2019年9月に発売されたAppleの「iPhone 11 Pro/Pro Max」は、超広角を含むトリプルカメラ搭載し、夜間撮影を強化したことなどが話題になりました。そこで、一足先に超広角カメラを搭載し、暗所撮影などでも評価の高いファーウェイの「P30 Pro」、サムスンの「Galaxy S10+」と「iPhone 11 Pro」のカメラを撮り比べてみました。
左からGalaxy S10+、P30 Pro(上)、iPhone 11 Pro(下)
想像以上の広範囲が撮れるiPhoneの超広角
3機種の広角(標準)、超広角、望遠の写真を撮ってみました。
iPhone 11 ProとGalaxy S10+は10倍、P30 Proはなんと50倍までデジタルズームが可能ですが、ファインダー上にあるアイコンやドットをタップしてズームできる画像でチェックしています。
iPhone 11 Proは「1x」「2x」「0.5x」
Galaxy S10+は「木2本(1x)」「木1本(2x)」「木3本(超広角)」
P30 Proは「1x」「5x」「10x」「広角」の画像です
あいにく小雨が降る中で撮影を行ったのですが、Galaxyはかなり色鮮やかで、天気が良いように撮れてしまいました。超広角で撮った写真の空がほんのり青いです。
P30 Proはコントラストが低めな印象。また、焦点距離の関係か、超広角で撮れる範囲が他より狭くなりました。10xはデジタルズームですが、しっかりディテールが写ります。P30 Proは50倍のデジタルズームで月も手持ちで美しく撮れるスマホとして評判です。
なお、3機種の中ではiPhone 11 Proの超広角がもっとも広い範囲を撮れるようです。