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【参照】コクヨの通販 カウネット
アイロンを使ってTシャツや小物などに、思い思いのデザインを貼り付けられる「アイロンプリント」。針や糸は使わないので、手芸が苦手な人にもおすすめだ。今回は、アイロンプリントシートの使い方のほか、シートを購入できる場所もご紹介していく。
手軽にオリジナルTシャツが作れる！ アイロンプリントってどんなもの？
アイロンプリントは、好みのデザインがプリントされた専用シートを、小物やTシャツなどにアイロンで熱転写する方法だ。アイロン1つで手軽に自分だけのオリジナルアイテムを制作できることが、アイロンプリントの最大の魅力だ。
アイロンプリントシートは2種類ある
アイロンプリントシートは、プリンターで好きなデザインをソートに印刷したものと、アイロンを使って熱転写で貼り付ける「転写シート」タイプと、絵や柄の入ったシートを好きな形に切り抜いてアイロンで接着させる「ラバーシート」タイプの2種類がある。
作りたいものに合わせてシートを選ぼう。
・転写シート……好みのイラストや写真、ロゴなどを印刷して使う。
・ラバーシート……鮮やかな発色が特徴。ラメや光沢のあるものなど、特殊な加工がされたシートもある。文字の形などに切り抜いて使う。
アイロンプリントシールとアイロンプリントシートの違いはない
「転写シート」の中には、「アイロンプリントシール」と呼ばれるものもあるが、両者に明確な違いはない。各メーカーからアイロンプリントできるシートを、さまざまな名称で発売されている。シートによっては、転写できる素材や圧着温度に違いがある点を覚えておこう。
アイロンプリントのやり方はとっても簡単
「転写シート」のおおまかな使い方の手順を紹介する。
[1] 好きなデザインや写真、ロゴなどを専用シートに印刷する
[2] 専用シートからデザインを切り抜き、プリント対象のものにアイロンで圧着する
[3] 専用シートが冷めるのを待ち、シートをはがす
[4] 仕上げ用のシートをプリントした場所にのせて、再度アイロンをかける
製品によっては、印刷の際に「左右反転」で設定するものや、切り抜き後に台紙から剥がす必要のあるものもある。製品ごとの注意書きをよく読んでから実行してほしい。
【参考】誰でも簡単にオリジナルTシャツを作れる「アイロン転写シート」の使い方
うっかり貼り間違えた！アイロンプリントの剥がし方
一度貼ったアイロンプリントは、基本的には剥がせない。しかし、間違えて貼り付けた場合や場所を替えて貼り直したい場合など、どうしても剥がしたいときは次の3つの方法を試してみよう。
[1]未使用のアイロンプリントシートをプリントの上に重ね、アイロンをあてる
[2]濡れたタオルをプリントの上に置き、アイロンをあてる
[3]プリントの上にあて布を置き、スチームアイロンをあてる
洗濯には耐えられる？ アイロンプリントの耐久性
アイロンプリントしたものは、基本的に1度や2度洗濯した程度では剥がれない。しかし、アイロンプリントの種類によっては、洗濯の回数を重ねるにつれ、ひび割れや色落ちが起きるものもある。
少しでも持ちを良くしたい場合は、「洗濯に強い」と書かれているアイロンプリントシートを選ぼう。また、洗濯に関する注意書きをしっかりとチェックしておくと「せっかくのプリントが少しの洗濯でダメになってしまった」ということも避けられる可能性が高い。
アイロンプリントシートの販売店はどこ？ 特殊な用紙の使い方も紹介
アイロンプリントシートは、文具店、家電量販店、手芸店、ホームセンター、書店、100均、インターネットでも買える。ここからは、手軽に買える100均アイロンプリントシートのほか、特殊なアイロンプリントシートやその使い方も紹介しよう。
100均のダイソーで手に入るアイロンプリントシートはコレ
アイロンプリントシートは、多くの100均で取り扱っている。上の写真はダイソーで販売されている「アイロンプリントペーパー」だ。ハガキサイズのシートが5枚入っており、綿や麻100%の生地にプリントできる。用紙がハガキサイズと小さめなので、小物やTシャツのワンポイントに使うのがおすすめ。
【参考】誰でも簡単にオリジナルTシャツを作れる「アイロン転写シート」の使い方
アイロンプリントシート用のデザインが無料でダウンロードできる
デザインがなかなか思いつかない人は、専用シートにそのまま印刷できる無料のデザイン集を使うのも手だ。
ELECOMの「プリント de Go! Go! 大作戦」では、アイロンプリント用のデザインテンプレートが数種類用意されている。気入ったデザインをダウンロードして使おう。
【参考】ELECOM「プリント de Go! Go! 大作戦」
背景は生地そのままで文字や絵柄だけを転写できるアイロンプリントシートは？
背景は透過された状態で、文字や絵柄部分だけをプリントしたいなら、必要な部分だけを転写できるクイックアートの「パウダープリントシート」を使うのがおすすめだ。
インクジェットプリンターで絵柄を印刷したシートに、インクに反応する専用のパウダーを振りかけて、アイロンで熱圧着すると、文字や絵柄だけをプリントできる。洗濯にも強く、体操服のゼッケンやエコバック、ハンカチなど洗濯頻度の高いものへの利用にも向いている。
【参考】Amazon クイックアート「パウダープリントシート」
アイロンプリントシートで白文字を転写する方法
白文字を転写できるアイロンプリントシートは、一般には販売されていない。どうしても白文字をプリントしたい場合は、余白が白く印刷される転写シートや白いラバーシートを利用して文字を切り出し、アイロンで上からプレスする方法がある。
【参考】切り文字の作り方
余白が透明に印刷されるアイロンプリントシートもある
生地の色や模様をいかした仕上がりにしたい場合は、余白が白く印刷されないシートを使おう。
「サンワサプライ インクジェット用アイロンプリント紙（白・淡色布用）」は、余白が透明に抜けるタイプのアイロンプリントシートだ。
【参考】サンワサプライ インクジェット用アイロンプリント紙（白・淡色布用）JP-TPRTYN
アイロンプリントシートはコンビニでも印刷できる？
自宅にプリンターがない場合、「コンビニで印刷できないだろうか」と考える人もいるだろう。どのコンビニでも一部の用紙を除き、用紙の持ち込み印刷を禁止している。アイロンプリントシートは、印刷できないので注意しよう。
手持ちのアイテムを、オリジナリティあふれる作品に仕上げられるアイロンプリント。自宅にプリンターとアイロンがあれば、あとは専用シートをそろえるだけで気軽にチャレンジできる。お子さんや友だちと一緒にアイロンプリントシートで、楽しく制作してみてはいかがだろうか。
※データは2019年12月中旬時点での編集部調べ。
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文／ねこリセット
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