〜来シーズンに向けて〜新規ミズノブランドアンバサダー契約選手たち
※左から高橋礼選手(福岡ソフトバンクホークス)、大田泰示選手(北海道日本ハムファイターズ)、濵口遥大選手(横浜DeNAベイスターズ)、神里和毅選手(横浜DeNAベイスターズ)、大山悠輔選手(阪神タイガース)、柳裕也選手(中日ドラゴンズ)、石山泰稚選手(東京ヤクルトスワローズ)、村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)。
最後に、昨年新人王に輝いたソフトバンクホークス高橋礼選手や、東京ヤクルトスワローズの村上選手をはじめとする、今年からミズノブランドアンバサダー契約を結んだ8選手たちが、ミズノブランドアンバサダーズミーティングの感想や来季に対する意気込み、クラフトマンに伝えた要望などを語ってくれた。
昨年、パ・リーグの新人王の高橋礼選手(福岡ソフトバンクホークス)は、「今回のミーティングでは、特にスパイクやシューズにこだわりました。スパイクはより軽く耐久性のあるものを要望しました。(具体的には)今までスパイクの歯の部分は、ネジで止めていましたが、来季よりはめ込み式で軽量化をはかります。サンプル品が沢山あり、より多くの道具を試すことができたので納得しています」と満足気な表情を浮かべていた。
また、同じくセリーグの新人王に輝いた村上宗隆選手(東京ヤクルトスワローズ)は「僕はバットやスパイクについて話し合い、勉強にもなりました。特にスパイクの出来は楽しみです。来年に向けて色々な話し合いができましたし、来季もやってやるぞ! という気持ちになりました」と意気込みを語った。
来季に対する熱い思いは選手だけじゃない!
ミーティングは終始、和やかな雰囲気で行われていたが、参加選手全員からは今シーズン以上の成績を残したいという強い意志を感じられた。そのためには自身の商売道具であるバットやスパイクなどの“最適化”は欠かせない。そんな来季への命運をかけた選手たちの要望を受けた職人たちのシーズンはこれから始まる。100年以上の歴史を持つ“ミズノ”のクラフトマンたち。その目に宿る情熱は、選手たちと変わらないのかもしれない。
取材・文/髙見沢洸