
発売から1年以上が経過したiPhone Xシリーズ。発売当初こそ手が出なかったけど、そろそろ買っても良いかな。という人も中にはいるのではないでしょうか? そこで今回はiPhone Xシリーズの購入を検討している人に向けて、カメラ性能や使い方などを紹介していきます。今お手持ちのスマホのカメラ性能や使い方と比較して見てくださいね。
【参照】起動、設定変更、タイムラプス、スロー再生、iPhone Xシリーズのカメラを使いこなすテクニック
iPhone Xシリーズのカメラ性能を比較
まずはiPhone Xシリーズのカメラ性能から見ていきましょう。紹介・比較するのはiPhone X
、iPhone XS、iPhone XRの3機種です。
iPhone X/XS/XRのカメラの画素数は?
iPhone X、XS、XRのカメラ画素数は同じです。いずれもiSightカメラ(背面カメラ)の画素数は1200万画素。FaceTime カメラ(前面カメラ)の700万画素となっています。
iPhone X/XS/XRのカメラレンズは?
iPhone XとiPhone SのiSightカメラ(背面カメラ)には広角と望遠の2つのレンズが搭載されています。iPhone XRのiSightカメラ(背面カメラ)には、広角レンズが搭載されています。
iPhone X/XS/XRのカメラで撮影! ディスプレイの解像度は?
いくらカメラが優れていても、ディスプレイの解像度が低いと美しい写真や動画は見られません。そこで気になるのが、画像や動画を写すディスプレイの解像度。iPhone X/iPhone XSのディスプレイ解像度は2436×1125ピクセル解像度、458ppiとなっているのに対し、iPhone XRのディスプレイ解像度は1792×828ピクセル解像度、326ppiとなっています。
iPhone Xシリーズにおけるカメラの使い方
iPhone Xシリーズでカメラを起動するには、基本的には今までのiPhoneシリーズと同様に。ホーム画面からカメラアプリのアイコンをタップするか、コントロールセンターを呼び出して、カメラのマークをタップすればOKです!
iPhone X/XS/XRのカメラの使い方! ロック画面から使う方法
即座に撮影したい時はロック画面から素早くカメラを起動しましょう。方法は至ってシンプル。ロック画面の右端から左にスワイプするとカメラが起動します。また、ロック画面右下に表示されているカメラのマークを長押ししてもカメラを起動できます。
iPhone Xシリーズのカメラで夜景は綺麗に撮れる?
iPhone Xシリーズでは、特に何も設定せずに撮影した夜景の写真も、比較的綺麗に撮影できますが、より美しい夜の景色を撮りたい場合は、以下の方法でAE/AFを操作しましょう。
1:カメラを起動する
2:夜景にレンズを向ける
3:画面に表示されている中で最も明るい部分をタップする
4:シャッターボタンをタップする
これで夜景を綺麗に比較的綺麗に撮影できます。
なぜ綺麗に夜景が撮れるの? AE/AFとは?
AEとはAutomatic Exposure(自動露出)の意味で、AFとはAuto Focus(オートフォーカス)の意味。上記のように画面をタップし、AE/AFをコントロールすることで、タップした部分の明るさを基準に明度を自動調整できます。夜景を撮影する場合は、最も明るい部分を基準にして撮影することで、暗い部分がより引き締まり、街灯やネオンの光が際立つというわけです。
iPhone XシリーズのLIVEカメラとは?
iPhone Xシリーズのカメラを起動すると、画面上部に太陽のようなマークが表示されています。こちらをタップすることで「LIVEモード」で撮影ができます。LIVEモードとは、シャッターボタンを押す前後1.5秒の映像が保存される撮影モードで、動きの激しい子供や動物、滝やスポーツなど、流動的なシーンを撮影する際に有効です。
iPhone Xシリーズのカメラの音が気になる……消すことはできる?
iPhoneの公式カメラアプリでシャッター音を消すことができません。シャッター音が気になる人は、スピーカー部分を指に抑えるなどして、より音を小さくするなど工夫をしましょう。ただしApp Storeでは無音で撮影できるカメラアプリなどが配信されているため、そちらをインストールして利用するという方法もあります。
iPhone Xシリーズで使えるおすすめのカメラアプリ
ここからはiPhone Xシリーズで使えるカメラアプリの中から、おすすめのものを紹介していきます。
気になるシワやクマを消去してナチュラルに盛れる「BeautyPlus」
気になるしわやくすみを自動で軽減してくれるカメラアプリです。撮った写真に映り込んだにきび跡やクマもワンタッチで修正可能。フィルターも豊富で、イメージに合わせたワンシーンを撮影できます。自撮りで盛りたい人におすすめ!
【参照】App Store
静かなシーンで撮影したい時に……「無音カメラ」
シャッター音が鳴らない、無音で撮影できるシンプルなカメラアプリです。使えるフィルターも20種類以上と豊富。子供の寝顔など、音が立てられないシーンで活躍してくれるはず!
【参照】App Store
ちょっと趣向が違うカメラアプリ「そっくりさん 有名人診断」
最後に紹介するのは、上記2アプリとは少し趣向の変わったアプリ。こちらは撮影した人の顔をAI技術が自動で診断し、より似ている有名人を表示してくれます。家族や仲間内で使えば、盛り上がること間違いナシ!?
【参照】App Store
iPhoneのカメラが壊れた! 修理はどうしたらいいの?
iPhoneのカメラが故障した場合、多少時間やお金がかかってしまう可能性がありますが、Appleへ修理を依頼するか、購入したキャリアに修理を依頼しましょう。保証サービスなどに加入していれば、安価に交換・修理できるケースがあります。
※データは2019年12月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品・サービスのご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/高沢タケル