LEDの光は色の種類によって効果が異なる。EMS使用時は白色、温感RF使用時は赤色が点灯。可視光の中で最も波長が長いのが赤色で、これによって肌の深部にまで届き、エイジングケアを助ける。白色の光はさまざまな光がミックスされてできた光であり、複数の波長が肌の内部に浸透し、複合的な効果をもたらすことでリフトケアに導く。
大阪体育大学体育学部・スポーツ科学研究科による、平均年齢51歳の女性5名が1回3分間使用した前後の検証データでは、全員の肌の弾力性がアップ、ハリが出たという結果に。二の腕サイズの測定では、5人全員がサイズダウンし平均4mmとなった。
さらに15日間使った被験者の写真を比較すると、あごからデコルテのラインが変化している。フェイスメイクエステを継続的に使うことで、リフトアップやひきしめ効果が期待できる。
【AJの読み】かなりビリビリするが、これがやみつきになりそう?
EMSやRFを使う際は肌にしっかりと水分を含ませることが大きなポイントとなる。完全防水機能で丸洗いもでき、お風呂の中で使うことができるので、全身のケアはバスタイムにゆっくりと行うのがおすすめ。
お風呂以外では、フェイスメイクシリーズ専用ジェル(別売・3000円税別)、もしくは市販のジェルをあてる場所にたっぷり塗ってから使用する。市販のマッサージジェルでもOKだが、乳液は避けた方が良いとのこと。
EMSを一度押すと弱モード、二度押すと強モードに。電極針の面をあてるとピリピリと刺激があり痛いと感じるほどだが、電気は肌の接点が広いほど電流の流れが穏やかになるため、面全体を押し付けると逆に痛くなくなる。
温感RFはEMSを長押ししてオフにしてからRFボタンを長押し。RF機能の場合は動かさずにじっと温めるのがコツ。おすすめの使い方はほうれい線。ほうれい線の角度に合わせて電極ヘッドが沿うようにあてて10秒置く。
アテックスがおすすめするスタンダード3分間コースを紹介しよう。EMSとRFを両方長押ししてダブルで使う。EMSの強さは好みで。まずはリンパの流れの基本になるデコルテ部分のケア。鎖骨の上にある溝に電極ヘッドが沿うようにあてる。当てながら内から外へ左右に15回動かす。次に電極針の面を使って鎖骨の下に当てて、内から外へ大きくゆっくりと流す。最後は側頭部のケア。こめかみの辺りから髪をかき上げるようにゆっくりと面を使って20回スライドさせる。リンパを刺激したあとは水分をたっぷりと補充する。
ほうれい線、あごからデコルテ、お腹周りを毎日3分、3週間使い続けているが、使い始めて3日目に会った隊員IMから「顔痩せた?」と指摘を受けた。言われてみれば顔のラインが少しシャープになった気がする。
最初はビリビリが痛かったが、慣れるとさほど気にならなくなった。肌に水分がないとビリビリを全く感じないので、使用する際は必ず肌をうるおい状態にさせることが大切。効いている実感があるので、今後さらに継続して、あごの下にあるぷるぷるのお肉をなんとか退治できればと思っている。
文/阿部 純子