【2:00経過】
3、湯がいたピーマンをボールに入れ、塩昆布、ごま油、塩ひとつまみを加えて和えれば出来上がり。お皿に盛っていりごまをかければ完成です。
★POINT
塩昆布によって塩分は様々なので、味見をしながら塩を入れて調整しましょう。ゴマ油は全体に絡む程度で十分。ボールの底に溜ってしまうようなら多いです。
【5:00経過】
いかがでしょうか。巷ではピーマンをごま油で和えたものを無限ピーマンと呼んで話題になりましたが、そこからさらに塩昆布も追加した状態なのが今回のレシピ。塩昆布単体を食べ続けると塩辛く感じる素材ですが、このようにクセの強いピーマンとごま油で絡めるとなぜか強烈な物同士なのにキチンとバランスよくまとまってくれるのが面白いです。味は濃いめなのでチビチビ食べながらお酒のアテにしたいですよね。でも、止められない止まらない状態に陥ってついつい食べ過ぎてしまうのですが…。そうなると、お酒もついつい進んじゃう一品にもいなってしまいますね。飲み過ぎ食べ過ぎ注意でお願いします! それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~昆布が海の中で出汁が出ないのなんでだろう~?~
テツ&トモの有名なネタで『昆布が海の中で出汁が出ないのなんでだろう~?』という一節がある。もちろん大人はなんとなくその理由がわかると思うのだが、それは生きているから。昆布の出汁となる物質は昆布の細胞膜の中にあり、昆布が死んだ後にこの細胞膜が壊れて水に溶けだすから出汁が出るのである。また、通常昆布を乾燥させて乾物として売られているのは長期保存の為であるのと同時に乾燥させて昆布の細胞を潰すという役目もある。海から採取した昆布をそのまますぐに煮ても細胞が壊れていないからたいして出汁は出ないのだ。
文/ムッシュ・フジタ