台持ちする人が増えています。多くのメリットがある反面、デメリットも発生するため、2台目が自分に必要かよく検討することが重要です。iPhoneの2台持ちのメリット・デメリットなどを解説します。

iPhoneを2台持ちするメリットは?

iPhoneをもう1台持つことは、さまざまなメリットがあります。自分にあてはまりそうなことはないか、主なメリットを確認しましょう。

便利な使い方は?お得な料金プランは?スマホを2台持ちするメリットとデメリット

用途に合わせて使い分けができる

iPhoneを2台持ちすれば、それぞれを別々の目的で使用できるようになります。よく見られる例としては、仕事用とプライベート用の使い分けが挙げられるでしょう。

ビジネスシーンでは、取引先などに電話番号を教えるシーンが多々あります。2台を使い分けしていれば、相手にプライベート用の電話番号を教える必要がありません。

自分用と子ども用に使い分けるパターンも考えられます。子どもと連絡を取りやすくなるうえ、子どもの防犯対策としても役立ちます。

車で知らない場所へ行く機会が多いなら、1台をナビ用として使うことも可能です。画面が大きめの機種を選べば、よりナビが見やすくなるでしょう。

通話中の検索が可能に

それぞれのiPhoneを同時に異なる目的で使用できることも、2台持ちの魅力です。例えば、何かを検索して調べながら電話で通話したいようなケースでも、2台あればそれぞれを同時に行えます。

ゲームや動画視聴をよく楽しむ人は、普段使い用との使い分けもおすすめです。攻略サイトやSNSを見ながら、ゲームや動画を楽しめます。

各種サービスのアカウントを増やしたい場合にも便利です。電話番号でしかアカウントを作れないサービスでも、2台所有することで別のアカウントを持てます。

充電や容量を気にしないで済む

夜中に充電をし忘れて、次の日にバッテリー切れを気にしながら過ごした経験のある人は少なくないでしょう。充電器を持ち歩いていても、常に充電できるとは限りません。

しかし、iPhoneを2台持っていれば、バッテリーが分散されることになるため、片方のバッテリーが切れても、もう片方が使えます。

万が一、iPhoneが故障して動かなくなった場合でも、SIMカードが無事なら、サブ端末に差し替えることで一時的にメイン端末として使えます。

容量が増えることも2台持ちのメリットです。撮影やダウンロードした写真・動画・ファイルなどを、より多く保存できます。

iPhoneを2台持ちするデメリット

iPhoneの2台持ちには多くのメリットがあるものの、無料で台数を増やせるわけではありません。もう1台が無駄にならないよう、デメリットも確認する必要があります。

2台目が必要かを見極めるポイント

使いこなせない場合は無駄に

前述したメリットのほとんどに魅力を感じない場合、2台目を検討する必要はないでしょう。購入費や維持費など、コストだけが増えることになりかねません。

日頃から1台のiPhoneを使っている中で、「もう1台あればもっと便利になるのに」と感じた人にこそ、その人なりの2台持ちするメリットが生まれのです。

「1台あれば十分」と感じている人が、無理にもう1台購入してメリットを追いかけても、必要性を感じていなければ2台のiPhoneに振り回されるだけで、使いこなせなくなる恐れがあります。

自分にとって本当に必要かどうか熟慮したうえで、2台目の入手を検討することが重要です。

管理が面倒になる

単にiPhoneを2台持っているだけでは、便利な状態とはいえません。2台持ちにメリットを享受するには、それぞれをしっかりと管理する必要があります。

例えば、片方の充電が切れた際、もう片方もバッテリー切れ間近の状態では、もしもの時の備えとはいえません。携帯充電器を持ち歩いた方がまだましです。

また、2台同時に使用する場面では、アダプタやケーブルなどの付属品も、2台分必要になる可能性があります。用途や保存データがどちらにあるかなども、それぞれ覚えておく必要があるでしょう。

このように、2台持ちすると、充電をはじめとした管理が面倒になりがちです。

iPhone2台は同期する?

2台のiPhoneは、それぞれを同期できます。しかし、2台持ちのメリットを生かすために、同期させない方がよい場合もあります。

同期をすれば連絡先などが共有可

2台それぞれの端末で同じApple IDを使用し、Appleが提供するオンラインストレージ『iCloud』の同期設定を両端末でオンにすれば、2台のiPhoneを同期できます。

2台を同期することで、アプリ・写真・音楽・連絡先・カレンダーなど、さまざまな情報を共有することが可能です。

なお、iCloudでは、同期以外にバックアップもできます。常に端末間のデータを同じ状態に保つ同期と異なり、バックアップはバックアップされた時点でのデータがそのまま残ります。

保存するという意味合いは同じですが、バックアップは最新の状態に自動で更新されるわけではないことに注意が必要です。

iPhoneで撮った写真を同期してバックアップをとる方法

同期させない方がよい場合も

2台の端末それぞれにはっきりとした別々の使用目的がある場合は、同期することで区別がつきにくくなり、混乱してしまう恐れがあります。

片方に別のApple IDを設定し直すことが、同期を解除する最もシンプルな方法です。しかし、一つのApple IDで2台を管理した方が、両方からさまざまなメリットを受けられます。

一つのApple IDで2台を同期させたくない場合は、片方のiCloud設定をオフにすれば、同期が解除できます。

iCloudの同期設定は、アプリごとにオン・オフを設定することが可能です。『設定』→『自分の名前』→『iCloud』と進めば、iCloudの同期設定を行えます。

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