【3:30経過】
4、豚肉をソテーしたフライパンをサッと拭いて再び火にかけ、擦りおろした物、酒、みりん、しょう油、砂糖を加えてひと煮立ちさせる。
★POINT
最初に擦りおろした物を入れて素材に火を通しましょう。その後、アルコール分を含む酒、みりんを加えてアルコールを飛ばし、しょう油、砂糖で味を整えるという順です。
お皿にベビーリーフとソテーした豚肉を盛り、ソースをかけてパセリを振れば完成です!
【5:00経過】
いかがでしょうか。下町洋食屋さんにありそうな雰囲気だけど、意外とお店のメニューにはない一品。玉ねぎソースのような、生姜焼きソースのような、フルーツそーすのような風味が豪華な味深さを生み出し舌を唸らせてくれます。作り方も擦りおろして煮るだけなので簡単ですよね。淡白な味の豚ロース肉だからこそ、存在感の強いこのソースがよく合います。お酒もすすんじゃうこと間違いなしでしょう! ぜひ、お試しいただければと思います。それでは今宵も、良いお酒を♪
『お料理うんちくツイート』~生姜は風邪ひかない!?~
世界中で親しまれている生姜。その歴史はとても古く、紀元前300~500年頃にはすでに薬用品として使われていたのだとか。また、野性の生姜というものが見つかっておらず、未だに原産地がわからない。現在のしょうが栽培の方法は、根茎の分割によって株分けされ成長させる。ちなみに、ヒトが風邪をひいたときには強い味方になってくれる生姜だが、生姜は栽培の際には寒さに弱いというのだから面白い。
文/ムッシュ・フジタ