2.編集者 中川淳一郎さん
中川淳一郎さん(編集者・46歳)は、なんとサウナ歴22年。かつては月15回ほど通っていたというが、今は月1回ほどだという。
—サウナ好きになったきっかけは?
中川さん:汗をガンガンかき、喉をカラッカラにし、その後ビールをおいしく飲めるから。あとは、絶対に太りたくない、と考えているため、代謝を上げるべくサウナに入ります。若干の筋トレも今は続けていますが、サウナのお陰もあってか(真偽不明)、168cm、54〜55kgほどをこの20年維持できています。
—サウナの魅力・醍醐味は?
中川さん:先の内容に加え、「耐久勝負」を見知らぬ人々とやっている感覚が好きです。あとは苦しさに耐える(とはいえ人生にそこまで悪い影響はない)を時々やるのはいいかな、と思います。普段の仕事や友人関係では出会えないような人々の会話を聞くのも好きです。
—空前のサウナブームの中、男性にとって「癒し」になっていると思うか。
中川さん:なっていないと思います。あくまでも「男同士の『どっちが長く入ってられるか』『ワシのほうが汗をたくさんかいてるぞ』勝負」であり、殺伐としたコロシアムのような場所だと思います。さらには、汗でびしょびしょのオレンジタオルに座るときなど「チッ」と思ったりするので、癒しとは別ではないでしょうか。
—「家サ活」をしてみたいか。してみたい場合、それはどんなときか。
中川さん:ビールを飲む前とかがいいでしょうね。あとは風邪をバシッと治したいときなどにいいのでは、と思います。
サウナは男にとって、「癒し」の場にも、「勝負」の場にもなるようだ。またサウナにはダイエットやリフレッシュ、リセットなどさまざまな嬉しいメリットもある。自分なりの楽しみ方を見つけてみるのもいいかもしれない。
取材・文/石原亜香利