物流・倉庫業界の「ホワイト度が高い企業ランキング」
働くなら黒より白がいいと思うのは当然のこと。今回紹介したいのは、キャリコネが発表した物流・倉庫業界の「ホワイト度が高い企業ランキング」。 物流・倉庫業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキング化した。
今回1位に輝いたのはグローバル研修に力を入れる『三菱倉庫』だった。
1位「三菱倉庫」に関する口コミより
「男性の場合は男子寮があり、主に独身の若手社員が入寮しています。女性の場合は、借り上げのマンションが用意されています。寮費はおおよそ月額0.5〜1.0万円で、水道光熱費は会社が負担してくれます」(物流サービス/20代前半女性/年収430万円/2013年度)
三菱倉庫は1887年に創業した老舗で、国内で初めてトランクルームサービスを開始した会社としても有名だ。倉庫業を中心に、港湾運送事業、国際輸送事業、不動産事業などを展開している。2019年3月期の有価証券報告書によると、平均年間給与は約810万円と高水準。
年に1回の「自己申告制度」で自身のキャリアに関して希望を出すことができるほか、海外で働くチャンスも。物流現場での研修はもちろん、外国語講習や海外業務研修、若年職員海外派遣プログラムもあり、成長できる環境が整えられている。
社員の健康を保つための取り組みとしては、「健康づくりセミナー」を実施。食生活指導や実際に体を動かすプログラムなどを行っている。また、メンタルヘルスケアを推進しており、長時間労働者に対する産業医による面接指導なども徹底している。
2017年度の実績では、月の平均所定外労働時間は24時間、平均有給休暇取得日数は12日となっている。
物流・倉庫業界の”ホワイト度が高い企業”ランキング
調査対象:『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「海運」「陸運」「倉庫」に記載の企業のうち、対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業
調査内容:企業別にキャリコネユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値を算出(5点満点)
構成/ino