パスタを電子レンジで簡単にゆでることができる容器を知っていますか? パスタを鍋で作る時は、お湯沸かして塩をふり、沸騰するまで待ってからパスタを入れ、数分ゆでてからザルへ移して湯切りするという手間がかかります。また、ソースを作るとなると、パスタのゆで時間に合わせないといけないのでひと苦労ですよね。
ここでは、そんな困った問題を解決してくれる電子レンジでパスタが作れる容器をご紹介します。
知らないとまずい! 電子レンジでパスタが作れる容器知ってる? その性能とは
電子レンジで作るパスタは、簡単で洗い物がでないので後片付けがラクに済み、時短調理にはかかせません。また、電子レンジでパスタをゆでている間にソース作りができるので、パスタとソースの完成時間を合わせやすいのが魅力的です。ここでは、電子レンジでパスタが作れる容器のメリットや使い方をご紹介します。
電子レンジでパスタを作るメリットは? おすすめポイント!
電子レンジでパスタを作る最大のメリットは、後片付けの少なさです。専用の容器を使うことで計量から湯切りまでが1つの容器で完了し、そのままお皿として使える製品もあるので、洗い物が少なく済みます。また、同じタイミングに完成させるのが難しいソース作りも、電子レンジであればパスタのゆで終わり時間が表示されているので、簡単に合わせることができます。
電子レンジでパスタを作る時は、容器の計量穴で麺を200gピッタリに量れる
電子レンジでパスタを作る容器には、計量穴がある製品が多く、パスタの量を簡単に量ることができます。穴に入る量が100gの製品では、2回に分けて量ることで200gのパスタを取り分けることができ、計量ツールを使う手間を省いてくれます。
電子レンジでパスタを作る容器を使うと、鍋より調理時間がかかる?
電子レンジでパスタを作る時間は、鍋でゆでる時間と同じ物もあれば、さらに時間がかかる製品もあり、容器の種類によって異なります。東急ハンズが販売している『レンジでパスタ』の場合は、1人分(約100g)は鍋でゆでる時間+5分、2人分(約200g)は鍋でゆでる時間+8分必要です。
電子レンジでパスタをゆでるコツは時間の調整!
電子レンジでパスタを上手にゆでるためには、加熱時間の調節が大切です。各パスタに表示されている標準ゆで時間は、目安なので調整する必要があります。やわらかく作りたい場合は加熱時間を長めに、固めのアルデンテに作りたい場合は早めに加熱を終了してください。また、ゆでる際の水量でも固さが変わるので、なるべく計量してください。
電子レンジでパスタをゆでると、水が吹きこぼれてしまう時は?
加熱中に水が吹きこぼれてしまう時は、パスタや水の分量、加熱時間を確認してみてください。また、製品によっては、断面に切り込みが入っているパスタや早ゆでタイプ、径1.3mm以下の細めんなどは使用できないこともあるので注意してください。
電子レンジでパスタを茹でる容器はダイソーなどの100均でも販売している?
100円ショップでは、電子レンジでパスタを茹でる容器を販売しているようです。店舗や時期によって取り扱い製品は異なりますので、100円ショップに立ち寄った際は、探してみてはいかがでしょうか。
『@DIME』では、100円ショップで購入した容器でパスタを作ってみた記事が掲載されていますので、参考にしてみてください。
【参考】『@DIME』:60代男子、厨房に入ってパスタ作りに挑む!
専用の容器がなくても作れる! 電子レンジで作るパスタレシピ
『レンジで黄金クリームパスタ』 レシピ提供:エバラ
[材料]
○スパゲティ(乾燥):160g ○熱湯:400ml ○サラダ油:適量 ○塩:少々
○鶏もも肉:200g ○しめじ・エリンギ:1パック ○生しいたけ:2個
○『エバラ黄金の味』(エバラ商品):100g ○生クリーム:100ml
○黒こしょう(粗挽き):少々 ○パセリ(みじん切り):適量
[作り方]
1.鶏肉の皮目をフォークで数か所さしてから一口大に切り、『エバラ黄金の味』20gで下味をつけます。きのこ類は石づきを切り、しめじは小房に分けて、エリンギは縦に割き、しいたけは5mm幅に切っておきます。
2.耐熱容器にきのこ類を入れ、鶏肉を乗せてラップをかけ、500Wの電子レンジで約8分加熱します。
3.深めの耐熱容器にスパゲティを半分に折って入れ、熱湯・サラダ油・塩を加え、スパゲティに表示されているゆで時間通りに500Wの電子レンジで加熱します。
4.ゆで終わったら熱湯を捨て、(2)・『エバラ黄金の味』80g・生クリームを加えて混ぜ合わせ、再びラップをかけて500Wの電子レンジで約1分加熱します。
5.加熱終了後、黒こしょうで味を調えてお好みでパセリを散らし、完成です。
[ポイント]
(2)の時は、火の通りムラができないように鶏肉は中央に置かず、ドーナツ状に並べてください。また、きのこ類から水分が多く出た時は、軽く汁気を切ってからスパゲティに加えましょう。
デンプンでパスタをコーティングする『絶品レンジでパスタ』とは?
