親しい友人や同僚には『LINE』で年賀状を送りましょう。『日本郵政』の『ぽすくまガチャ年賀』を使うと、ユニークな動く年賀状が簡単に送れます。住所がわからない人に年賀状を送る方法や、LINE年賀状のメッセージの書き方も要チェックです。
住所がわからない人に年賀状を送るには?
普段からお世話になっている職場の同僚や上司には、年賀状を送って年始の挨拶をしたいものです。住所がわからない人に年賀状を送るには、どうしたらよいのでしょうか?
相手に負担のない聞き方をすること
近年は個人情報の取り扱いが厳格化し、学校や職場でも住所が掲載された名簿が配布されることが少なくなっています。
LINEやメールでやりとりするのが当たり前の現代では、他人に住所を教えることに違和感を覚える人もいるほどです。
年賀状の宛先が知りたいときは、相手に負担のない聞き方をする配慮が求められます。ストレートに「年賀状を出したいから住所を教えて」と言うのは、相手が断りづらくなる聞き方です。
「年賀状は出さない主義のため、もらってばかりは申し訳ない」と考えている人もいれば「プライベートを知られるのが嫌」という若い女性もいます。
住所を聞く前に「年賀状を出してもいいですか?」と確認をするのがマナーです。相手に断られたときは、理由を問わずにあっさりと諦めましょう。
LINEで手間なく気軽に年賀状
住所がわからない相手に対しては、LINEなどのSNSで年賀状を送るという手もあります。
年賀状用に加工した画像や動画を相手に送信するやり方は『印刷代がかからない』のが大きなメリットです。忙しい年の瀬に、慌ててポストに走る必要もありません。
ただ、ビジネスシーンにおいては、メールやLINEなどのデジタルツールの利用はまだまだ一般的ではないことも考慮に入れる必要があります。
取引先には直接足を運んで挨拶をするか、年賀状を出すのが常識です。直属の上司には、お世話になったお礼をきちんと文章で書くことで気持ちが伝わります。
環境にもよりますが、LINEの年賀状が使えるのは親しい同僚・友人・ママ友・親戚など身近な関係のみが無難です。
ぽすくまガチャでLINE年賀状を送る
『ぽすくまガチャ』は、日本郵政が提供する年賀はがきサービスです。LINE年賀状と通常の年賀状の両方に対応しています。
LINE年賀状はLINEスタンプのように気軽に送れるのが特徴で、友人や知人への軽い挨拶にぴったりです。
友だち追加後、ガチャ年賀を回して選ぶ
ぽすくまガチャの『ガチャ』は、ガチャガチャ(カプセルトイ)のことです。
ガチャ年賀状を利用するには、最初にLINE上で『ぽすくまアカウント』を友だち追加する必要があります。追加が完了したら、LINE上で『ガチャ年賀状』のトーク画面を開くだけでOKです。
画面上の「ガチャスタート!」のボタンをタップすると、35種類の年賀状デザインのうちのどれかに当たります。利用料は無料で、何枚でも保存可能です。お気に入りのデザインが出るまで何度も試せます。
動くキャラクターやユニークなメッセージがたくさんあるため、保存しておいて相手によって送り分けるのも楽しみ方の一つです。
端末に保存して送信する
ガチャ年賀状はスマホに保存したうえで、相手に送信する方法です。スマホへのデザインの保存は無料で、はがきで注文する際はお金がかかります。
デザインを引いたら、画面下にある『動画で送る』『はがきで送る』から動画を選択しましょう。ガチャ年賀状(動画)の右下にある『保存』のマークを押して端末内に保存します。
LINEの『KEEP保存』はできない点に注意が必要です。トーク画面を開いてカメラのマークをタップすると、端末に保存したガチャ年賀状が表示されます。
送信したい相手を選択して、送信ボタンを押せば完了です。なお、ガチャ年賀状へのアクセスが集中すると、スタートボタンをタップしてもなかなか年賀状が出てこないことがあります。
ガチャ年賀状は早めに端末に保存しておくのがおすすめです。
ぽすくまガチャではがき年賀状を送る
ぽすくまガチャを利用すると、LINE上でおしゃれでかわいい年賀状があっという間に完成します。「年賀状は面倒くさい」という従来のイメージががらりと変わるチャンスです。
デザイン年賀はがきの注文と投函をおまかせ
ぽすくまガチャで出てきたガチャ年賀状は、そのまま市販されている普通紙の『お年玉付き年賀はがき』に印刷することも可能です。
デザイン注文からポスト投函までがすべてLINE上で完結するため「年賀状を出しにいく暇さえない」という多忙な人の手助けになります。
