隈研吾氏の建築を堪能できる、日本の伝統美を感じられるウェディングとは
なんと開業1か月前の時点で、既に約320組の成約があるそうだ。
隈研吾氏がデザインした、和を基調とし木の温もりを感じる5つの宴会場と2つのチャペルを完備している。主宴会場は各フロアに1室で、他のお客様に気遣いすることなく、プライベートを重視した独立型バンケットとなっている。
6階チャペル「永遠~TOWA~」
天井に見られる、羽板を平行に並べたルーバーのデザインが大変美しい。祭壇正面の和紙調のステンドグラスにはやわらかな自然光が降り注ぎ、和やかでありながらも厳かな雰囲気がある。
祭壇からの眺め。ダイナミックな屋根の勾配が奥行きを感じる。
このチャペルがある6階には、新郎新婦の門出を祝う華やかな現代アートが多数展示されている。ジャン=ミシェル・オトニエルのハートのアートは、背景の水が滴り落ちることでより幻想的な印象に。ニコライ バーグマンのハート型のプリザーブドフラワーにも温かみがあり、列席者全員の記憶に残ることだろう。
ジャン=ミシェル・オトニエル<<Pink Kokoro>>
©Work of Jean Michel Othoniel, copyright belongs to Perrotin
ニコライ バーグマン<<プリザーブドフラワー>>
©Nicolai Bergmann Flowers & Design. All rights reserved.
宴会場 木漏日~KOMOREBI~
5つある宴会場はそれぞれが独自のコンセプトをもったデザインだが、婚礼の売れ筋は木漏日とのこと。天井と壁を覆うルーバーに目を引かれる。濃い色の木の温もりと自然光によって、まるで屋外にいるような雰囲気がある。
ここでしかかなえられないウェディングの魅力を、担当者に聞いた。
「30歳前後のカップルを中心にご成約いただいています。これまで様々な結婚式に列席された経験がある方が多く、『人とかぶらず、きっちりしつつも奇抜ではなく、見たことのない洗練されたもの』を求める方が多いです。大阪と言えば派手なイメージがあるかもしれませんが、当ホテルでは二人らしさ、日本らしさとおもてなしを大切にした婚礼をかなえられ、アートと婚礼の融合も楽しめます。なんば駅直結とアクセスが大変良く、天候にも左右されません。成約した方たちからは、『スタッフの対応と立地が満足』との声をいただいております」
開業にあたり、ベルコのウェディングプランナー経験者を中心に、姫路、神戸などからもスタッフを集めたとのこと。経験豊富なウェディングプランナーのサポートで、日本らしさを大切にしつつもモダンで洗練された、大人のウェディングを叶えられる。また、宴会場は婚礼以外でも、企業のパーティーや謝恩会等でも多目的に利用できるとのこと。
最後に、同ホテルは客室数をあえて抑えているからこそ、お客様一人ひとりの要望に合わせた、ハイクオリティかつホスピタリティ溢れるサービスを提供していることも記したい。
伝統を大切にしながら、新しい文化や価値観を発信するなんばの新しいランドマークとして生まれ変わった「ホテルロイヤルクラシック大阪」で、ここでしかできない新しい体験をして欲しい。
※宿泊キャンペーン等の最新の情報は公式サイトよりご確認下さい。
【取材協力】
ホテルロイヤルクラシック大阪
大阪市中央区難波4-3-3
TEL 06-6633-0030
【公式サイト】ホテルロイヤルクラシック大阪
取材・文/Mami