【ダウン編】ユニクロ&ワークマンの商品をチェック
アパレル冬の時代に勝ち名乗りを挙げる「ユニクロ」「ワークマン」企画の第3弾。両社ECサイトの掲載商品の中から、今回は羽毛を封入したダウンアウターをピックアップした。
ユニクロはダウンカテゴリーを拡大!
フリース、機能性インナーに続く、ユニクロを代表するアイテムのひとつへと成長したダウンアウター。
2019年秋冬はダウン封入量を通常の2.5倍に増やした『ウルトラライトダウンボリュームジャケット』、キルティングの幅を広くした『ウルトラライトダウンワイドキルトジャケット』など3型を新たに追加。全6カテゴリーでシリーズを展開する。
『ウルトラライトダウンコンパクトベスト』2990円/ユニクロ
アウターにもインナーにも使うことのできる『ウルトラライトダウンコンパクトベスト』は、ビジネスシーンでも愛用する人の多い定番モデル。
640フィルパワーのダウン90%、フェザー10%の黄金比で封入した抜群の保温性と、着膨れしにくくスリムなシルエットという利便性はそのままに、2019年秋冬モデルは裏地に静電軽減加工生地を採用。重ね着時の不快感を軽減した。
『ハイブリッドダウンウルトラウォームコート』1万5900円/ユニクロ
〝ユニクロで一番暖かい、極寒地仕様のアウター〟と銘打ち、2019年秋冬に新登場したオンラインストア限定モデル。
昨年まで展開していた『ウルトラウォームダウンコート』をベースに、ボディーの体側に天然ダウン、外側に化繊のシート中綿を組み合わせたハイブリッド仕様になってアップデート。
さらに身頃の裏地にアルミプリント加工を施すことで、輻射熱量がアップ。効率的に発熱・保温するようになり、ユニクロ史上最高の保温性と軽量化を実現した。着膨れ感はあるものの、生地の質感は良く、高級感が漂うと評判だ。
ワークマンのダウンアウターは1型
『洗える発熱ダウンベスト』1900円/フィールドコア
ワークマンは化繊ダウンのアウターは多く取り揃えるが、天然ダウンを使ったモデルは本品のみ。中綿の封入比率はダウン50%:フェザー50%。
フェザーの配分を多くすることでダウンの復元力を高めた点、そしてダウンの特殊加工を施して家庭洗いを可能にした点に、作業服大手なりのアイデンティティーを感じる。
また、背中部分の裏地と中綿で吸湿発熱不織布をサンドイッチすることで、体から発する湿度を吸収し、熱へと変換するなど、保温性を向上。着膨れしにくく、また首下に適度なゆとりを持たせているので、ジャケットやコートの下に着ても違和感は少ない。
■ユニクロ
https://www.uniqlo.com/jp/
■ワークマン
https://www.workman.co.jp/
取材・文/渡辺和博