就活に役立ちそうなバイトランキング
パートの有効求人倍率が1.75倍(2019年7月)と、空前の人手不足と言われる状況が続いている日本。企業・店舗にとっては、10月から最低賃金が東京・神奈川で初めて1000円を超えるなど、アルバイト募集時において条件面での他社との差別化が難しくなっている。
特に少子高齢化により若年層が減少する中、学生は多くの企業間での争奪戦となっており、いかに「選ばれる職場の魅力」を打ち出せるかが重要となっている。
そんな中、ツナグ働き方研究所は求職者を対象としてサービス業の『アルバイト採用ブランド力』調査を実施。そのなかで、学生を対象に『就活に役立ちそうなバイト先』について結果をとりまとめた。
『就活に役立ちそうなバイト先』を聞いたところ、1位はユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)、次いで2位は東京ディズニーリゾート。テーマパークが1・2位という結果だった。
定性コメントでは、1位2位ほぼ近しい意見が寄せられており、
「就活でプラスになるから」(20代男性)
「教育がしっかりしている印象。学べることが多そう」(20代男性)
「クオリティの高い仕事力が学べそう」(10代女性)という声があがった。
なお、4位にはコンビニブランドで唯一セブン-イレブンがランクイン。
「●●ペイや宅急便、タバコなど、レジでやることが多くて大変」(20代女性)
という、声が多かった反面、
「様々な業務をこなしていくので、対応力が高まりそう」(10代男性)という難易度の高まった業務をこなせる力がつくことが、『就職活動に役立ちそう』というイメージにつながっているようだ。
また、アパレルブランドで8位となったユニクロについては、
「アルバイトでも仕事に対して厳しい印象」(10代男性)ではあるが、
「教育が徹底していて成長できそうだから」(10代女性)
「アパレル関係の仕事に興味があるので」(20代女性)という声や、そのままズバリ、「社員雇用制度があると聞いたから」(20代男性)という回答もあった。
調査概要
調査期間:2019/4/19~2019/4/25
調査対象:業種を問わずアルバイト・パートとして求職経験が2年以内にある求職者または現就業者、
全国の高校生/専門学校生・短大生/大学生・大学院生149人
構成/ino