ガチャ年賀状を回した後、トーク画面の『はがきで送る』のボタンをタップしましょう。『はがきデザインキットで注文する』のボタンから利用規約に同意して注文を確定します。
送る相手とLINEの『友だち登録』でつながっていれば、相手の住所がわからなくても年賀状を送ることが可能です。
通知を受けた受取人は『年賀状の受け取りを承諾する場合のみ』フォームに名前と住所を記入します。受け取り手続きが完了次第の出荷のため、投函時に相手が受け取ってくれるかどうか心配する必要もありません。
費用は、1通当たり年賀はがき代63円(税込)とはがきへの印刷代80円(税込)のみです。10枚以上まとめて注文する場合は最大で30%オフとなります。
LINE郵便局は普段の生活でも役立つ
日本郵便のLINE公式アカウント『ぽすくま』を友だち登録していると、普段の生活のさまざまな場面で役に立ちます。
荷物の追跡や集荷が必要なときは、ぽすくまのトーク画面から直接問い合わせが可能です。
画面下にあるメニューから『荷物の追跡・集荷』をタップします。追跡の場合、荷物の番号がわかれば今現在の配達状況がすぐに表示されるシステムです。
不在時の郵便物の再配達を依頼する際、通常であれば電話やFAXを使います。
ぽすくまでは、不在通知表の『QR(キューアール)コード』を読み込むかトーク画面で希望日時を送信するだけの簡単操作でOKです。
24時間365日、いつでも好きなときに使えるLINEのサービスは日常生活における心強い味方になってくれます。
新年の挨拶にスタンプを添えて送る
友人や知人へのLINE年賀状には、スタンプを添えて華やかさを出すと喜ばれます。いつもの無料スタンプではなく、お正月バージョンのダウンロードを検討してはいかがでしょうか?
メッセージはシンプルに
LINE年賀状の文面は、シンプルにわかりやすく書くのが基本です。スクロールしなければならないほど長いメッセージは読むだけで疲れてしまいます。
とはいえ、短文やスタンプをたくさん送るのは迷惑です。内容は「あけましておめでとう」「今年もよろしく」の定型文のみでは、相手に気持ちが伝わりません。
旧年中の厚誼への感謝や、新年の目標を自分なりの言葉でまとめます。しばらく会っていない友人であれば、自分の近況報告をするのが相手にとっても嬉しい便りです。
LINE年賀状はあくまでも略式のため「LINEにて失礼します」とひと言添えると、相手に丁寧な印象を与えます。
Wi-Fiを使って一斉送信
LINE年賀状は『Wi-Fi(ワイファイ)』が使える環境下で、一斉に送信するのがおすすめです。LINEの『転送』機能を使えば、どんなに人数が多くても一瞬で送信が完了します。
まず、友だちの1人に元となる年賀状メッセージを送りましょう。送信後にメッセージを長押しすると出てくる『転送』のマークにチェックして、送信したい友人を選択すればOKです。
相手には同じ文面を一斉送信していることがわからないため、安心して送れます。あらかじめ『年賀状を送るグループ』をつくっておくと、送信先の選択の際に便利です。
送るタイミングも大事
多くの人が『あけおめメッセージ』を送る大晦日~元旦にかけての0:00~1:00くらいの間は、ネット回線が非常に混み合います。
新年を迎えた瞬間に送信したい気持ちはわかりますが、少し時間をずらして送ったほうがスムーズに送信できることは言うまでもありません。
0:00ジャストに送れたとしても、相手は「この時間まで待ち構えていたのか…」と冷めている可能性があります。
深夜や早朝のLINEは相手の眠りを妨げるおそれがあるため、相手に迷惑がかからない時間帯を選んだほうがベターです。
『元旦の午前中~忙しさがひと段落したお昼過ぎ』なら、相手も晴れやかな気持ちで受け取ってくれます。
おすすめのスタンプ
LINE年賀状のよいところは、多種多様な『LINEスタンプ』が添えられる点です。色やデザインも、お正月のめでたさが表現できるような明るく華やかなものがたくさんあります。
富士山・門松・鏡餅・羽子板などは、メッセージを添えた後に挿入すると文面がぐっとお正月らしくなる定番です。
スタンプ中に文字が入っているものは、メッセージが長くなりそうなときに活躍します。送る相手の年齢や性別などを考慮しながら、相手にぴったりのスタンプを選んではいかがでしょうか?
LINE年賀状は『メッセージとスタンプを一緒に送る』のが基本です。スタンプのみの連投は相手に気持ちが伝わりにくく、軽い印象を与えます。
年賀状のデザイン・メッセージの内容・スタンプの種類のすべてにこだわれば、心のこもったLINE年賀状の作成が可能です。