Apple Arcadeのおすすめゲーム
ここからは、筆者が実際にApple Arcadeを使いハマったゲームを紹介する。海外テイストのものも多いが、日本のゲーム会社によるオリジナルコンテンツも充実している。アクション、レース、RPGなどジャンルも多岐にわたるため、誰でも自分好みのゲームを見つけられるはずだ。
・Sayonara Wild Hearts
「Sayonara Wild Hearts」は、女性のバイクチームが街中を駆け抜けるレーシングゲーム。ゲームとしての面白さはもちろん、映像の美しさ、音楽のカッコ良さが際立っている。「ミュージックビデオの映像を自分で操作しているような感覚」が味わえるはずだ。
操作はシンプルだが、ステージが進むにつれ難易度は上がっていく。同じステージでも、ハートの獲得数によりスコアが変化するため、やり込み要素もある。
・深世海 Into the Depths
カプコンの「深世海 Into the Depths」は、新感覚の探検アドベンチャーアクションゲーム。水中を舞台にした”動きの面白さ”に加え、グラフィックの美しさにも魅了される。実際に水中で録音されたという「音」も心地良い。
ゲームを進める上で鍵となるのが、「酸素」。移動中は常に酸素が減っていくため、回復スポットやアイテムを上手く使い、海底を探索する。イヤホンで音を楽しみながらプレイすれば、没入が増してさらに非現実的な世界が体験できるはずだ。
・スクウェア・エニックスVarious day life
スクウェア・エニックスの「Various day life」は、”日常”がコンセプトのRPG。ターン制バトルなど従来のRPGらしさがありつつも、「仕事をすることで成長する」など、随所に日常の”リアルさ”が取り入れられている。20種類のジョブ(職業)があり、肉体労働では筋力を、頭脳労働では魔力を鍛えられるという設定も面白い。給仕の仕事をすると「お水はいかがですか?」といった”技”(水系の攻撃)を習得し、戦闘中に使用することもできる。
・コナミ Frogger in toy town
コナミの「Frogger in toy town」は、懐かしの名作フロッガーのApple Arcade版。カエルを操作し、おもちゃの車や食パンなどのさまざまなトラップをかいくぐりながら、ゴールを目指す。ゲーム内に登場する物体の動きはとてもリアル。シンプルながら程よい難易度で、何度も挑戦したくなる。ちなみに、ゲーム中に登場する「赤ちゃん」はかなりの強敵だ。
・ソニックレーシング
「ソニックレーシング」は、SEGAの人気キャラクター”ソニック”が登場するレーシングゲーム。操作はシンプルで、画面の左右をタップしてハンドリングを行う。コース内にある、ブーストスポットやアイテムを上手に活用するのが攻略のポイント。1人でのプレイはもちろん、マルチプレイにも対応しているため、家族や友人とも盛り上がれること間違いなし。なお、筆者は何度やっても3位以内に入れない。
まずは1ヶ月の無料トライアルを活用しよう
他にも実際にいくつかのゲームをプレイしているが、細部まで作り込まれた作品が多く、どれも満足度が高い。しっかりと”エンディング”が用意されているゲームが多いのもApple Arcadeの特徴の一つだ。「ずっと遊べるゲーム」が主流になりつつあるが、物語性があり、完結するゲームもやはり面白い。
Apple Arcade には、1ヶ月の無料トライアルが用意されている。まずは、無料期間中に遊び尽くし、自分好みのゲームを見つけてみてはどうだろうか。
Apple Arcade:https://www.apple.com/jp/apple-arcade/
取材・文/久我裕紀