簡単にパスタをゆでることができる『絶品レンジでパスタ』は、デンプンを含んだゆで汁が噴出口から溢れたあとフタの穴から容器内に戻り、ゆで汁を循環させることでパスタ表面にデンプンをコーティングし、もっちりとした仕上がりにゆであげる便利グッズです。ここでは、『絶品レンジでパスタ』の簡単な使い方や、失敗しないために気をつけることをご紹介します。
ゆでる時に塩が要らない! 『絶品レンジでパスタ』の使い方
『絶品レンジでパスタ』は、パスタ袋に表示されている時間通りの加熱で「ゆでる」作業が完了し、さらに湯切り不要でパスタが作れる時短グッズです。また、使い方も簡単です。
1.フタを裏返し、計量穴でパスタを100g(1人前)計ります。
2.パスタ袋のゆで時間通りに、熱湯を容器の目盛りまで入れてからパスタを入れます。
3.パスタ袋に表示されているゆで時間に合わせて電子レンジで加熱します。
4.完了後、ゆで汁とパスタをからめて完成です。
『絶品レンジでパスタ』を使うメリットは簡単・時短だけじゃない!
「絶品レンジでパスタでゆでたパスタ」と「鍋でゆでたパスタ」をハウス食品分析テクノサービスが試験した結果では、「鍋でゆでたパスタ」よりも「絶品レンジでパスタでゆでたパスタ」のほうがソースのからみが70%アップしています。さらに食味官能試験の評価でも、もっちり感・旨み・甘さ・つや・香りの全ての項目で高い評価を得ています。
『絶品レンジでパスタ』でパスタゆでを失敗しないために注意すること
『絶品レンジでパスタ』を使う時には、いくつか注意点があるのでご紹介します。
1.直火・オーブン・グリル・オート加熱・おまかせ加熱などは、使用しないでください。
2.空焚きはしないでください。
3.容器が変形・発煙・発火した場合は、すぐに使用をやめてください。
4.加熱後は容器が熱くなっているので、フタを開ける際はやけどに注意してください。
エビスが販売している『絶品レンジでパスタ』の「そうめん」バージョンがある?
エビス 『レンジでそうめん』
エビスが販売している『レンジでそうめん』は、鍋を使わずに電子レンジでそうめんがゆでられる便利グッズです。ほかにも、ひやむぎ・そば・うどんなどをゆでることができます。
電子レンジでパスタをゆでたあと、そのままお皿になる調理グッズ!
東洋セラミックス 『レンジでOK!ニューパスタ皿』
パスタだけでなく、煮物・野菜の下準備・蒸し物・カレーなどの調理に活躍し、調理後そのまま皿としても使用できる便利グッズです。1300℃の窯で高温焼成している器は磁器製なので、電子レンジに入れても変質することがありません。
【参考】Amazon:『レンジでOK!ニューパスタ皿』詳細ページ
電子レンジでパスタがゆでられる便利グッズを購入する前に注意すること
電子レンジでパスタがゆでられる便利グッズを購入する前は、必ず「使用できる電子レンジのサイズ」を確認してください。商品によっては、庫内幅や奥行きが28cm以上のこともあり、適切な空間を取れない場合は、上手く作れないこともあるので注意してください。
簡単に電子レンジでパスタがゆでられる便利グッズを活用し、調理の手間を省きつつ、おいしいパスタを作ってみてはいかがでしょうか。
※データは2019年10月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/Sora