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「オーナメント」の意味とは?選び方やクリスマスツリーを美しく飾り付けるコツ

2024.12.01

クリスマスツリーには、飾る人のセンスや想いが表れます。インテリア空間にマッチしたおしゃれで個性的なツリーをつくりたいときは、オーナメントにこだわりましょう。

バランスよく見せるデコレーションのコツやコンセプト別の配色例を紹介します。

クリスマスツリーを彩るオーナメントとは?

オーナメントはクリスマスツリーに欠かせないアイテムです。

一つ一つに込められた意味や色のバランスを考えながら選ぶと、ツリーがよりすてきなものになるでしょう。

オーナメントの意味

『オーナメント(ornament)』は、英語で『飾り』や『装飾品』を意味します。クリスマスのオーナメントといえば、クリスマスツリーの装飾を指すことがほとんどです。

クリスマスにツリーを飾る文化は1400年代前半のドイツで生まれました。パン職人の信心会が聖霊救貧院にツリーを飾ったことが始まりといわれています。

リンゴ・ボール・杖など、オーナメントの種類は多種多様ですが、それぞれに意味があるのはご存じでしょうか?

『トップスター』は輝き・賢者・希望、『リンゴ』はエデンの園にある禁断の果実、『杖の形をしたキャンディ』は迷える子羊たちを導く羊飼いの杖がモチーフになっています。

人気のオーナメントの種類

リンゴや杖などの定番のほかに、以下のようなオーナメントも取り入れてみましょう。クリスマス前の華やかさや聖夜の神秘的な雰囲気が演出できます。

パっと華やかに見える星やスノーフレーク

もみの木全体をキラキラと輝かせて華やかな雰囲気をつくってくれるのが、スノーフレークや小さな星のオーナメントです。

スノーフレークは、繊細な形をした『雪の結晶』で、ホワイトやシルバーの淡い色合いが、もみの木の深いグリーンによく映えます。

うっすら雪化粧をしたようなツリーになり、クリスマス感がぐっと増すでしょう。ゴールドやシルバーの小さな星は、オーナメントの中でも高い人気を誇ります。

360度どこから見ても美しい『立体型』や華やかな『透かしスター』など、たくさんの種類があって選ぶ楽しみもあるでしょう。

幻想的な雰囲気をつくるライト

クリスマスの幻想的な雰囲気をつくるのに欠かせないのが『ライト』です。ライトは、森の木々の間から見える無数の星を表しており、昔はろうそくが用いられていました。

現在はLEDが主流で、シンプルな白系から赤や青などの鮮やかなカラーまでさまざまな種類があります。

ライトの球数は、120cmで『30~50球』・150cmで『50~100球』・180cmで『100~150球』が目安です。部屋の中央に飾る場合は『コーナーに飾るときよりも球数を多くする』と存在感が増します。

ライトの飾り方は、360度どこから見ても美しい『全面飾り』や半面のみを装飾する『半面飾り』、縦方向に飾る『放射巻き』などさまざまです。

コーナーに飾る際は、半面飾りにすると電気代が抑えられます。

おしゃれに飾るためのコツ

クリスマスツリーの飾りつけは、その人のセンスが問われるといっても過言ではありません。お客様をお迎えしたときに「すてき!」といわれる飾り方のコツを紹介します。

オーナメントボールをバランスよく

カラフルでメタリックな輝きが特徴の『ボール』は、クリスマスツリーに欠かせないアイテムです。

レッドはキリストの血・ホワイトやシルバーは純白・グリーンは永遠の命・ゴールドは気高さを表しており、色の組み合わせやボールの大きさによってツリーの印象が大きく変わります。

ボールの数は『ツリー全体の約2割』がよいでしょう。リボンやスノーフレーク、ライトなどほかの装飾と組み合わせることを考慮すれば、ボールの数は多すぎないほうがベターです。

ガーランドを組み合わせて豪華に

『ガーランド』は、花や葉っぱなどの植物を編んでつないだ網状の飾りです。ロープまたは麻紐にモミ・ローズマリー・ヒムロスギ・シダなどの植物をワイヤーで巻き付けてつくります。

数種類のグリーンを混ぜながら使うと、立体感と色のグラデーションでさらに美しく仕上がるでしょう。

ガーランドをツリーに巻き付けるのは『オーナメントを取り付けた後』です。空白部分を埋めるようなイメージでバランスよく飾っていきましょう。

色はごちゃごちゃさせない

オーナメントの色は『3種類以下に留める』とセンスよく見えます。

シルバーとホワイトの2色使いは洗練されたシックな印象、レッドとゴールドの組み合わせは華やかなクリスマス感が演出できるでしょう。

ホワイトにブルーやパープルなどの寒色系を合わせれば、雪をかぶったような繊細なスノーツリーになります。

1色のみで統一する際は、オーナメントの大きさや質感、ライトの明るさなどを微調整して単調にならないように心がけましょう。

光沢感やデザインの違いを活用すれば、1色でも厳かな雰囲気の飾りつけにまとまります。

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