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【菅 未里の誘惑文具】欧州と日本の〝カワイイ〟はどう違う?「メゾン・エ・オブジェ」でみたヨーロッパ文具の最新事情

2020.01.20

●ドイツ「DONKEY」

ドイツの「DONKEY」のブースには、なんと招き猫の置物がたくさんいました。

理由はよくわからないのですが、今のヨーロッパは招き猫ブーム(?)のようで、パリの街中でも招き猫はよく見かけます。いったいどういうルートで海を渡ったのでしょうか。

●ドイツ「Pickmotion」

メッセージカードに強いドイツの「Pickmotion」のブースには、ポラロイド写真風の愛らしいメッセージカードがありました。日本のメッセージカードははがきサイズが多いですが、これは少し小さく、花束に挿したりして使うようです。写真ももちろん可愛いのですが、色遣いが日本とはやや異なり、ビビッドな印象です。

もちろん、ロイヒトトゥルムやカランダッシュなど、日本でおなじみの文房具メーカーも出展していました。ただし、高級筆記具メーカーを見かけなかったのは、「文房具」ではなく「スマートギフト」の祭典だからでしょうか。カランダッシュも、色鉛筆などの絵画用品が中心でした。

●ロイヒトトゥルム

●カランダッシュ

ちなみに日本からもマークスやアッシュコンセプトなどが出展し、たくさんの人を集めていました。砂や土を使って無限に猫を作れる「Neko Cup」が面白かったですね。もちろん、日本でも買えます。

●マークス

●アッシュコンセプト

ヨーロッパの「可愛い」とは?

会場を巡ってわかったことは、まず日本との「文房具」の定義の違いです。スマートギフトの一部だったせいもあると思いますが、実用性が前面に押し出されてはいないのです。

次に面白かったのが、感性の違いです。ナマケモノやモンスターなど、日本ではあまりモチーフにならないものが「可愛い」とされているらしいのです。どうやら「可愛い」の定義も、日本とは違うようですね。

そして、色遣いも日本とはかなり異なり、とても派手です。私は、ヨーロッパは緯度が高く日差しが強いので、それに対抗(?)するために色が派手になっているという仮説を考えたのですが、いかがでしょうか。

取材・文・撮影/菅未里

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