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60代男子、厨房に入ってパスタ作りに挑む!

2019.03.03

 パスタをほどよく茹でるには、経験が必要とよく聞く。鍋に水をたっぷりと入れて沸騰させ、適量のパスタを入れる。お湯が噴きこぼれないように、見張っていなければならない。茹で時間を間違えると、固すぎたり柔らかすぎたりして美味しくない。これってラーメンや蕎麦でも同じではと思うが、機会がなく茹でたことはなかった。というより、釣った魚こそ捌くものの、僕はほとんど料理をしない。

 しかし料理は、リタイアした男が新たに始める趣味の代表だ。定年して約3ヶ月後の2018年、『dancyu』2月号に家庭で有名レストランの料理を作ろうという特集があり、何気なくパラパラと立ち読みすると、イタリア料理店「メログラーノ」のトマトソース・レシピが載っていた。「メログラーノ」に行ったことはないし、店名も知らなかったが、無性に作ってみたくなった。完成まで3時間以上かかるというこのソース、記事本文に「かかる時間への、恐ろしいアナログ手法への、手を出さないことへの、さまざまな我慢の上の勝利だ」という一節があり、アナログレコードおじさんの琴線に触れたのだ。

初めてのパスタソース作りで断念

『dancyu』を購入し、初パスタソースに挑んだ。レシピ通りのはずながら、鍋の中のホールトマトやタマネギの姿は、時間とともに掲載写真からかけ離れた状態になっていく。分量や時間は、数字通りにやっているのに? 火加減が、混ぜ方が、悪いのだろうか? 次こそはと1ヶ月半に3回チャレンジしたが、毎回ソースが焦げてしまう。“トマトソース焦げ風味仕上げ”だ。不慣れなのか才能がないのか、いずれにせよ“勝利”には程遠かった。

 この3回のソース作りの際、当然ながらパスタも茹でる。こちらはパスタの袋にある茹で方通りにやればいい。やってみると経験なきビギナーでも、固すぎず柔らかすぎず、少なくともまずくはない仕上がりとなった。とはいえソースがソース、自分は料理には向かないと痛感し、定年後の趣味に加えることなきまま約1年が過ぎた。

パスタによって、茹でる時間はまちまちだ。

100均の便利グッズを使ってみた結果

 さて最近、100円ショップであるモノを買おうと店内を探していると、電子レンジでパスタを茹でるという調理器が目に入り、ガスコンロの火でパスタを茹でた経験を思い出した。電子レンジならお湯の噴きこぼれを見張る必要はないし、茹で時間もタイマー任せでいい。火より遙かに楽だと感心しつつ、値段を見ると100円だ。100円ショップだから100円で当たり前だが、その時はこんな便利なモノが100円で買えるはずがないと思った(実際、100円ショップとはいえ、100円を超える商品も売られている)。でも、正真正銘100円(税込108円)。試してうまくいかなくても、100円ならと割り切れる。久しぶりにパスタを茹でてみようと購入した。

100円ショップで購入のパスタ調理器。蓋中央が浮いてしまう。

1人前100gを計量器で計る。

 使ってみる。計量した1人分のパスタ100gを入れた調理器に、側面水位線までの水と小さじ2分の1の塩を入れて、電子レンジで加熱(パスタの袋に記載の加熱時間+4分/600wの場合)、これでOK。ガスコンロより遙かに簡単ながら、この先に落とし穴があった。熱湯(加熱された水)の入った調理器に蓋をして電子レンジから取り出すのだが、蓋中央付近が浮いてしまい閉まらない。調理器上方両端には、湯切りのための穴が空いている。

 調理器を手に持ち水平に保てればいいのだが、そうはいかず熱湯が右に左に上に下にゆらゆらし、蓋の浮き部分や湯切りの穴からこぼれる。蓋が閉まらないのは購入した調理器がたまたま不具合だった可能性もあるが、なんであれ湯切りの穴は空いているので熱湯のこぼれは避けられない。蓋に大きな字で“やけどに注意!”と書いてあるように、やけどの危険性があるのだ。まあそうとわかっていれば、タオルを手にして持つなど、やりようはあるだろうが。

蓋に“やけどに注意!”と注意書きが。

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