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クリスマスプレゼントにいかが?楽天ユーザーが選んだ子供が本当に夢中になれるおもちゃ6選

2019.12.06

「親子でべた惚れ ぞっこん絵本賞」:きょうのおやつは かがみのえほん

全ページが鏡のように反射する紙でできていて、絵本を直角に開くと両側のページが互いに映り込み絵が三次元的に見えるため、物語の臨場感を楽しむことができる絵本。おやつにホットケーキを作る工程を、よりリアルに疑似体感することができる。

「国内外の30社ほどの出版社やおもちゃメーカーさんに売り込んだが、面白いけれどコストを考えると商品化は難しいと門前払いされ続けて(笑)。5年ほど前にいろいろな方々とのめぐり合わせによって運よく出版できたが、こうして賞をいただけて改めて感謝している。これからも読者の方の心にダイレクトに届くような作品を作っていきたい」(作者のわたなべちなつさん)

「うちの娘も大好きな1冊。本物よりリアルに、おいしそうに見える絵と仕掛けで、料理の楽しさがすごくよく伝わってくる。娘はこの本を見て料理に興味を持ち、『わたしもつくりたい!』と言うようになった」(伏田さん)

「鏡を使用したアイディアと、それを実現させた技術の面でも非常に画期的ですばらしい作品。絵本のサイズも絶妙で、読みながら自分の顔が映し出されるので、絵本の世界と現実がミックスされ、惹き込まれていく。アイディアもさることながら、全ページで実現させた製本技術も素晴らしい」(門野さん)

「頑張らずに教えられる プログラミング的思考を育むおもちゃ賞」:スカリーノ3

パーツを水平に置いてもビー玉がスムーズに転がるように、レールの溝が傾いているおもちゃ。1 ピースからビー玉転がしが楽しめ、ピースが増えるほど、組立て次第でコースのバリエーションが豊かになることから、遊びながらプログラミング的思考を育むことができる。

「プログラミング的思考と言うとハードルが高いと思われるが、未就学児であればおもちゃで遊ぶことから始めれば良いかなと思う」(伏田さん)

「ビー玉をここまで転がしたいと目的を持つと、どうしたらそこまで転がせるかと思考錯誤する。このパーツをどう動かして、どう組み立てればうまくいくかと考えることがプログラミング的思考。ボタン一つで答えが出て楽しむというおもちゃとは異なる。ずれる、崩れるというのは地球の重力に逆らえないということ。こうした地球のさまざまな法則を感じ取って応用していくとてもいいおもちゃ」(岩城さん)

【AJの読み】クリスマスのおもちゃ&絵本選びの参考に 

おもちゃの売れ筋といえば、人気のバトルコマやカードゲーム、ボードゲームなどが挙がるが、「楽天おもちゃ大賞」は大人も一緒に楽しめたり、サステナビリティの観点だったり、小学校のプログラミング教育必修化など、ユニークな部門賞が特色だ。

今年新設された「プログラミング的思考を育むおもちゃ賞」、「ぞっこん絵本賞」にちなんで、特別選考委員の「MOE」編集長・門野さんから“プログラミング的思考を育む絵本”が紹介された。また、「きょうのおやつは かがみのえほん」が受賞した「ぞっこん絵本賞」にノミネートされた作品はこちら。各賞のおもちゃと合わせて、クリスマスプレゼント選びの参考にしてみては。

〇ヨシタケシンスケ著「つまんない つまんない」(白泉社)、「みえるとか みえないとか」(アリス館)

「ヨシタケシンスケさんは非常に注目されている作家さん。つまんないってどういうこと?から発想を広げて、当たり前のような出来事を深堀して考えていく。読み聞かせには向いていないが、子ども自身が読んで楽しみながら考えていく絵本」(門野さん)

〇柳生弦一郎著「はなのあなのはなし」(かがくのとも絵本)
〇坂井治著「13800000000ねん きみのたび」(光文社)
〇かこさとし著「みずとはなんじゃ?」(小峰書店)
〇鈴木のりたけ著「しごとば」(ブロンズ新社)

「福音館書店の月刊誌『かがくのとも』はおすすめ。科学的なことを勉強するというより、身の回りにある当たり前のことを理解していく。子どもはなぜ?どうして?とよく聞くが、正確に答えられる大人は少なく、子どもの問いにスルーしてしまうことも多い。プログラミング的思考で大切なのは的確な指示。それには自分で考える力が必要になる。そうした身近にある当たり前を考えていくことによって、考える力を養えるのではないかと。

目の前の情報を受け取り、理解して、応用する力を養うという観点からこれらの作品を選んだ。プログラミングという言葉はデジタル的だが、実は物事をひとつひとつ解決していくというアナログ的なことでプログラミング思考は育まれていくのではないかと思う」(門野さん)

文/阿部 純子

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