すし店でのこんな上司の姿にはガッカリ 「うんちくを長々と語る」「店内でタバコを吸う」
ランチタイムや終業後に、職場の人とすし店に行く機会があるビジネスパーソンは多いのではないだろうか。そこで、一緒にすし店に行きたいとは思えないような上司や部下のイメージについて質問が投げかけられた。
ビジネスパーソン(573名)を対象に、どのような上司と一緒にすしを食べに行くとガッカリすると思うか尋ねる調査が行われたところ、「うんちくを長々と語る」「店内でタバコを吸う」(45.0%)が同率で最も高く、次いで、「お酒を飲みすぎて泥酔する」(43.8%)、「大声で話す」(39.6%)、「食べた後が散らかっている」(37.9%)となった。
博識をアピールしすぎると、かえって部下からの印象が悪くなってしまうのではないだろうか。また、タバコを吸う、泥酔するなど、他の客への配慮を欠いた態度も論外といえそうだ。
他方、どのような部下と一緒にすしを食べに行くとガッカリすると思うか尋ねる調査が行われたところ、「店内でタバコを吸う」(42.4%)が最も高く、次いで、「食べた後が散らかっている」(38.9%)、「お酒を飲みすぎて泥酔する」(38.0%)、「食べきれない分を残す」(36.8%)、「大声で話す」(36.3%)となった。
すし店でタバコを吸う部下に対して、残念な人だという印象を持つ人が多いようだ。食べ散らかしや泥酔など、だらしがない印象を与える行動も、NGと考えられていることがわかった。
上司がすしをごちそうしてくれるなら、期待する金額は? ビジネスパーソンの平均は4,537円/人
ビジネスパーソン(573名)を対象に、上司がすしをごちそうしてくれるとしたら、いくらくらいの金額を期待するか尋ねる調査が行われたところ、「5,000円~10,000円未満」(26.2%)や「3,000円~4,000円未満」(24.3%)に回答が集まり、平均額は4,537円となった。平均額を年代別にみると、20代(4,668円)が最も高くなった。
また、自分が部下にすしをごちそうするとしたらいくらくらいの金額を支払えるか尋ねる調査が行われたところ、「2,000円未満」(26.4%)や「2,000円~3,000円未満」(23.4%)、「3,000円~4,000円未満」(23.7%)に回答が集まり、平均額は3,350円となった。
上司がごちそうしてくれる場合に期待する金額の平均と比べて1,187円低くなっており、部下の期待と上司の懐事情との間にはギャップがあることがわかった。
平均額を年代別にみると、50代(3,722円)が最も高くなった。50代には、部下に気前よくごちそうしたいと考えている人が多いようだ。
上司がすしをごちそうしてくれるときに頼むのを躊躇してしまうすし 「まぐろ・大とろ」がダントツ
続いて、上司が部下にすしをごちそうするシーンでのすしネタ選びについて質問が投げかけられた。
ビジネスパーソン(573名)を対象に、上司がすしをごちそうしてくれるときに、頼むのを躊躇してしまうすしを尋ねる調査が行われたところ、1位「まぐろ・大とろ」(46.4%)、2位「あわび」(26.9%)、3位「うに」(24.1%)、4位「まぐろ・中とろ」(19.2%)、5位「いくら」(13.6%)となった。
上司に気兼ねしてか、大とろやあわび、うになどの高級ネタを頼むのを躊躇してしまう人が多いようだ。
また、部下にごちそうするときに、頼まれると思わずビクッとしてしまうすしを尋ねる調査が行われたところ、1位「まぐろ・大とろ」(44.7%)、2位「あわび」(25.0%)、3位「うに」(24.3%)、4位「まぐろ・中とろ」(14.7%)、5位「いくら」(13.3%)となった。
上司がすしをごちそうしてくれるときに、頼むのを躊躇してしまうすしを聞いた結果と同様に、高級ネタが上位に挙がった。これらのすしを部下に注文されたら、懐具合が気になってビクッとしてしまう人が多いのではないだろうか。
すしデート経験者は42%、30代女性では半数以上が経験あり
全回答者(1,000名)を対象に、すしデート(デートの食事ですしを食べに行くこと)の経験があるか尋ねる調査が行われたところ、「ある」は41.5%となった。
「ある」の割合を性年代別にみると、男女とも30代が最も高く(30代男性44.0%、30代女性52.0%)、特に30代女性では半数以上がすしデート経験者であることがわかった。
次に、すしデートをすると相手をもっと好きになると思うか尋ねる調査が行われたところ、「そう思う」は20.2%となった。また、すしデート経験者の回答をみると、「そう思う」は32.8%という結果に。
さらに、すしデート経験者の男性では「そう思う」が42.8%と、全体(20.2%)より22.6ポイント高くなっていた。デートですしを食べた男性の多くが、“すしデートで相手をもっと好きになる”と実感しているようだ。